IoT向けのLoRaWAN接続を実現するDigi XBee LRモジュールを発表

デバイスからクラウドへの完全なコネクティビティを備え、2000万台以上の導入実績を持つDigi XBeeエコシステムにLoRaWAN接続を提供

IoT(Internet of Things)コネクティビティ製品・サービスプロバイダであるDigi International社 (本社・米国、NASDAQ:DGII)はこのほど、LoRaWANを使用するセンサおよびエンドノード向けの初のXBeeクラス内蔵および認証取得済み無線通信モジュール、Digi XBee LRを発表しました。Digi X-ON(LPWA IoTデータクラウドプラットフォーム)の豊富なコネクティビティ、デバイスとゲートウェイ管理機能と相まって、Digiは自動プロビジョニングと配備によるIoTソリューションを提供し、企業が大幅なROIと迅速な市場投入を達成できるよう支援します。

Digi XBee LR モジュールは、2,000 万台を超えるデバイスが導入され、最も広く採用されているワイヤレス IoT モジュールのフットプリントに新しいコネクティビティオプションをもたらします。完全に開発、テスト、認証されたモジュールにより、企業は農業、エネルギー、物流、製造、公共事業、その他の分野向けに、革新的なパブリックまたはプライベートクラウドソリューションを自由に構築することができます。これらのアプリケーションは、精密灌漑からビルオートメーション、遠隔監視、資産追跡、公共料金検針など、多岐にわたります。

LoRaWANプロトコル対応により、Digi XBee LRは、DigiおよびDigi以外のLoRaWANゲートウェイとLoRaWANネットワークサーバクラウドツールを介してクラウド接続をサポートできます。本製品は当初、13×19mmのMMTフォームファクタで出荷され、サーフェイスマウント(SMT)およびスルーホール(TH)のバリエーションも用意します。Digi XBee LRの主な機能は以下のとおりです。
- 認証取得:FCC、IC、CE規格のモジュール認証
- LoRaWAN互換性:LoRa無線変調技術で構築された低電力かつ長距離の広域ネットワーキングプロトコルをサポート
- フットプリントの多様性:600nAの消費電力で、MMT、SMT、THフットプリントの既存ハードウェアと統合可能
- ゼロタッチプロビジョニング:Digi X-ONクラウドを使用して、Digi XBee LRを組み込んだデバイスをリモートでプロビジョニングおよび保守
- シングルSKU:単一フットプリントで、US915、EU868、AS923など、複数のバンドを地域ごとにサポート

「Digi は、XBee ファミリにこの待望の製品を追加できることを嬉しく思っています。LoRaWANテクノロジーの追加により、Digi XBeeの強力なエコシステムを拡大するだけでなく、LoRaWANのカスタマは、高度にスケーラブルなDigi X-ONクラウドプラットフォームを活用して、市場投入までの時間を短縮し、高度なデータサービスを備えたソリューションを容易に配備することができます」とDigi の副社長兼OEM ソリューション部門のゼネラルマネージャであるスティーヴ・エリクソンは話しています。

Digi XBee LRは、2022年第4四半期に評価用としてサンプル出荷を開始する予定です。本製品の最新情報は、リンクをご参照ください。

このプレスリリースの付帯情報

Digi XBee LR

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