産業廃棄物処理を手掛ける興徳クリーナー(大阪府岸和田市)が Platioを導入。「工場日常点検アプリ」でISO認証に対応する報告業務のDXを実現!

プログラミング未経験者が3日でアプリを作成し 年間400時間の報告業務を削減

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、ノーコード※1のモバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」が、産業廃棄物の中間処理を手掛ける株式会社興徳クリーナー(本社:大阪府岸和田市、代表取締役:片渕 昭人、以下 興徳クリーナー)に導入され、ISO認証に対応する報告業務のDXを実現し、年間400時間の報告業務を削減したことを発表します。



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興徳クリーナーが「Platio」を導入した背景と効果



汚泥や廃油など産業廃棄物の中間処理を手掛ける興徳クリーナーでは、環境保護を目的としたISO14001と、安全な労働環境を整えるためのISO45001の認証を取得しています。ISO認証を継続するには工場での点検作業や、データ収集・報告を毎日行う必要がありました。

ISO認証で必要な点検項目は臭気や水道利用量の測定など100項目以上にのぼります。現場での点検内容は紙へ記入した後、事務所でExcelへ入力。入力データの記載漏れや計算ミスの確認、記入用紙の保管などの作業が発生し、日常業務の中で大きな割合を占めていました。さらに作業現場で記録することでの紙の汚れや、報告者による情報粒度の差など、データの取りまとめにも課題を抱えていました。

そこで興徳クリーナーは、報告業務のDXによる効率化の検討を開始。現場でスマホからスムーズに報告が可能なことや、作業員にスマホ世代が増加していることから、ノーコードでアプリを作成し、データ管理・活用が効率的なPlatioの導入を決定しました。

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Platioの導入により、プログラミング未経験の安全管理推進担当者が、ISO認証に必要な100項目以上の報告ができる「工場日常点検アプリ」を3日で作成。約25名の作業員による報告データの記録から収集、蓄積までをワンストップで完結しました。また、紙での記録やデータ入力作業を全廃したことで、点検作業時間が1時間から20分に短縮、年間約400時間の工数削減を実現しました。


さらに興徳クリーナーでは、作業員の働く環境改善を目的としたPlatioの利用も開始しています。熱中症予防のため紙で管理していた「暑さ指数(WBGT)※2管理」をアプリ化。テンプレートを活用した検温・アルコールチェックアプリ、ヒヤリハット報告アプリを1時間で作成するなど、計5個のアプリを運用しています。今後は、工場の現場データを収集するハブとしてPlatio を使いながら、他のシステムとの連携も視野に入れ、データ利用の幅を拡大していく計画です。

アステリアはSDGsや環境負荷軽減に取り組む企業を業務効率化で支援するため、産業廃棄物処理業をはじめとした現場で活用できるアプリのテンプレート拡充にも力を入れる方針です。


興徳クリーナーによるユーザーコメント 


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これまで現場では何種類もの報告用紙を使い分けており、年間で膨大な量の紙を保管していました。見返すのも大変で、印刷やファイリングなどの手間もかかっていました。
Platioは、簡単なアプリなら1時間、複雜なものでも3日あれば作れるため、すぐに「脱紙」を実現できました。今では、困ったらまずPlatioでアプリ化できないかを考える「Platioファースト」が定着しており、検温&アルコールチェックアプリやヒヤリハットアプリも作成し活用しています。今後は、工場の様々な現場データを収集するハブとしてより多くの用途でPlatioを使いつつ、他のシステムと連携させてデータ活用の幅を広げていきたいと考えています。
株式会社興徳クリーナー 取締役 統括部長 営業部 業務部: 片渕 一真 氏
業務部 業務課 安全管理推進センター: 砂田 将吾 氏

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※1:ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリ等の開発ができる仕組み。ノーコードで開発することができるPlatioは、プログラミング言語に関する専門的な知識がなくても、必要とする機能の実装や現場の運用に合わせたアプリ仕様の調整等が可能。
※2:WBGT(湿球黒球温度)Wet Bulb Globe Temperatureの略。熱中症予防を目的に、人体と外気との熱のやりとりに着目した指標。

<事例掲載URL:Platio> リンク
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■『株式会社興徳クリーナー』について( Webサイトリンク
高度な技術力を駆使して産業廃棄物の中間処理を行っています。世界の環境保全に貢献することを使命として掲げています。
■『アステリア株式会社』について( Webサイト リンク
アステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に9,809社(2022年9月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,670件(2022年9月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
■『Platio』について( Webサイト リンク
Platioは、誰でも簡単に自社の業務にフィットするモバイルアプリをノーコードで作成し、活用できるクラウドサービスです。誰もが自社の業務に合った最適なアプリを活用することで、ビジネスの現場におけるIT化を推進し、人手に頼っていた業務プロセスを効率化します。Platioで作成したアプリは、すぐに配信して現場で使い始められます。現場担当者がアプリから入力したデータはクラウド上に保管、管理者へリアルタイムに共有され、タイムリーに現場の状況を把握できます。また、入力データの変化を自動で検知し、管理者へ通知する検知機能により、異常にいち早く対応できます。複雑かつ高価格になりがちな業務用アプリを、手軽に作れるソリューションであることが評価され「2018年度 グッドデザイン賞」を受賞しています。
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アステリア、ASTERIA、Handbook、Platioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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