市大生考案のラッピングバスが運行 マーケティング&ブランディングを実践的に学ぶ

横浜市立大学 2022年10月03日 10時00分
From Digital PR Platform


 横浜市立大学の学生が授業の一環でデザインしたラッピングバスが、東急バス株式会社(以下、東急バス)の協力のもと、9月28日(水)より横浜市内青葉台営業所エリアを運行します。
 横浜市立大学国際商学部の授業科目「企画立案型実習A(神奈川産学1)」(担当教員:柴田典子准教授*1)において、マーケティングとブランディングを実践的に学ぶ中で、実際に学生が考案したデザインのラッピングバスが完成しました。












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実際に運航中のラッピングバス





 本授業は、神奈川県のさまざまな企業や自治体と連携して、「課題の発見と解決」を実践しながら学ぶことができる短期集中講義です。学内外の有識者の指導を受けながら、デザインを通じてマーケティングやブランディングをアクティブラーニング形式で修得します。
 学生たちは、本講義の担当教員からマーケティングとブランド・マネジメントに関する基礎理論を学び、デザインについては、広告関連企業である株式会社横浜メディアアド*2・株式会社ディーシーシ―*3からプロモーションやクリエイティブに関する講義を受けました。また、東急バス青葉台営業所でのフィールドワークを通じ、東急バス様の歴史をはじめ、バスを運行する上でのお客様への配慮や遅延しないための工夫など様々なことを学び、ラッピング制作について準備を進めてきました。
 特にフィールドワークでは、普段は見ることができない乗務員の点呼、整備場の見学、ラッピングバスを施す車両見学の他、東急バスの歴史についての講義などを通じて理解を深めていきました。





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フィールドワークの様子


 今回の授業では、5チーム(6人1グループ)から7案のバラエティに富んだデザインが提案されました。





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学生達によるその他のデザインアイデア


<最終的に選出されたデザイン案のコンセプト>
SDGsが注目されている中で、地球にも人にも愛されるバスというコンセプトであり、考え抜かれたロゴが注目ポイントです。全体的にSDGsのカラーホイールをイメージした配色であり、側面には東急バスから利用者への感謝・学生から東急バスへのSDGs貢献への感謝の意が込められた学生考案のロゴマークと共に、東急バス(ノッテちゃん)と横浜市立大学(ヨッチー)というキャラクターのコラボレーションを実現しています。
360度すべての角度から撮影によるSNS映えも意識されており、若年層を中心としてすべての世代の方の目を引くデザインとなっています。

<東急バス ご担当者様コメント>
このたびは授業の題材として東急バスを採用いただき、誠に有難く思います。弊社といたしましても、日々、バス利用促進策について思案する中、若くアクティブな学生の皆様の目線でアイデアを出していただくという、願ってもない機会となりました。フィールドワークではバスの営業所にお越し頂き、運行管理や整備管理の現場を見て頂いたことで、日常の交通機関であるバスに少しでも興味を持って頂ければと期待しております。またわずか1週間という短い期間にもかかわらず、よく研究と議論をされてまとめられた作品の数々を拝見し、学生の皆様の熱心さと質の高さに大変驚いております。発表して頂いた7つの作品はどれも斬新、独創的で素晴らしく、一つを選び出すことに大変悩みました。作品をカタチにした実際のラッピングバスがこれから青葉台エリアで運行をはじめますが、弊社といたしましても今回の成果を積極的にアピールし、多くの沿線や利用者の方々の目に触れて頂きたいと考えております。学生の皆様におかれては、今回の経験を通じてバスが社会で果たす役割について理解を深めて頂き、さらなる興味と利用へつなぐことができればこの上ない喜びです。


用語説明
*1 柴田典子准教授:
横浜市立大学国際商学部/国際マネジメント研究科准教授
2002年に横浜市立大学に着任。マーケティング論(主にブランド論、消費行動分析)が専門。国際商学部、国際マネジメント研究科でマーケティング関連科目を担当。研究テーマは、消費者行動における自己表現。

*2 株式会社横浜メディアアド:
横浜に所在する広告会社。神奈川・横浜のエリアコミュニケーションを創造する総合広告代理店。

*3 株式会社ディーシーシ―:
広告・WEB・空間と、デザインと名の付くすべてをプロデュースしている制作会社。

備考「運行情報」
ラッピングテーマ:「30周年のファンづくり。東急バスに乗ってね!」
期間:9月28日(水)~6か月予定
エリア:青葉台営業所
※期間中、必ずしも管轄内の全路線で運行するわけではありません。



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謝辞
本授業は、東急バス株式会社様に全面協力いただいたことにより実施することができました。




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また、『横浜市立大学100周年記念事業』ビジネス人材育成プログラムに対する篤志家から国際商学部へのご寄付により運営されています。



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