CGTN:中国全人代で食糧安全保障の確保が焦点に

CGTN 2022年03月08日 13時11分
From 共同通信PRワイヤー

AsiaNet 94862 (0545)

【北京2022年3月7日PR Newswire=共同通信JBN】中国は、同国の全国人民代表大会委員と政治顧問が2022年の開発優先事項を策定するために北京に集まった際に、包括的な農業生産能力の向上をより重要な位置に置くことを誓った。

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開催中の全国人民代表大会(NPC)2日目の6日、習近平(Xi Jinping)国家主席は農業、福祉、社会保障の部門の国家政治顧問を訪れ、食糧安全保障の問題に手を抜かないよう促した。

習氏は、食糧安全保障は最も基本的な国益の一つであると指摘し「誰が中国を養うのか」と尋ねた。

「誰が中国を養うのか」

習氏は、食は何よりも最も重要であり、食糧は人々の最も基本的な必需品であると指摘し、70年前、同国は4億人の人口に十分な食物を提供できなかったが、今日では14億人の人々が十分な食物を得て幅広い選択肢を持っていると語った。

習氏は、中国は世界の耕地の9%と淡水資源の6%によって世界人口の5分の1を養うことができると付言した。

習氏は、中国の工業化にもかかわらず、食糧供給は決して取るに足らない問題と見なされるべきではなく、それを解決するのに国際市場だけに頼ることはできないと警告した。

中国指導部は閉幕したばかりの年次中央農村工作会議の間に、同国は常に自国の食糧供給を確保しなければならないと繰り返し主張し、全ての関係者に農地の保護と穀物生産の安定化のために自らの役割を果たすよう促した。

食糧安全保障の確保に関する中国の姿勢は何年も変わっていない。習氏は2013年に開かれた年次中央経済工作会議で、食糧安全保障の確保は長期的な課題であり続けると述べており、従って、国が農業、特に穀物生産に対して全面的かつ長期的な支援を提供することは不可欠である。

「科学と技術が鍵」

習氏は、遺伝資源の安全保障は国家の安全保障に関連していると強調した。

習氏は、同国の種子産業を発展させるためには、種子技術の自立を高め、同国の種子資源が自立して、より適切に管理されるようにする努力が必要であると述べ、農業科学メカニズムの改革の重要性とイノベーションにおける企業の重要な役割を強調した。

習氏は、外食産業における食品廃棄物の廃絶は長期的な課題であり、われわれは資源保護の社会を構築するために絶えず努力して取り組む必要があると付言した。

中国は、第14次5カ年計画の中国農業科学院(Chinese Academy of Agricultural Sciences、CAAS)の開発ガイドラインに従い、2025年までに近代的な農業科学・技術革新システムを確立することを目指している。

議論の中で、習氏はまた、社会保障の高品質開発を促進するために継続的な取り組みが必要であり、人々の幸福を確保するためにより良い社会的セーフティーネットがさらに開発されなければならないと述べた。

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ソース:CGTN

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