製品情報

京セラ

TREVA HC-D01

【主なスペック】
【発売日】
2000年09月
【メーカーサイト】
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ユーザーレビュー

2001年01月10日 00時00分
Panasonic の KX-HS 100とともに使っています。Feel H" 端末どれにでもつながるので、良く出来ていますね。価格も3980円とお手ごろですので、Feel H" User にはマスト・バイのアイテムでしょう。

画質は所詮 Feel H" の現行端末が256色対応でしかなく、カメラの CCD も10万画素しかないので、写真品質には期待しすぎてはいけないですし、スペック・価格に応じた品質でしかありませんが、遊びで使うには十分です。

評価出来るポイントは、スケルトン色も選べる色の豊富さ、カメラ本体の軽さと小ささ、そしてストラップにもつけられる半円形のカメラホルダーのデザインでしょう。90度くるっとひねるだけで外すことが出来、カチッとはめると簡単には外れなくなるこのデザインは非常に秀逸です。

また、機能ボタンを押すと、撮影中の液晶画面が反転する機能が有り、相手側、自分側をカメラをくるくるまわしてどちらでも撮影出来るのは便利です。Panasonic では(他メーカーの機種もきっとそうだとは思いますが)、電話帳の項目に「写真」というところがあり、撮影済みの写真を電話帳の項目に指定して、画像とリンクしてしまえるのも芸が細かいですね。

撮影時には、カメラのシャッター擬音が「かしゃっ」と鳴るギミックも笑えます。
撮影ボタンは、中央の H" 印の4方向ボタンを垂直に押し込む事で代用しています。

撮影した画像には、種類は少ないですが、プリクラの様に漫画的なフレームを、画像のまわりに撮影後からでも追加出来る機能も、遊び心があって良いですね。(フレームの種類は、ちょっと子供っぽいので、もっと Cool なデザインが多数追加される事を望みますが。)

Treva で遊び始めると、しょっちゅう壁紙を変えて楽しめる訳ですが、注意も必要です。壁紙表示無しでは、Panasonic H" 本体の待ち受け時間は600時間というカタログスペックですが、壁紙を表示すると350時間と(まあそれでも実用的ではありますが。)電池の持ちはほぼ半減する様ですので。

余談ですが、白黒の H" と比較すると、さすがにカラーの Feel H" の電池の持ちは短いですね。白黒 H" は、通話時間があまり長く無い当方はほぼ1週間毎(或いはそれ以上)の充電で大丈夫でしたが、Feel H" はこのカメラ機能の他、着メロやデジタルレコーダーでも遊んでしまうせいか、2〜3日に一度は充電しています。これは使い方で個人差が出てくるとは思いますが。

その他、弱点をあげれば、カメラのレンズの若干の暗さ(室内でも明るくないと厳しい。コントラスト調整は、数字ボタンの1と3で多少は出来ますが、それほど期待は出来ず。)と、撮影画像の、液晶画面での追従性の遅さでしょう。画像を CCD が捉えてから、液晶画面に表示される迄、0.5 - 1.0 秒程度のタイミングのずれがあるので、やや最初はとまどいます。慣れれば、まあおもちゃですし、割り切れるのですが。このあたりは、リアルタイム画像表示に普通のスチルデジカメで慣れた方にはちょっと手放しではおすすめ出来ない部分ではあります。(ただ、撮影した後の画像の、端末上でのブラウズはさくさく感覚です。)

SD Card を挿入すると、画像を保存するフォルダが飛躍的に増大、最大900枚以上のデジカメ画像を電話の中に保存することが可能となります。

撮影した画像を、メールに添付して送る事も簡単な操作で行えます。
画像サイズはわずか1枚 7K 程度のデータサイズで、大きさも電話の液晶画面サイズでしかありませんが、撮影してすぐに電話から画像をメールできるのは面白いですね。次のバージョンでは、是非是非この機能を、より解像度の高い CCD とよりきれいな電話機の TFT 画面で実現して欲しいものです。

全般には大変気に入っていますので、Feel H" 購入検討中の方は、是非販売店店頭でもお試し下さい。DDI ポケットの販売員のお姉さんがいれば、大抵はデモしてくれますので。

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