ぴあ、チケッティング・ビジネスを支える基幹システムのデータベース環境にOracle Cloud Infrastructureを選定

基幹システムに必須となる性能、可用性、安定性、およびセキュリティを評価し、「Oracle Exadata Cloud Service」を採用

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、ぴあ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:矢内廣)が、チケット販売や興行管理を行う基幹システムのデータベース環境刷新に「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上で提供される「Oracle Exadata Cloud Service」を採用したことを発表します。ぴあは、アクセスピーク時に対応する性能、高度な可用性、安定性、およびセキュリティを実現可能な「Oracle Exadata Cloud Service」を活用することで、社会変化やサービス拡充、新規サービス展開など将来のビジネス成長に対応可能な柔軟性、拡張性に優れたシステム環境を構築しながら、お客様により使いやすいチケッティング・サービス提供を目指します。新環境への移行は2023年1月の予定です。



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ぴあ、チケッティング・ビジネスを支える基幹システムのデータベース環境にOracle Cloud Infrastructureを選定
基幹システムに必須となる性能、可用性、安定性、およびセキュリティを評価し、「Oracle Exadata Cloud Service」を採用。より優れたチケッティング・サービスの提供、社会変化やビジネス成長への対応力向上を目指し、柔軟性および拡張性に優れたクラウド・システムに刷新

2021年12月13日

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、ぴあ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:矢内廣)が、チケット販売や興行管理を行う基幹システムのデータベース環境刷新に「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上で提供される「Oracle Exadata Cloud Service」を採用したことを発表します。ぴあは、アクセスピーク時に対応する性能、高度な可用性、安定性、およびセキュリティを実現可能な「Oracle Exadata Cloud Service」を活用することで、社会変化やサービス拡充、新規サービス展開など将来のビジネス成長に対応可能な柔軟性、拡張性に優れたシステム環境を構築しながら、お客様により使いやすいチケッティング・サービス提供を目指します。新環境への移行は2023年1月の予定です。

ぴあは日本初のコンピュータオンラインチケット販売システム「チケットぴあ」を用いて年間7500万枚を取り扱うチケッティング・ビジネスを展開しているほか、コンテンツ・ビジネスやソリューション・サービスなどを手がけています。このうち、チケッティング・ビジネスでは、チケットの在庫管理、興行管理、検索情報管理、取引情報管理、精算管理などを行っています。

ぴあのチケッティング・ビジネスを支えるシステムは、現在オンプレミスのオラクルのデータベース環境で稼働しています。新たな環境構築においては、チケット発売時のアクセス集中などによるシステムへのアクセス量の変動に備えるため、アクセスピーク時の性能、より高度な可用性および安定性の実現可能なインフラ環境に加え、コストの最適化を重視しました。ぴあは、繁忙期や閑散期に合わせてリソース使用量を調整することで運用コストの適正化を期待し、パブリック・クラウドへの移行を検討しました。そこで、年間7500万枚のチケットを取り扱い、変動要素の大きいビジネスへの柔軟性を要件とし、事前検証(PoC)を行った結果、「OCI」上で提供される「Oracle Exadata Cloud Service」は、ぴあが求める要件を満たしていることが確認されました。ぴあでは、性能面に加え、「Oracle Real Application Clusters」による高い可用性、安定性、および「OCI」による高度なセキュリティ機能も評価し、「Oracle Exadata Cloud Service」の採用を決定しました。

なお、今回ぴあは既存のデータベース環境から「Oracle Exadata Cloud Service」へのデータ移行で、「Oracle Cloud Infrastructure GoldenGate」を採用しています。「Oracle Cloud Infrastructure GoldenGate」は、「Oracle GoldenGate」のテクノロジーを従量課金制のクラウド・サービスとして利用可能であり、「Oracle Database」との親和性が高く、停止時間を極小化したデータ移行を実現します。

クラウド移行の技術検証(PoC)、OCIの導入・移行支援は株式会社インターネットイニシアティブが行い、他システムとOCIとで必要なシステム間接続には、同社の「IIJクラウドエクスチェンジサービス for Oracle Cloud Infrastructure FastConnect」が採用されています。

日本オラクルのコンサルティング部門は本プロジェクトの計画フェーズ向けにクラウド移行のフィジビリティ・スタディ、「Oracle Cloud Infrastructure GoldenGate」でのデータ移行検討支援、事前検証(PoC)支援を提供しました。また、実行フェーズにおいても方式設計、技術ガイドおよびレビュー支援のサービスを提供することでプロジェクト全体の品質向上やお客様の技術習得に貢献しています。

本発表に向けたお客様からのコメント:
「チケット販売システムは、ぴあのビジネスにおいて極めて重要なシステムです。今回、そのデータベース環境を『Oracle Exadata Cloud Service』に移行することにより、オンプレミス同等の基盤性能、可用性、セキュリティを確保しつつ、アクセス変動要素の大きなビジネスに対するリソースコントロールとスケーラビリティを獲得できると考え、採用を決めました。お客様に安定したサービスを提供し、販売機会を最大化すると共に、システムの運用負荷軽減、効率化に加え、ビジネス成長に対応する柔軟性を実現できることも期待しています。」

ぴあ株式会社 システム局長
山田 武史 氏

参考リンク
・ぴあ株式会社 リンク
・株式会社インターネットイニシアティブ:IIJクラウドエクスチェンジサービス for Oracle Cloud Infrastructure FastConnect リンク
・Oracle Exadata Cloud Service リンク
・Oracle Cloud Infrastructure GoldenGate リンク
・Oracle Cloud Infrastructure リンク

日本オラクルについて
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp

オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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