【東大Cedep×ポプラ社】共同研究シンポジウム「デジタル社会は子どもの読書環境をどう豊かにできるか?~『紙』と『デジタル』のベストミックスの模索~」をテーマに、3/14(火)オンライン開催決定!

文科省令和4年度子供の読書活動推進 有識者会議の座長を務めた、秋田喜代美氏が指定討論に登壇

株式会社ポプラ社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:千葉均)と東京大学大学院教育学研究科附属 発達保育実践政策学センター(東京大学Cedep)は、2019年からスタートした共同研究プロジェクトの研究成果を振り返るとともに、デジタル社会におけるこれからの子どもの豊かな読書環境について考えるオンラインシンポジウムを開催いたします。【開催日時:3月14日(火)16:00-18:00】★詳細・申込はこちら>>>リンク



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 東京大学Cedepとポプラ社は共同研究プロジェクトの一環として、デジタル社会におけるこれからの子どもの豊かな読書環境について考えるオンラインシンポジウムを広く一般を対象として開催いたします。子どもを取り巻く絵本・本・デジタルメディア環境等に関心のある方、行政・政策立案・教育委員会関係者、幼保・学校・図書館関係者等多くの方にご参加いただける内容となっています。


企画趣旨

 2019年8月にスタートしたCedepとポプラ社による共同研究プロジェクト「子どもと絵本・本に関する研究」では、子どもを取り巻く絵本・本・メディア環境について、多層的・多面的な研究を行ってきました。
 このシンポジウムでは、子どもの読書における紙とデジタル、読書とICT(情報通信技術)のベストミックスを考える手がかりとして、Cedepから共同研究の成果を含む関連する学術研究の知見を紹介いたします。また、青木いず美先生からは、学校向けの電子書籍読み放題サービスやインターネット版の百科事典等を活用した実践についてご紹介いただきます。その後の指定討論やディスカッションを通じて、デジタル環境が急激に変化する中で、これからの子どもにとっての豊かな読書環境を実現するための方法について考えたいと思います。皆さまのご参加をお待ちしております。


東京大学Cedep × ポプラ社 共同研究プロジェクト シンポジウム「デジタル社会は子どもの読書環境をどう豊かにできるか?~『紙』と『デジタル』のベストミックスの模索~」開催概要

【日時】2023年3月14日(火)16:00~18:00(15:30~入室可)
【場所】オンライン開催(Zoomウェビナー)
【人数】ライブ視聴先着1,000名(要事前申込) ※ライブ視聴では質疑応答に参加できます
【参加料】無料
【共催】東京大学教育学研究科附属 発達保育実践政策学センター(Cedep)/株式会社ポプラ社

★参加申込みは東京大学Cedepイベントページから>>>リンク
※メディアの方は一般の方と別の申込フォームとなります
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★リーフレットダウンロードはこちら>>>リンク


プログラム/登壇者

【はじめに】野澤 祥子(発達保育実践政策学センター 准教授)
【シンポジウム開催に寄せて】文部科学省総合教育政策局より
【研究報告】佐藤 賢輔(発達保育実践政策学センター 特任助教)
「子どもの読書における紙とデジタル - 期待・実態・課題」
【実践紹介】青木 いず美(群馬県甘楽町立福島小学校 司書教諭)
  「GIGAスクール端末導入から2年 - 授業での電子書籍サービス等を活用した実践とその効果」
【指定討論】秋田 喜代美(学習院大学 教授/東京大学 名誉教授)
【ディスカッション・質疑応答】上記登壇者 + 千葉 均(株式会社ポプラ社 代表取締役社長)
【閉会挨拶】遠藤 利彦(東京大学大学院 教授/発達保育実践政策学センター センター長)


※後日Cedepホームページにて録画配信等を行う予定です(日程・期間未定)


登壇者プロフィール

●秋田 喜代美
教育学博士。学習院大学教授、東京大学名誉教授。専門は教育心理学、保育学、学校教育学。発達保育実践政策学センター初代センター長。現在、日本発達心理学会代表理事、文部科学省令和4年度子供の読書活動推進に関する有識者会議座長など。『読書の発達心理学』(国土社)、『保育の心もち2.0』(ひかりのくに)など著書多数。

●遠藤 利彦
心理学博士。東京大学大学院教授、発達保育実践政策学センター センター長。専門は発達心理学、感情心理学、進化心理学。『「情の理」論』(東京大学出版会)、『赤ちゃんの発達とアタッチメント』(ひとなる書房)など著書多数。NHK Eテレ「すくすく子育て」に出演。

●野澤 祥子
教育学博士。発達保育実践政策学センター准教授。専門は発達心理学、保育学。科学研究費補助金・基盤研究(S)「保育の質と子どもの発達に関する縦断的研究―質の保障・向上システムの構築に向けて」研究代表者。本共同研究では、全体の統括を担当。

●佐藤 賢輔
発達保育実践政策学センター特任助教。本共同研究では、絵本とデジタル絵本の比較や絵本と子どもの想像力の関連についての実験研究、家庭における絵本・本およびメディア環境、読書や遊びに関する保護者の意識についての調査研究を担当。

●青木 いず美
平成元年度より群馬県公立学校教諭。兼務の司書教諭として学校図書館を担当。学校司書との協働、公共図書館との連携を考え学校図書館教育を推進している。郡市の図書主任会でミニ研修会を企画・運営。13年前から年に一度、学校図書館教育において全国で活躍されている先生方を講師に招き研修会を実施。地域の先生方と学びを深めている。

●千葉 均
株式会社ポプラ社代表取締役社長。1962年宮城県石巻市生まれ。東京大学医学部保健学科を卒業後、生命保険会社、シンクタンク、証券会社、コンサルティング会社などの勤務経験を経て、2009年にポプラ社に入社。業務管理局長、営業本部長を経て2016年より現職。


Cedepについて

2015年7月に設立された東京大学大学院教育学研究科附属 発達保育実践政策学センター(Cedep)は、学内外の研究者、実践者、企業や団体、国や自治体と連携しながら、子ども子育ての課題を協創探究し、解決の道筋を国際的に発信することを目的とする研究拠点です。「あらゆる学問は保育につながる」をスローガンとして、子育て・保育、発達基礎、政策、人材育成の4領域において先端的な研究に取り組んでいます。

★東京大学Cedep>>>リンク


ポプラ社について

株式会社ポプラ社は戦後間もない1947年に児童書専門の出版社として創業し、こどもと昔こどもだったすべての人に、人生の糧となるような良質の本を届け、心豊かに生きる社会の発展に貢献することを企業理念に掲げています。現在は老若男女を対象とした出版活動に対象を広げ、海外展開やIP事業も推進。2021年度からこどもの学び事業「こどもっとラボ」を立ち上げ、教育ICTサービスに新規参入しています。

★ポプラ社>>>リンク
★ポプラ社「こどもっとラボ」>>>リンク


共同研究について

Cedep×ポプラ社の共同研究「子どもと絵本・本に関する研究」プロジェクトは、「絵本・本」の価値を学際的アプローチで明らかにし、知見に基づいて子どもを取り巻く読書環境を改善することを目的としています。子どもを取り巻く絵本・本環境を、エコシステムとして多層的に捉えた上で、子ども・家庭―園―地域それぞれのレイヤーの実態や関係性を把握するための研究を実施しています。なお、エコシステムの考え方は、発達心理学者U.ブロンフェンブレナーによる、人の発達を「人と環境(文脈)が相互作用し合うシステムのなかで複雑に規定される」ものとして捉える生態学的アプローチを参照しています。

★共同研究プロジェクト特設サイト>>>リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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