専門職大学院シンポジウム『高度専門職業人養成に特化した専門職博士課程創設の必要性』オンラインにて開催

主催:コンテンツ教育学会、後援:文部科学省

日本初の株式会社による専門職大学院、デジタルハリウッド大学大学院(本校:東京都千代田区 学長 杉山知之 以下本大学院)では、[SEAD(Science/Engineering/Art/Design)]4要素の融合をコンセプトとして、デジタルコミュニケーションを駆使し、社会に新しい産業や文化を生み出すリーダーを輩出しています。
この度、本学教授の高橋光輝が理事長を務める「コンテンツ教育学会」主催による専門職大学院シンポジウムを、8月31日(火)に開催いたします。オンラインで開催しますので全国どこからでもご参加いただけます。




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 コンテンツ教育学会は、デジタルコンテンツ分野における教育研究に加え、ビジネススクールにおける教育研究の知見集積と発展を目的として、2017年2月10日に設立されました。

 これまで多様な分野で専門職大学院による高度専門職業人育成が行われ、数多くの修了生が輩出されてきました。一方でその使命を果たす上で様々な課題も抱えています。具体的には、社会的受け皿不足や入学者の減少、グローバル化対応の遅れ、産業界等との連携、大学院同士のネットワーク構築、高度専門職業人養成の位置付けなどが挙げられます。中でも高等教育機関として大学院によるリカレント教育(特に社会人の学び直し)が今後重要な役割をしめていく中、今後求められるのは、高度専門職業人養成に特化し、現行の専門職大学院修了者も受入れ、博士の学位に導く、新たな専門職博士課程の創設です。博士課程の創設に対する機運が高まっています。

 このような背景を受けて、今回は専門職博士後期課程構想を掲げるコンテンツ教育学会理事長の高橋による講演に加え、専門職大学院を管轄する文部科学省 高等教育局専門教育課 専門職大学院室 渡邊氏、京都大学経営管理大学院の修士課程(ビジネススクール)と博士後期課程で長年の指導を経験し、現在は京都先端科学大学経済経営学部長・研究科長を務める徳賀教授をお招きし、新たな専門職博士課程の創設の在り方を議論します。

 具体的な専門職大学院博士課程の創設を語る貴重な専門職大学院シンポジウムです。ぜひ、この機会にご参加ください。


<専門職大学院>

専門職大学院は、科学技術の進展や社会・経済のグローバル化に伴う、社会的・国際的に活躍できる高度専門職業人養成へのニーズの高まりに対応するため、高度専門職業人の養成に目的を特化した課程として、平成15年度に創設されました。特徴としては、理論と実務を架橋した教育を行うことを基本としつつ、1:少人数教育、双方向的・多方向的な授業、事例研究、現地調査などの実践的な教育方法をとること、2:研究指導や論文審査は必須としないこと、3:実務家教員を一定割合置くことなどを制度上定めています。

制度創設時から法曹(法科大学院)、会計、ビジネス・MOT(技術経営)、公共政策、公衆衛生等の様々な分野で開設が進み、平成20年度には、実践的指導能力を備えた教員を養成する教職大学院が開設されるなど、専門職大学院は、高度で専門的な知識・能力を備えた高度専門職業人を養成することが期待されています。現在はマスターレベルの専門職学位課程のみ存在しています。


<2021年 コンテンツ教育学会 専門職大学院シンポジウム 開催概要>

【テーマ】 「高度専門職業人養成に特化した専門職博士課程創設の必要性」

【日 時】 2021年8月31日(火)13:00~15:00(予定)

【プログラム】
13:00 開催にあたって

13:10専門職大学院の現状とさらなる高度専門職業人の養成(博士後期課程との接続)について

 文部科学省 高等教育局 専門教育課 専門職大学院室 推進係長 渡邊倫権氏

13:30専門職博士課程の学位ニーズと考察

 コンテンツ教育学会 理事長
 デジタルハリウッド大学院 教授 高橋光輝

13:50 専門職博士課程創設の必要性と課題

京都先端科学大学 経済経営学部長・研究科長 教授 徳賀芳弘氏

14:20 ディスカッション

15:00 終了の挨拶

※上記のプログラムは主催者の都合により変更になることがありますので予めご了承ください。

開催方法:ビデオ会議システムZoom(ミーティング)によるオンライン開催となります。

参加費:無料

定員: 50 名

参加申し込み  リンク


【コンテンツ教育学会 概要】

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入会はこちら

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【パネリスト】

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文部科学省 高等教育局 専門教育課
専門職大学院室 推進係長
渡邊倫権(わたなべ・とものり)氏

・プロフィール
大学卒業後、2012年に文部科学省に入省し、文教施設企画部(当時)で国立大学法人等の施設整備に関する事務に従事。その後、復興庁、内閣官房への出向、研究振興局での業務経験を経て、2021年に現職の高等教育局専門教育課専門職大学院室に配属。

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京都大学 名誉教授
京都先端科学大学 経済経営学部長・研究科長 教授
徳賀芳弘(とくが・よしひろ)氏

・プロフィール
博士(経済学・京都大学)。ワシントン大学客員研究員、九州大学経済学研究院教授、京都大学経済学研究科教授、日本銀行客員研究員、京都大学経営管理大学院院長、京都大学副学長を経て、2021年4月より京都先端科学大学教授。専門は国際会計、財務会計。Asian Academic Accounting Association会長、International Association for Accounting Education &Research副会長、国際公会計学会会長、日本学術会議第一部会員・経営学委員長等を歴任。現職として金融庁・企業会計審議会会長、企業会計基準委員会委員、公認会計士監査審査会委員、日本会計研究学会会長等。

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デジタルハリウッド大学 デジタルコミュニケーション学部 学部長 教授
デジタルハリウッド大学大学院 デジタルコンテンツ研究科
デジタルコンテンツ専攻 教授
コンテンツ教育学会 理事長 高橋光輝 (たかはし・みつてる)

・プロフィール
アメリカの放送局にてディレクターとして番組製作業務に従事。
「メディア論」や「コンテンツ産業論」「アニメ学」等の著書を発行。文化庁や外務省などの依頼で、世界各国で日本のコンテンツの講演活動を続けている。
私塾から専門学校、大学、専門職大学院と様々な現場にて教佃の経験を持ち、「実践教育の研究」「暗黙知の形式知化」をテーマに、実務と理論を架橋するデジタル専門人材や専門職教員など高度職業人養成を実践している。
博士(学術)。専門社会調査士。知的財産アナリスト(コンテンツ)。専門職教育支援士。
6/2発売 新著『新たな局面を迎えたコンテンツビジネス 日本のコンテンツ産業の現状と課題』(インプレスR&D)
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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