「こころの日記」機能を活用し、児童生徒を「チーム学校」で見守ります~簡単操作で気軽に相談!子どもからの発信を見逃さず早期対応に繋げます~

箕面市では、全市立小中学校で使用している学習支援ソフト「tomoLinks」に、令和4年12月以降「こころの日記」機能を新たに追加します。
「こころの日記」は2つの項目があり、児童生徒が毎日の気持ちを4つのフェイスマークで表現する「今日の気分」と、誰にどんなことを相談したいかを選択する「相談機能」があります。
「今日の気分」は、これまで教職員の主観で感じ取っていた児童生徒の日々の気持ちを可視化することで、心の変化を素早くキャッチし、早期の支援に繋げます。
「相談機能」では、直接言葉では伝えにくい不安や心配事を児童生徒がタブレットから悩み事を選択・送信することにより、相談できる体制を築くことで、コミュニケーションの手段を増やし、いじめ等の早期発見、早期対応に繋げます。
令和4年12月より先行実施校(2校)で試行運用を開始し、令和5年1月より全市立小中学校にて運用を開始します。

1.概要
箕面市では、全市立小中学校のすべての児童生徒にキーボード付きタブレット端末を  1人1台配備しており、令和3年9月より学習支援ソフト「tomoLinks」を導入しています。
同ソフトに、令和4年12月以降児童生徒が毎朝の気持ちを4つのフェイスマークで表現する「今日の気分」と、管理職や担任を含めた教職員に相談メッセージを送信できる「相談機能」を持つ「こころの日記」機能を新たに追加します。
これにより、児童生徒の心情やその変容の速やかな把握、児童生徒の持つ思いや悩みを全教職員が同時に知る事ができるようになり、子どもからの発信を見逃さず早期対応に繋げることが可能となります。

2.「こころの日記」の機能と効果
(1)今日の気分
■機能
児童生徒は毎朝4つのフェイスマークから、自身の今日の気分に一番近いものを選択し登録します。
■効果
今までは教職員の主観で感じ取っていた、児童生徒の日々の気持ちを可視化し、気持ちの変化を把握することができます。泣いている表情を選択した児童生徒へ声をかけるなど、普段の見守りを強化し、必要に応じてタイムリーな対応に繋げます。
また児童生徒自身も、毎日入力することで、自身の気分の変化への気づきとなります。
(2)相談機能
■機能
児童生徒が不安や悩み、心配事を相談したい時に「だれに相談したい※1」と「どんなことを相談したい※2」かを選択します。それぞれの選択肢は複数選択やどちらかが未選択であっても送信可能です。
※1 「担任」、「学年の先生」、「学年以外の先生」から選択予定
※2 「友達のこと」、「学習のこと」、「家のこと」、「進路のこと」、「その他のこと」から選択予定

■効果
相談メッセージを全教職員が受信することで見逃しを防ぎ、「チーム学校」での早期対応に繋げます。
タブレットを活用したコミュニケーションの手段を増やす事で、言葉では伝えにくく一人で悩んでいる児童生徒が気軽に相談ができる体制を築き、いじめ等の早期発見、早期対応に繋げます。

3.今後の予定
令和4年12月~ 先行実施校(2校)にて試行運用開始
令和5年 1月~ 全市立小中学校(22校)にて運用開始

問い合わせ先
子ども未来創造局 児童生徒指導室
TEL 072-724-6752(直通)

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