新生銀行とアドインテによる、新規事業創出に係るDX支援業務の開始について

~小売事業者等の法人顧客向けに販促DXに資するリテールメディアの開発を支援~

当行は、当行の資本提携先である株式会社アドインテ(京都府京都市、代表取締役 十河 慎治、以下「アドインテ」)と、小売事業者等の法人のお客さま向けに新規事業創出に係るリテールメディア開発支援業務を開始しましたので、お知らせします。



現在、DXの推進が多様な業界にビジネスの変革をもたらしており、小売業界においても店舗設備のデジタル化とそれにより得られたビッグデータを活用したリテールメディア開発など、RaaSモデルによる新規事業の創出に向けた動きが活発化しています。本取り組みでは、当行が有する顧客基盤、財務コンサルティング機能およびファイナンス機能と、アドインテが強みとするオフラインマーケティングおよびオンラインマーケティングサービスの融合により、お客さまの販促領域のDX推進に資するリテールメディア事業への新たな参入をサポートしていきます。

■本取り組みの概要
リテールメディア事業とは、小売店舗で得られるデータ(購買記録等)を活用し、消費者向け広告を効果的かつ効率的に配信する仕組みを広告主(メーカー等)に提供し、広告料を得る事業です。当行は、小売事業者等のお客さまの経営課題分析を踏まえ、お客さまが保有するデータを活用した新規事業参入等の課題解決型営業を通じて、お客さまのニーズを可視化します。
アドインテは、当行が紹介するお客さまに対して、CDP(カスタマーデータプラットフォーム)開発による顧客データ分析基盤を提供し、ID-POSと連動したデジタル広告配信の導入支援を行います。また、AIBeacon※1で取得した店舗での来店行動等のオフラインデータも活用し、消費者の関心に合わせた販促活動支援を提供することで、購買意欲向上や店舗導線の刷新等、経営効率の改善をサポートします。当行は、Cookieレス時代に対応したリテールメディア事業へ参入するお客さまに対して、新規事業の立ち上げに必要な財務コンサルティングや各種ファイナンスの提供を実施していきます。
また、当行は本取り組みにおいて、お客さまの新規事業により創造された収益に応じた業務委託報酬を、アドインテを通じて一定期間受領する等のレベニューシェアのビジネスモデルを採用し、銀行の新たなビジネスモデルの開拓に挑戦します。
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新生銀行グループでは、中期経営戦略において事業法人のお客さまに向けた「事業パートナー型ビジネス」の展開を掲げています。大・中堅企業を中心としたお客さまが有する事業基盤と、当行が投資するベンチャー企業の競争力あるサービスを繋ぎ合わせ、さらに新生銀行グループが事業化に必要なファイナンス支援を始めとするさまざまなソリューションを提供することで、三者で新たな事業を創出していく価値共創の取り組みに注力しています。今後も、当行は従来の金融サービスに留まらない、より一層お客様の事業に寄り添った支援体制の拡充を目指していきます。

※1 アドインテが独自開発したIOT端末
※2 銀行の顧客基盤を活用した顧客紹介、ならびに事業化までに必要なその他情報提供および助言

■株式会社アドインテの概要
商号:株式会社アドインテ
所在地:京都府京都市下京区新町通四条下る四条町347-1 CUBE西烏丸7F
代表者:代表取締役 十河 慎治
事業内容:流通小売DX支援/O2O・OMOマーケティング/リテールメディア開発・運用
設立日:2009年4月3日
資本金:4.7億円
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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