ブラザー、グループビジョン 「At your side 2030」を策定

ブラザー工業株式会社(社長:佐々木一郎)は、さらなる成長と持続的な企業価値の向上を目指すとして、2022年度から2030年度までのブラザーグループビジョン「At your side 2030」を策定した。



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1. ブラザーグループビジョン「At your side 2030」策定の背景

ブラザーグループは、1908年にミシンの修理業からはじまった。その後、110年以上にわたり、時代や環境の変化に合わせて自らを変革し、お客様のニーズにあった価値を提供し続けてきた。昨今、デジタル化や自動化などの加速によるお客様の購買行動の変化、新型コロナウイルスの拡大による社会変容などにより、ブラザーグループを取り巻く事業環境も大きく、かつ急速に変化している。
こうした変化の激しい環境に対応しながら、持続可能な成長を実現していくために、あらたに2030年に向けたブラザーグループビジョン「At your side 2030」が策定された。

2. 「At your side 2030」の概要

「At your side 2030」は、2030年に向けてお客様にどのような価値を提供していくのか考え、ブラザーの存在意義を再定義した「あり続けたい姿」を起点に、どのような方法で価値を提供するのか(「価値の提供方法」)、何を実現するのか(「注力領域」)が示されている。今後は2030年の姿から、バックキャスティングで中期戦略が立案され、実行されていく。なお、次期中期戦略については、来年春頃の発表が予定されている。
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1) あり続けたい姿
ブラザーが何のために存在し、どのようにあり続けたいかについては、「世界中の“あなた”の生産性と創造性をすぐそばで支え、社会の発展と地球の未来に貢献する」と定義された。ブラザーは、世界中に存在する、お客様をはじめとした、価値創出を行い進歩し続けたいと願うすべての人々を“あなた”と位置付け、その人々の願いを叶えるための存在であり続けたいと考えた。そして、社会の持続的な発展の実現に貢献しながら、地球環境への責任を果たしていく。

2) 価値の提供方法
価値の提供方法については、「多様な独自技術とグローバルネットワークを強みに、お客様の成功へのボトルネックを見つけ解消する」と定義された。ブラザーグループは創業以来、さまざまな事業を生み出され、グローバルに展開してきた。今後も40以上の国と地域に広がる生産・販売・サービス・開発拠点のネットワークをベースとするグローバル複合事業企業ならではの強みを生かし、お客様や取引先など外部からの学びを得ながら、国や地域、事業を越えて優れた価値を迅速に提供する。また、お客様のバリューチェーンに向き合い、ボトルネックとなるものを見つけて解消するだけでなく、モノづくりにとどまらないデジタル技術の活用などの“コト”も含めて、お客様への価値提供の幅も広げていく。

3) 注力領域
上記の価値を発揮することにより、産業用領域とプリンティング領域が2030年までの注力領域と位置づけられ、特に強化されていく。産業用領域での飛躍と、プリンティング領域の変容により事業ポートフォリオが変革され、複合事業体として成長し続けることができる。産業用領域では、ブラザーの強みが活きるビジネス領域において、生産性の向上に加え、働く人々や地球環境の課題を解決し、ベストパートナーとしての信頼を確かなものにする。プリンティング領域では、オフィスワークやプリンティングを取り巻く環境が大きく変わる中にあっても、働く人々の期待に応え続けるとともに、これまでの事業の枠を超えて新たな柱を築く。

※「At your side 2030」に関する説明資料は、以下ウェブサイトに公開されている。
 (2021年10月6日(水)12:00に公開予定)
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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