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アメリカと中国の景気減速が避けられない見通しとなり、世界経済は確実にリセッション(景気後退)へと向かいつつあるようです。実際には、景気後退によるデフレ経済とコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻などによるスーパーインフレが同時並行で進行するスタグフレーションであり、今回の影響はしばらく続く可能性が高いと予想されます。つまり、コロナ前までは、経済産業省のDXレポートなどから「基幹システム刷新で企業の成長戦略を底上げする」という考え方でしたが、コロナ禍からサプライチェーンの混乱、地球温暖化による災害、ロシアのウクライナ侵攻など複合的な事案発生によって成長戦略の前にこの混乱を確実に生き抜く算段が必要です。成長戦略を最大目標にした「攻めのためのERP再生」ではなく、景気後退を想定した安定した経営基盤と景気回復を睨んだ成長戦略の二兎を追う戦略、「6を攻めのためのERPにあてて,残り4を守りのためのERPに割り振る」といった「攻守一体型ERP」が求められる状況になってきました。このリセッション対応した攻守一体型ERPの考え方、その導入と活用について今回はご説明いたします。
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