製品情報

PFU

fi-4110EOX2

【主なスペック】
【メーカーサイト】
LINK

ユーザーレビュー

2003年05月13日 00時00分
最初に箱を開けたときはなんて小さい奴だと思ったが、こいつはあなどれない。

こいつのすばらしいところは紙をスキャンして即PDFに変換してくれる点である。
白黒とカラーを自動で識別するし両面に印刷されていても一度に両面スキャンしてくれる。
USB接続で簡単だし。
この値段では個人ユーザーにはお勧めできないが企業ユーザーでPDFを扱う部門であれば持っていて損はない。
書類をセットして本体のボタンを押すだけでPDFの出来上がりである。
取り込みモードが、ノーマル、ファイン、スーパーファインの3種類あるのだが、スーパーファインにすると白黒モードで取り込んでも処理にけっこう時間がかかる。
普通の文書ならファインまでにしておいたほうがいいだろう。

付属のドライバソフトは、本体のボタンが押されるとスキャンを開始して、PDFファイルを連番、または時刻を元にしたファイル名をつけて自動的に指定フォルダに保存してくれる。
 (例 データ001.pdf データ002.pdf のような連番 または 2003年05月01日13時00分00秒.pdf)
そして、保存後にAcrobatまたはAcrobat Readerを起動して作成したPDFを表示することが可能である。
さらにこのドライバソフトは、保存後に任意のプログラムを起動するように設定することができる。そこで私はVisual Basic 6.0 を使ってプログラムを自作して、職場の簡易文書管理システムとして使うことにした。自作プログラムは、出来上がったPDFファイル名を受け取ったらWebbrowserコントロールでそのPDFファイルをフォーム上に表示し、作業者にその文書の情報を入力させて、サーバーの決められたフォルダに一定の命名規則に従ったファイル名に自動的に変更して保存するというものである。

残念なのはこいつがTWAINに対応してないということである。対応していれば他のソフトからでも使えると思うのだが、複数ページを取り込めるようになっている以上、仕方がないといったところか。

これで職場の机の上もすこしはきれいになるだろう。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]