【オリックス】船舶ファイナンスでサステナブル・リンク・ローンの提供を開始

船舶業界の脱炭素化に向けて金融面から貢献

オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、このたび、船舶ファイナンスにおけるサステナブル・リンク・ローンの提供について香港船主との間で合意し、契約を締結しましたのでお知らせします。



本サステナブル・リンク・ローンは、融資対象となる船舶の年間CO2排出量を基準値とし、融資実行後に当該船舶の年間CO2排出量が基準値未満となった場合、翌年1年間の金利を優遇します。CO2排出量は一般財団法人日本海事協会(ClassNK)が算出し、客観性と公平性を担保します。海運の脱炭素化、サステナビリティを金融面から後押しする船舶ファイナンスとして、オリックス初の取組となります。

オリックスは、1960年代後半に国内で中古船リースの取り扱いを始め、1970年代前半からは船舶ファイナンス事業を国際的に展開しています。1977年には船舶のマネジメントおよび保守・管理を行うペルサス・シッピング株式会社(現オリックス・マリタイム株式会社)を設立するなど、ファイナンス事業、船舶投資事業(自社保有・運航)から船舶の売買・仲介まで、事業ノウハウを50年以上にわたり蓄積してまいりました。現在バルカーを中心に複数隻を保有し、国内外の穀物商社や電力会社などの大手企業へ提供しています。

オリックスグループは昨年、ESG関連の「重要課題」と「重要目標」を新たに設定※1し、サステナビリティ活動を推進しています。

船舶事業においても、エコシップの発注※2や、航海中のフードロス削減、台風被害に遭われたフィリピン人船員への義援金提供などへ取り組んでいます。今後もこれまでに培った経験や専門性をもとに、海運の脱炭素化など、サステナビリティにつながる取り組みを推進してまいります。

※1 2021年11月4日付プレスリリース:ESG関連の「重要課題」「重要目標」の設定ならびに「サステナビリティ委員会」の設置について(リンク
※2 2021年7月19日付プレスリリース:常石造船の最新鋭エコシップ「TESS66 エアロライン」を第一号発注(リンク



融資条件概要


[表: リンク ]


プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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