屋外向けの映像制作用4Kリモートカメラ“CR-X300”を発売 多様な通信連携と高い耐環境性能により幅広い撮影シーンに対応

キヤノンは、IP(※1)によるリモートプロダクションを実現する、映像制作用リモートカメラシステムの新製品として、屋外向けの4Kリモートカメラ“CR-X300”を2022年2月中旬に発売します。



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“CR-X300”は、多様な通信規格への対応と高い耐環境性能により、スポーツ中継や野生動物、テーマパーク、イベント会場など屋外におけるさまざまな撮影に適したPTZ(パン、チルト、ズーム対応)リモートカメラです。近年、映像コンテンツの需要拡大により、映像制作現場では大量のコンテンツの制作、配信が求められています。キヤノンは、屋外・屋内それぞれのリモートカメラシステムのラインアップを拡充することで、映像制作ワークフローの効率化・省人化に貢献していきます。


■ 業務用ビデオカメラ同様のキーデバイス搭載による高画質な映像撮影
1/2.3型CMOSセンサー、映像処理プラットフォーム「DIGIC DV6」など、業務用ビデオカメラで培った映像処理技術などを生かしたキーデバイスを搭載し、4K/30P/4:2:2/10bitの高画質な映像撮影が可能です。また、焦点距離約29.3mm-601mm(※2)相当の光学20倍ズームレンズを搭載し、広角から超望遠まで、幅広いシーンでの撮影が可能です。

■ 柔軟なシステム構築を実現する多様な通信規格への対応
キヤノンの映像制作機器をIP制御する「XCプロトコル」に対応しています。CINEMA EOS SYSTEM(※3)のカメラや屋内向けリモートカメラ「CR-N500(2021年5月発売)/CR-N300(2021年6月発売)」など複数のカメラとともに専用コントローラーやPCソフトウエアで制御することができます。さらに、ストリーミング配信が可能な「RTMP(※4)」や、ライブ映像制作を支援する「NDI|HX(※5)」にも対応し、制作環境に合わせて柔軟にシステムを構築することができます。

■ 屋外撮影に対応する耐環境性能と設置負荷を軽減する本体仕様
国際電気標準会議が定める水や異物侵入の保護等級「IP65」準拠の防じん・防滴性能を達成しています。また、ワイパーの標準装備や腐食に強いアルミダイキャストの採用など、強風や風雨にさらされる屋外の設置環境に対応します。また、「PoE++(※6)」に対応し、LANケーブル1本で電源供給とカメラ制御を行うことができるため、設置時の省線化やコスト低減に貢献します。


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※1 Internet Protocol。インターネット上で情報のやり取りをする際の通信方式。
※2 35mm判換算。4K UHD設定かつIS OFFまたはスタンダードIS ON時。
※3 対象機種は「EOS C300 Mark III/EOS C500 Mark II」で、順次拡大予定。2021年8月公開のファームウエアの更新が必要。
※4 Real-Time Messaging Protocol。米国Adobe社が開発した、動画や音声のストリーミング配信・再生を行う通信規格。
※5 米国NewTek社が開発した、IPネットワークによるライブビデオ制作のワークフローを支援する通信規格。※6 Power over Ethernet。LANケーブルを通して電力を供給する技術のこと。「PoE++」は消費電力の大きい機器に対応。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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