エネクスライフサービス、Salesforceを導入して 300時間/月の業務時間削減とパートナー・エンゲージメント向上を実現

株式会社テラスカイ(東京都中央区、代表取締役社長:佐藤 秀哉、以下テラスカイ)は、伊藤忠エネクス株式会社の子会社で電力事業をおこなう株式会社エネクスライフサービス(東京都千代田区、代表取締役社長:加藤 繁道、以下エネクスライフサービス)の電力申込受付から解約までの顧客管理業務の一元化を支援いたしました。

エネクスライフサービスでは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する「Salesforce Service Cloud」と「Salesforce Sales Cloud」を導入し、電力CIS*1やSW支援システム*2など複数システムと連携して関連情報を一元化、パートナーとの営業・顧客情報をシステムで共有化し、これまで表計算ソフトで対応していた業務を300時間/月削減しました。関連情報をパートナーとリアルタイムで情報共有できるようになったことでコミュニケーションが活性化し、パートナー・エンゲージメントの向上にも貢献しました。

【導入背景】
エネクスライフサービスは電力小売自由化が施行された2016年に設立、ビジネス拡充のためパートナーと連携した電力販売を2017年から開始しました。パートナーとの情報共有は、運用までの実用化スピードを重視し、表計算ソフトを用いておこなっていました。しかし事業開始から半年で契約件数は1万件以上となり、またパートナー数や料金プランのバラエティが増加。これまでのやり方では、システムおよび現場の作業負荷となりました。目標に掲げる事業規模に対応するため、以下を要件として新システムの導入を検討いたしました。

・電力CISなどの各種関連システムとシームレスに連携できる
・管理している情報をパートナーと、コールセンターなどの BPO先ともリアルタイムに共有できる
・適切な相手が必要な情報のみにアクセスできる権限付与が可能
エネクスライフサービスは、さまざまな現場のユーザーに対して最適なUIと公開制限の設定が可能であるSalesforce Service CloudとSalesforce Sales Cloudの導入を決定しました。

【導入効果】
表計算ソフトで行っていた業務をSalesforceに移行した結果、電力申込受付から解約までの顧客管理業務全体で月間300時間もの業務時間を削減できました。
また、最新の顧客情報・契約状況をパートナーと時系列かつ即時にデータ共有できるようになったことで、営業戦略や改善手段について定量分析を踏まえた会話が行われ、パートナー・エンゲージメントの向上に貢献しました。

プロジェクトは、機能別かつ段階的にリリースを行い、2020年10月より申し込み手続きの管理、2021年6月に請求関連の管理、2021年10月に解約手続関連の管理が完了しております。現在はテラスカイのグループ会社、テラスカイ・テクノロジーズ(Salesforceに特化した人材派遣サービス企業)が参画し、さらなる改善とSalesforceによる業務効率化を推進しています。

*1 電力CIS...顧客情報管理システム
*2 SW支援システム...需要者の契約変更手続きを行う電力広域的運営推進機関のシステム

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