無名の新人著者にして初版発行部数1万8千部!書店員も絶賛の古典エモ訳エッセイ『いとエモし。超訳 日本の美しい文学』4/7発売


株式会社サンクチュアリ・パブリッシング(本社:東京都文京区 代表取締役:鶴巻謙介)は、2023年4月7日より、書籍『いとエモし。超訳 日本の美しい文学』(著者:k o t o)を全国の書店にて発売開始します。


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■「をかし」を「エモい」に変換することで繋がった感情

本書は、枕草子、万葉集、古今和歌集、徒然草……などに綴られた古の言葉たちを、「いまを生きる私たちの感覚」に合わせて超訳した上で、超美麗なイラストによって視覚化した新感覚エッセイです。
幼少期の家族との記憶、学生時代の甘い記憶、当時の恋人との甘くて苦い思い出、その時の音楽、匂い、風景。自分の中にさまざまな「エモい」感情があるけれど、1000年前も全く同じ。美しい景気に思いをはせ、「エモい」感情を言葉にして残していたのです。

■Z世代でも古語ブーム SNSで共感を求める

近年、古典や短歌がブームになりつつあります。新元号発表の際、菅官房長官(当時)が新元号「令和」の出典は『万葉集』と明かしたことから一気に古典ブームとなり、大ヒット漫画『鬼滅の刃』『呪術廻戦』などでは古語が多用されたり、2022年NHK朝ドラ『舞いあがれ!』でも劇中に短歌が使われていました。
SNSでは「#現代短歌」「#短歌フォト」などのハッシュタグも話題となり、自分の感じたセンスに「いいね」と共感してくれる喜びが現代とうまくマッチしているようです。

■編集長が惚れ込んだ無名新人「k o t o」と超美麗なイラストがマッチ

著者のk o t oさんは無名の方で持ち込みでもってきた作品でしたが、その内容のクオリティの高さに編集長が惚れ込み異例の出版が決まりました。
また自分が書いた文章の世界観をより色濃くするために、pixivで素敵なイラストを日々探し、およそ3万点の中からぴったり当てはまるものを1枚1枚厳選しました。

<本文より抜粋>

「国語の授業って、なんか意味ありますー?」と、思い続けていた10代の頃。
とにかく退屈だった。特に、古典。あれはもう呪文だ。
なんでわざわざ、「いま」に生きる私たちが、古〜い失われつつある日本語を覚えなきゃなんのだ
(きっと、そう思っていたのは私だけではないはずだ)。

でも、それから時がずいぶん経ったある日のこと。ふとした瞬間に、『枕草子』の一節が飛び込んできた。

「まいて雁(かり)などの つらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。」

この「をかし」という単語が、突然私の心をつかんだのだ。

「をかし」とは、それこそ国語の授業では「なんとなく趣(おもむき)のあること」と、習った。
「なんとなく」というふわっとした言葉と、「趣」という直感的に解釈できない単語が合わさったときの
絶望的なまでの「つかみどころのなさ」に思考停止。私は考えるのをやめた......そのまま時が過ぎていった。

しかし、学校を卒業し、不本意ながら社会というものと関わることとなり、時には「オトナ」 という
コスプレをし、人間関係で困り果てたり、仕事や将来のことで思い悩んでみたり、多少のロマンスもあったりなかったりなど、ティーンエイジャーのときよりは、経験値や浅知恵のようなものがついてきた今日この頃。私はその日、「をかし」をこう解釈した。

「ああ、『エモい』ってことか」

その瞬間、作者・清少納言の気持ちが、ちょっとだけわかった気がしたのだ。

「あ、これエモいな」と感じたことが、私にもあったなと思った。
生まれ育った場所で、旅先で、あたらしい環境で、1人で、誰かと一緒に。
自分も、彼女たちと同じことをし、同じことを感じていたのだ。

いとをかしとは、「まじエモい。」だったのだ。

そんな経験をきっかけに、私はいろんな作品を集めて、読んでみた。
すると、たとえば「和歌」という限られた文字数の中で風景や気持ちを切り取ることがいかに神業か、そして、そこにどれだけの想いがこもっているのかを知る。

これらを、ただ現代語訳で終わらせるのではなく、いまを生きる私たちの感覚に寄せた言葉で表現できないだろうか? もっと、彼らが表現したかった世界を、彼らが見ていた画を、感覚的に理解できないだろうか?
そう考え、あれこれ試しながら書き溜めていたものをまとめたのがこの本です。

■モニター読者が軒並み大絶賛!

発売前の書籍をデジタルファイルで読めるサービス「NetGally」にてモニターを行ったところ、沢山のご応募、また好意的な感想を多数いただきました。

(30代・男性)
「なんですが、この内容は!!初見の感想が、まさにこれでした。日本の美しい古事。だけど、今は使わない言葉だから、意味が分からない。だから、知らない。というか読みたくない。と今まで思っていましたが、今回の本は、その考えを180度以上変えてくれる作品です。学校の古文の授業の時に何でなかったんだろう・・・」

(50代・女性)
「こんな読みものが欲しいなぁってずっと思っていました、私のツボです!
イラストと歌のイメージがシンクロしてじわじわっと目頭が熱くなりました。
仕事が終わった夜や、休日のまったり過ごす時間に思わず開いてみたくなる読み物です。

(女性)
「これがエモいという感情だったのか…!と、新しい発見です。 学校で習ったことのある文章も、どんな意味かもわからないような物語や歌も、現代風に表現されるとこんなにも突き刺さるんですね。現代風なイラストとマッチして、めちゃくちゃ良かったです。」





【中身見本】


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【著者】k o t o(こと)
夜だけ作家。
昼間は会社員、夜は作家、休日は旅人。心の赴くままに、夜な夜な創作活動を行っている。
旅中に出会った『枕草子』がきっかけとなり、古典作品や文学作品を独自解釈した短編、中編を書き綴るようになる。心の動き(エモ)に重きを置いた作風が持ち味。 趣味は、日本各地の自然や土地を見に行くこと。

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