当社従業員が日本接着学会「功績賞」を受賞


 古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:小林敬一)の研究開発本部サステナブルテクノロジー研究所のフェローである加納義久が、一般社団法人日本接着学会より「功績賞」を受賞し、6月23日に日本接着学会年次大会の中で開催された授賞式にて表彰されました。

■背景
 日本接着学会は、接着・粘着および接着剤・粘着剤に関する科学の進歩と技術の向上、ならびにその普及に寄与することを目的とした学術団体で、当社は2018年から法人会員として参画しています。
 接着・粘着の技術は、金属、セラミック、プラスチックを始めそれらを複合した様々な部材に適用され、現在、航空宇宙機器、自動車、建築土木、電気電子機器などあらゆる産業に応用展開されています。当社では、半導体製造プロセスで欠かせない紫外線硬化型粘着剤を使用した半導体用テープ、自動車部品、光部品、光ファイバケーブルの被覆などの様々な製品に、接着・粘着技術が適用されています。

■内容
 このたび受賞した功績賞は「接着・粘着の基礎または応用化学の発展のため顕著な功績・功労をあげた者」に贈られます。これまでの加納の日本接着学会での、粘着メカニズムの基礎研究における成果をはじめ、当社半導体用テープや光ファイバケーブルの被覆の品質を確保する技術の構築や講演実績、日本接着学会の理事を4年、接着界面科学研究会運営委員長を4年務めたことなどの活動が高く評価され、当社として初めて「功績賞」を受賞しました。
 なお、当社では技術開発および人材育成強化のため、高度な専門性によって事業の発展に貢献している人材を認定するプロフェッショナル制度を設けています。メタル・ポリマー・フォトニクス・高周波を当社コア技術と定めていますが、加納は接着・粘着技術(ポリマー)分野のプロフェッショナルとして2020年から粘着・接着技術を中心にポリマー基盤技術の社内講義を開催し、若手研究者および技術者への技術伝承・人材育成に取り組んでおり、現在フェローに認定されています。今後もプロフェッショナル制度を活用した技術人材の育成に力を入れ、ポリマー関連の技術力向上を目指します。



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■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

古河電工グループのSDGsへの取り組み
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