4月17日(月) AndTech「シリコン系負極を用いたリチウムイオン二次電池・バインダーの開発および課題と展望」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定

AndTech 2023年03月27日 15時46分
From PR TIMES

UBE株式会社  飯泉 暢 氏、東京都立大学  都市環境学部 棟方 裕一 氏、国立研究開発法人 産業技術総合研究所  周 英 氏、成蹊大学  理工学部 齋藤 守弘 氏 にご講演をいただきます。

 株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せるシリコン負極での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「シリコン系負極 」講座を開講いたします。

高容量負極に有効な各種の設計,リチウム金属負極における最前線の研究動向とCNTシート技術を解説、又溶剤系および水系ポリイミドバインダについて,開発コンセプト,基本特性,試作した電池の特性、シリコン負極へのリチウムプレドープ法の例や注意すべきポイントについて最新の研究動向を紹介!
本講座は、2023年04月17日開講を予定いたします。
詳細:リンク



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Live配信・WEBセミナー講習会 概要


テーマ:シリコン系負極を用いたリチウムイオン二次電池・バインダーの開発および課題と展望
開催日時:04月17日(月) 10:45-16:50
参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :リンク
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)



セミナー講習会内容構成


ープログラム・講師ー

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第1部 次世代二次電池の研究開発~シリコン系負極を用いた研究開発、展望と課題とは~
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講師 東京都立大学 都市環境学部 環境応用化学科 都市環境科学研究科 環境応用化学域 助教 棟方 裕一 氏


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第2部 カーボンナノチューブシートの組み合わせによる、電流密度・長寿命を実現する大容量リチウム金属負極の開発
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講師 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 ナノチューブ実用化研究センター 主任研究員 周 英 氏


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第3部 高容量シリコン系負極用ポリイミドバインダーの開発
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講師 UBE株式会社 機能品事業部 ポリイミド・機能品開発部 ポリイミドグループ 主席部員 飯泉 暢 氏


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第4部 次世代電池用シリコン負極の創成へ向けたリチウムプレドープ技術の開発
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講師 成蹊大学 理工学部 理工学科 応用化学専攻 教授 齋藤 守弘 氏



本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題


リチウムイオン電池に関する基礎知識
次世代高容量負極の現状と課題
高容量負極のための粒子設計、電極設計
各種分析評価技術(単粒子計測技術、その場赤外分光測定)
リチウム金属負極の概要、評価方法、問題点
リチウム金属負極の実用化:その基本原理と最新技術
シリコン負極の現状と課題、種々の解決手段、リチウムプレドープ法



本セミナーの受講形式


WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。



株式会社AndTechについて


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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。

弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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本件に関するお問い合わせ


株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)



下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)


【第1講】 次世代二次電池の研究開発~シリコン系負極を用いた研究開発、展望と課題とは~


【講演主旨】

リチウムイオン電池のエネルギー密度はほぼ限界を迎えており、さらなる向上を図るためには高容量の次世代電極材料を用いる必要がある。リチウム金属やシリコン系材料は特に有望な高容量負極材料として注目されているものの、充放電に伴う体積変化が大きいため、それらを可逆的に用いるためには現行の黒鉛系負極とは異なった粒子設計や電極設計が必要になる。本講演では、充放電時の動的挙動の評価に基づく材料設計を中心に、高容量負極材料の実用化へ向けた取り組みを紹介する。


【プログラム】
1.リチウムイオン電池の現状と課題
2.高エネルギー密度化を担う次世代電極材料
3.体積変化とサイクル特性
4.可逆性向上のための粒子設計、電極設計
5.動的挙動の観察
6.今後の展望と課題

【質疑応答】

【第2講】 カーボンナノチューブシートの組み合わせによる、電流密度・長寿命を実現する大容量リチウム金属負極の開発


【講演主旨】

リチウム金属負極は、理論容量密度が3860 mAh/gと非常に高いことから、電池のエネルギー密度を飛躍的に向上できる究極的な負極材料として期待されています。しかし、充放電時にデンドライトが発生し、電流密度や寿命が低下する課題があります。本講演では、まずこの課題を解決するための世界最前線の研究事例を紹介します。次に、カーボンナノチューブシート(CNTシート)を用いたリチウム金属負極技術について解説します。

【プログラム】
1. 研究背景
2. Li金属負極の課題
3. Li金属負極の開発動向
4. CNTによるLi金属負極の開発動向と課題
5. 産総研におけるCNTによるLi金属負極の実用化研究
5.1 CNTについて
5.2 CNTによるLi金属負極の評価
5.3 デンドライト抑制メカニズム
6. まとめ

【質疑応答】

【第3講】 高容量シリコン系負極用ポリイミドバインダーの開発


【講演主旨】

リチウムイオン電池の高容量化のため負極にシリコン系活物質を用いた開発が活発になっています。これに対応したバインダとして,当社で開発を進めてきた溶剤系および水系ポリイミドバインダについて,開発コンセプト,基本特性,試作した電池の特性について紹介します。


【プログラム】
1.ポリイミドとは
1-1 ポリイミドの化学構造
1-2 ポリイミドの位置づけ
1-3 ポリイミドの用途例
2.ポリイミドバンダ−の開発
2-1 リチウムイオン電池の構成とバインダ−の役割
2-2 シリコン系負極用バインダ−の要求特性
2-3 溶剤系及び水系ポリイミドバインダ−の開発コンセプト
2-4 開発したポリイミドバンダ−の性状
3.ポリイミドバインダ−の基本特性
3-1 電解液耐性の評価
3-2 機械的強度の評価
3-3 集電箔との密着性の評価
4.電池の試作例と特性
4-1 黒鉛・シリコン系混合負極での電池特性
4-2 シリコン系単体負極での電池特性
4-3 低温充放電特性
4-4 高温貯蔵特性
4-5 高率充放電特性

【質疑応答】

【第4講】 次世代電池用シリコン負極の創成へ向けたリチウムプレドープ技術の開発


【講演主旨】

シリコン負極は、現行のリチウム二次電池に主として用いられる黒鉛負極の10倍近くの理論容量(約3,580 mAh/g)を有する極めて魅力的な電極材料の一つです。本講演では、そのようなシリコン負極を使いこなすためのコツについて、鱗片状およびナノ粒子状シリコン粉末を例に挙げ、充放電サイクルの寿命向上や初期および後続サイクルにおける不可逆容量の低減など、 シリコン負極に関連する基本的課題とその解決法についてわかりやすく解説します。また、将来期待される次世代電池への応用展開に向けて、その基盤技術となるシリコン負極へのリチウムプレドープ法の例や注意すべきポイントについて最新の研究動向を紹介します。


【プログラム】
1. 緒言 ~シリコン負極の現状と課題~
2. 鱗片状シリコン ~応力緩和とサイクル寿命の向上~
3. 有機系添加剤の効果 ~SEI皮膜の形成と充放電特性に及ぼす影響~
4. カーボンコーティングの効果 ~電解液分解と不可逆容量の低減1.~
5. リチウムプレドープの利用 ~電解液分解と不可逆容量の低減2.~
6. 次世代電池への展開 ~超高容量・高安定動作へ向けた取組み~
7. 新規リチウムプレドープ法 ~リチウムプレドープ溶液の開発~
8. 総括

【質疑応答】


* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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