2022年6月のウイルスレビュー

Dr.Webの統計によると、2022年6月に検出された脅威の合計数には前月と比較して14.62%の減少が認められました。一方、ユニークな脅威の数は0.09%と僅かに増加しています。検出された脅威の多くを依然としてアドウェアや不要なソフトウェアが占めていました。メールトラフィック内では、悪意のあるスクリプトや、Microsoft Officeソフトウェアの脆弱性を悪用するプログラム、ダウンローダ型トロイの木馬が最も多く検出されています。

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6月にDoctor Webテクニカルサポートサービスに寄せられた、ランサムウェアによって暗号化されたファイルの復号化リクエスト数は前月と比較して17.26%増加しています。最も多く拡散された暗号化ランサムウェアは引き続き Trojan.Encoder.26996 となっており、リクエスト全体の約33%を占めていました。

6月の主な傾向
検出された脅威の合計数が減少
アドウェアが依然として最もアクティブな脅威の一つとなる
ランサムウェアに暗号化されたファイルの復号化リクエスト数が増加

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