【2月2日オンライン】フードバンク・養育困難家庭の訪問型支援・面会交流に関する社会調査結果を発表

認定NPO法人サービスグラント 2023年01月27日 11時46分
From PR TIMES

NPO・社会人・学生・大学教授による協働調査の結果をご紹介するシンポジウムを開催します。

認定NPO法人サービスグラントでは、"社会課題を前に、誰もが行動を起こし、違いや可能性を活かしあいながら協働できる社会"を目指し、社会課題に関わる多様なスタイルのプロボノプロジェクトに取り組んでいます。
この度、「フードバンク」「養育困難家庭の訪問型支援」「面会交流」について6件の社会調査プロジェクトを実施しました。その結果を発表するシンポジウムをオンラインにて2月2日(木)に開催します。シンポジウムでは、調査を企画実行した20代~70代の社会人や学生(25名6チーム)による調査の結果報告と共に、調査テーマを提供したNPO法人の代表者と、調査への助言を提供してきた明治学院大学社会学部の教授らによるパネルディスカッションを行います。



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サービスグラントでは、情報発信や業務改善、事業戦略など、NPOなどの非営利組織が抱える組織運営上の課題を解決するため、社会人ボランティアが職業上のスキルや経験を活かしてNPOを支援するプロボノプロジェクトを行ってきました。1200件を超える支援を実施する中で、「社会課題そのものの認知度が低い」「どのように伝えたら活動への支援が得られるのか分からない」「団体間でのノウハウ共有が難しい」など、NPOが活動する上で共通して直面する課題があることが見えてきました。

そこで、団体共通の課題を解決するため、NPO・研究者・市民(社会人・学生)による社会調査プロジェクトを実施しました。NPOから情報提供された現場での課題をベースに、大学教授による助言のもと、社会人・学生のチームが調査内容を企画・実行しました。これにより、NPOの活動においてニーズの高い調査テーマについて、ビジネスでの視点も踏まえた調査となり、多くのNPOが活用できる実践的な調査結果が得られました。

今回は、コロナ禍で深刻化している子ども・若者をめぐる社会課題の中から、「フードバンク」「養育困難家庭の訪問型支援」「面会交流」の3つのテーマを対象としました。課題解決に向けた個人や企業等との協働促進や支援に携わる人へのケア、活動の持続可能性の向上、社会における適切な認知の向上を目的として、意識調査や成功事例の調査など、6件の社会調査プロジェクトを実施し、その結果をまとめています。

本シンポジウムを通して、今回対象とした社会課題の現状を多くの方に発信するとともに、本調査結果をNPOだけでなく個人・行政・企業・研究機関等での活動に活用いただくことで、課題解決の推進に寄与していきたいと考えています。

様々な分野でご活躍の皆さまのご参加を、心よりお待ちしています。


調査テーマ

【テーマ1】フードバンク

食品ロスを削減し必要な人に食糧を届けるフードバンクの取り組みが国内で徐々に広がっています。コロナ禍で格差が広がる中、フードバンク活動の重要性は高まり続けています。フードバンクを支援する企業の視点やフードバンク運営団体側の工夫や広報活動の効果などについて研究を行いました。
協力:一般社団法人 全国フードバンク推進協議会

【テーマ2】養育困難家庭の訪問型支援

さまざまな事情により、子育てを十分に行うことができない家庭に対して、個別に訪問を行い、家庭の状況に寄り添う子育て支援の仕組みがあります。支援する側のスキルも求められる訪問型支援について、支援者のケアや、活動の持続可能性について研究を行いました。
協力:NPO法人 バディチーム

【テーマ3】面会交流

面会交流とは、親の離婚後に、子が、日常的に子どもと離れて暮らしている父母の一方と対面したり、遊びや会話の時間を共に過ごしたりすることを言います。面会交流は、子どもの自尊感情などにも肯定的な効果をもたらすとされていますが、面会交流そのものの認知度が低い現状において、その認知度を高め、面会交流を当たり前にするための戦略について研究を行いました。
協力:一般社団法人 びじっと・離婚と子ども問題支援センター



シンポジウム概要


日時:2023年 2月 2日(木)19:30-22:00
方法:Zoomによるオンライン開催 ※ 途中入退出も可能です。
費用:無料
定員:200名
対象:企業経営者・幹部、経営企画部署、人事担当部署、SDGs担当部署等のみなさま
大学、大学院、民間研究所等で研究活動に取り組む研究者のみなさま
子ども・子育て支援、共生社会推進、男女共同参画等の政策に関わる行政関係者のみなさま
本テーマに関心のある社会人・大学生・一般のみなさま
メディア・報道関係者のみなさま


申し込み方法

参加ご希望の皆さまは、下記参加申込フォームからお申込みをお願いします。
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締切:2023年 2月2日(木)17時まで


プログラム

※(カッコ)内の時間は目安です。進行により多少前後する可能性があります。

1.オープニング

2.発表ダイジェスト(20分)
6チームの研究内容をフラッシュプレゼンで紹介します。

3.成果発表(80分)
6チームの研究成果を、2つのブレイクアウトルームを活用した分科会形式で発表します。
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4.パネルディスカッション:考察と社会への提言(30分)
[パネリスト]
岡田 妙子さん / NPO法人 バディチーム 代表理事
米山 廣明さん / 一般社団法人 全国フードバンク推進協議会 代表理事
古川 玲子さん / 一般社団法人 びじっと 総務部長
橋本 努 氏 / 北海道大学大学院経済学研究院 教授
石原 英樹 氏 / 明治学院大学社会学部 教授
坂口 緑 氏 / 明治学院大学社会学部 教授
[モデレーター]
嵯峨 生馬 / 認定NPO法人 サービスグラント 代表理事



ソーシャルアクションタンクについて


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社会科学の研究者とビジネスパーソンによる、領域を超えた協働の試みとして、2020年から社会科学者の有志とともに「ソーシャルアクションタンク」として活動を開始しました。以来、多様な主体のネットワークのハブとなる学際的・横断的な研究プロジェクトを推進する実験的な取組を続けています。
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前年度は、学術研究者とプロボノワーカーの協働によるリサーチプロジェクトを行ったのに続き、今年度は、NPO・プロボノワーカー・学術研究者の三者による、新たな協働のプログラム「ソーシャルアクションアカデミー/ソーシャルリサーチ学科」(*)が立ち上がりました。そして、NPOが直面する社会課題をめぐり、プロボノによる社会調査を通じて課題の可視化や分析に挑戦してきました。


(*)ソーシャルアクションアカデミー/ソーシャルリサーチ学科について

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ソーシャルアクションアカデミーは、リアルな社会課題解決に挑戦する越境経験を通じて、社会に対する生きた知見を手に入れ、本業の場面で発揮できるビジネススキルを磨く超実践型アクションラーニングプログラムとして構成されています。社会科学の専門家と非営利組織のリーダーを講師に迎え、【集中講義】約2カ月、【調査・分析】約4カ月、合わせて約半年間のカリキュラムで進行します。

開催期間: 2022年8月~2023年2月
開催形式:社会科学の研究者や非営利組織のリーダーによる理論・実践両面からの講義、社会課題の現場に向き合う実践者の講座やスタディツアー、インタビュー調査やアンケート調査を通じたデータの収集とその分析を通じた社会調査の実践等

対象者:
□企業等にお勤めの中堅・ミドルマネジメント層(おおむね入社3年目~40代)
ー普段はヒエラルキーが強い組織構造の中で仕事をしている方
ー公募人事など自ら手を挙げて挑戦する機会が少ない方
ー管理職の役割上、自ら手を動かす機会を部下に譲っている方
ープロジェクトの規模や役割の細分化から、自ら企画・実施・検証の機会が得にくい方
ーコーポレート部門に所属し、普段の仕事の中で社外との関わりがない・少ない方
ーベンチャーやクリエイティブ業界、学生などとの交流や協働の経験がない方
ー仕事の中で、いま何やっているんだろうとモヤモヤしていて、現状を打開したい
□NPOなどソーシャルセクター関係者
□大学生  など



認定NPO法人サービスグラント 団体概要


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日本における「プロボノ」のフロンティアとして2005年より活動を開始。"社会課題を前に、誰もが行動を起こし、違いや可能性を活かしあいながら協働できる社会"を目指し、主に、社会人の経験やスキルを活かした「プロボノ」によって非営利組織が抱える課題解決を目指す、プロジェクト型支援のコーディネート等に取り組んできました。

2023年1月現在、プロボノ登録者は7,700人を超え、累計1,200件以上のプロボノプロジェクト運営実績を通じて、多様な主体が境界を越えて協働する社会のしくみを探求しています。
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お問い合わせ

認定NPO法人サービスグラント
メール:SAA@servicegrant.or.jp
Tel:03-6419-4021
担当:小林
※在宅勤務体制への移行により、固定電話経由のお問合せにつきましては、在室スタッフの状況により平日昼間の時間帯もお受けできない場合がございます。大変お手数ではございますが、できる限り電子メールでのご連絡へのご協力をお願い申し上げます。


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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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