UAEの大手企業VPS Healthcareが次世代の成長拡大へBurjeel Holdingsを設立

AsiaNet 96173 （1208）

【ダボス（スイス）2022年5月24日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊世界経済フォーラム（WEF）年次会合の機会に、UAEの民間医療サービスプラットフォームがウクライナ紛争の難民向けに50件の小児幹細胞移植実施を表明

アラブ首長国連邦（UAE）を本拠とするVPS Healthcareは22日、ダボスでの世界経済フォーラム（WEF）年次会合の開幕に合わせ、UAE、オマーン、湾岸協力会議（GCC）諸国全域での医療提供を強化するため、Burjeel Holdingsの設立を発表した。Burjeel HoldingsはVPS Healthcare傘下に設立された中間持ち株会社として、病院、専門診療所、関連サービスのネットワーク全体で心のこもったケアの比類のない連係を提供するVPSの伝統を基にさらに拡大する。

VPS Healthcare会長兼マネージングディレクターのShamsheer Vayalil博士は同組織の医療提供を強化するBurjeel Holdingsの設立発表に際し、次のように述べた。

「BurjeelHoldingsは当社の医療提供を1つのプラットフォームに統合し、一体化したエコシステムの創出を可能にする。これにより、単一の窓口で一貫した健康ソリューションを提供するビジョンが継続される。当社が拡大の過程に乗り出すため、このプラットフォームはGCCとその先の新たな地域での事業を拡大する基盤を提供する。これにより、将来の成長の推進に必要な戦略的な企業行動も可能になる」「当社の機能を探求、拡大、成長させるビジョンの表明として、ダボスでの世界経済フォーラム年次会合の機会に、この刺激的な次の成長段階を発表できて光栄である」

Burjeel Holdingsは、Burjeel Hospitals、Medeor Hospital、LLH Hospital、Lifecare Hospital、Tajmeelなど、さまざまなブランドのすべての社会経済部門に対応する60近くの資産を運営している。その中核施設であるBurjeel Medical CityはUAE最大の私立病院で、唯一の欧州臨床腫瘍学会（ESMO）認定センターである。Burjeel Holdingsは、有名な卓越した世界クラスの研究センターを持つことに加え、UAEの最大の診断ネットワークと最大の総合がんセンターを統合している。Burjeel Holdingsは、世界中の人々に質の高い包摂的な医療を提供するVPS Healthcareの使命の継続に役立つだろう。

▽ウクライナ難民に役立つためにケア、規模、コミュニティを結びつける
Shamsheer博士は、医療の公平性を確保するというビジョンを掲げて起業家としてのキャリアを開始した。このビジョンを実現する過程で、彼は人道的取り組みを通じた奉仕も重視してきた。Burjeel Holdingsの設立と並行して、高く評価された慈善家であるShamsheer博士はウクライナを支援するため、50件の小児幹細胞移植実施のコミットメントと、ダボスのBurjeel Houseで支援の約束に参加する人々に代わって追加の支援も発表した。

Shamsheer博士とVPS Healthcareは過去15年間、多くの人道的イニシアチブの先頭に立ってきた。VPS Healthcareは2018年、同社のインドの病院でイエメン内戦の犠牲者の治療を可能にした。この組織は、故ザイード・ビン・スルタン・ナハヤン（Zayed bin Sultan Al Nahyan）大統領への感謝として、困っている人々に「100 Free Heart Surgeries（無料心臓手術100件）」のイニシアチブを提供した。

Shamsheer博士は「ウクライナ紛争の影響を受けた人々への支援のコミットメントを発表できることは喜ばしい。この貢献は、戦争で荒廃した地域に強力な地域社会を再建する重要な任務に向けて行われる。この非常に不幸な紛争で子どもたち、特にがんの治療を受けている子供たちが最も苦しんでいることをみてきた。Burjeel Holdingsは、彼らが切実に必要としているケアの提供を目指す」と語った。

VPS Healthcareは、ダボスで開催された世界経済フォーラム年次会合の機会に、Burjeel Holdingsの設立と、Burjeel Houseでのウクライナ難民支援への取り組みを発表した。Burjeel Houseは、公平な公衆衛生教育の促進や医療革新の推進などのテーマについて、計画的で協調的な対話を開催する。

▽問い合わせ先
M Unnikrishnan
krish@vpshealth.com

Photo: リンク
Logo: リンク

ソース： Burjeel Holdings