【LINEリサーチ】スマホ検索時の重視点は「知りたい情報の見つけやすさ」 スマホ検索時の利用サービスは年代の違いが顕著に

LINE株式会社 2021年08月02日 19時47分 [ LINE株式会社のプレスリリース一覧 ]
From PR TIMES

LINEリサーチ、全国の男女を対象にスマホの検索に関する調査を実施

LINE株式会社では、同社が保有する約549万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。

このたびLINEリサーチでは、日本全国の13歳~79歳までを対象に、スマホで調べものをするときの検索行動(スマホを使って何を、どのように調べているのか、その検索方法を利用する理由や年代別の傾向)について調査しましたので、その結果をお知らせいたします。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:リンク

※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。



■インターネットで調べ物をするときはスマホを使う人が約9割、パソコンも4割弱
何かを調べたいと思ったときに、インターネットで検索をする人は多いと思いますが、その際に何を使って調べたり、探したりしているかを聞いてみました。すると、「スマホ」が約9割、パソコンが約4割となりました。
スマホはすべての年代で9割前後となり、パソコンは男性20代、40代以上で5割弱となっており、全体的に男性の方がパソコンでも調べものをしている傾向がみられました。
インターネットで調べたり探したりしない、という人は1%と少なく、大半の人が調べ物をするときにインターネットを活用していることがわかります。
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■スマホ検索時の重視点は「知りたい情報を見つけやすいこと」が1位。2位以降は年代で違い
ここからはスマホでの調べものについて詳しくみていきます。
ふだん、スマホで何か調べものをするときに、どのようなことが特に重視されているのかみてみると、全体では「知りたい情報を見つけやすいこと」がもっとも高くなり、次いで「使い慣れている/いつも使っているものであること」となりました。

10代、20代では他の年代に比べて「正確な情報が得られること」、「信頼できる情報が得られること」が高くなっており、10代では2位に入ってきています。
また、40代以降では下の年代に比べ「使い慣れている/いつも使っているものであること」がやや高く、慣れ親しんだ方法で、スムーズに調べられることを重視しているのかもしれません。
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■「Google」「YouTube」「Twitter」など、スマホ検索時に利用するサービス。 男女や年代の差が顕著に
スマホで調べものをするとき、さまざまなサービスがありますが、何を使って調べることが多いのでしょうか。まず、「検索エンジン」「SNS検索」そして「動画アプリ/サイト」に分類してみてみると、Google、Yahoo! JAPANなどの「検索エンジン」を使う割合は9割以上、TwitterやInstagramなどの「SNS」は6割弱、YouTubeやTikTokなどの「動画アプリ/サイト」は5割弱となりました。
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検索エンジンが9割以上という結果になりましたが、具体的にどの年代がどのサービスを利用しているのかをみてみると、すべての性別・年代で「Google」が1位となっています。2位以降では年代ごとに特徴がみられます。10~20代では、2位以降はSNSや動画サービスとなっており、「YouTube」「Twitter」「Instagram」が並びます。10代では男女ともに「YouTube」が高く、7割以上となっています。20代男性は「YouTube」「Twitter」が6割弱、女性は「Instagram」と「Twitter」のSNSのサービスが並ぶ結果となっています。20代女性は上位3つのサービスともに7~8割前後となっており、調べたいことに合わせてそれぞれのサービスを利用している様子もうかがえます。
40代以降は男女ともに2位に「Yahoo! JAPAN」が入っています。Yahoo! ニュースなどの利用や検索のトップページでまとまっているコンテンツなどから調べていることも考えられます。
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■ハッシュタグ検索やキーワード検索、調べものをするときどんな探し方をしている?
検索エンジンやSNS検索において、実際に調べたいことを探すときにどのように行動しているのでしょうか。

検索エンジンの場合、キーワード検索が主流で、特に「複数のキーワードを入れて、検索する」がもっとも高くなっています。自分が探したい情報が検索結果にでてくるように細かい条件で検索をするという探し方をしている人が多いようです。
5位に「ニュース画面(タブ/メニュー)をみる」とタブを切り替えての検索も2割弱ほどみられます。グラフにはありませんが、10代、20代では「画像の画面(タブ/メニュー)をみる」が2~3割となっており、若い年代では画像で探すという検索方法も比較的取り入れられているようです。
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SNSでの検索の場合も、キーワードを入れての検索が上位となっていますが、「複数キーワードを入れて、検索する」、という割合は検索エンジンよりも低くなっています。SNS検索ならではですが、4位に「ハッシュタグ(#)で検索する」が入っています。また、グラフにはありませんが、10代では「自分がフォローしている人の投稿の中から探す」、10代、20代で、「おすすめ/トレンドの画面を見る」が2割強となり、トレンドとなっている情報から調べたいことを探すという行動も考えられそうです。
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■「検索エンジン」「Twitter」「Instagram」どんな理由で使っている?調べるジャンルの特徴とは
次に、利用理由を見てみましょう。ここでは、ふだんのスマホでの調べもので「検索エンジン」「Twitter」「Instagram」をそれぞれ1番利用している人をベースに「利用している理由」や「検索するジャンル」などをみていきます。

GoogleやYahoo! JAPANなどの「検索エンジン」を1番利用している人が、そのサービスを利用している理由としては、「使い慣れている/いつも使っているものだから」がもっとも高く約56%となっています。次いで、「知りたい情報を見つけやすいから」「検索結果が見やすいから」が続きます。

「Twitter」を1番よく利用する人が利用している理由をみてみると、「最新/リアルタイムな情報が得られるから」が5割弱で1位、3位に「他の人の反応や感想がわかる/参考になるから」が入ってきています。

「Instagram」を1番よく利用する人は、「ハッシュタグからいろいろ探せる/調べられるから」が4割強で1位となり、2位が「画像/動画で見やすいから」と続きました。
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続いて、ふだんスマホでの調べもので「検索エンジン」「Twitter」「Instagram」のサービスを使っている人が、どのようなジャンルを調べているのかみてみると、それぞれのサービスの特徴がよく現れる結果となっています。

「検索エンジン」では、他の検索手段と比較すると「わからないことば/人」が高くなっています 。趣味や天気、ニュースなどのジャンルもよく調べられるジャンルとしてあがっています。また、「天気/災害、交通機関の情報」「解決したいこと/悩みごと」や「仕事/勉強に関すること」について、TwitterやInstagramと比較して高い傾向となりました。

「Twitter」で調べものをする人は、「趣味に関すること」「エンタメ情報」や「最新のニュース」「好きな人や気になる有名人/芸能人」などを比較的よく検索している様子です。

「Instagram」で調べものをする人は、「趣味に関すること」が検索エンジン、Twitterと同様に高い割合となっています。検索エンジンやTwitterの傾向と異なるジャンルとしては、「グルメ」「ファッション」「美容/コスメ」「髪型/ヘアスタイル」などが高くなっています。
「気になる人/フォローしたい人のアカウント」は、Twitter、Instagramともに割合は比較的高く、SNS検索ならではのジャンルかもしれません。
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最後に、7月2日(金)から3日間ほど行った調査時点で、それぞれ最近検索したワードを自由記述で教えてもらいました。一部ですが少しご紹介します。

<検索エンジンで検索したキーワード>
・今日 天気(東京都 女性 21歳)
・コロナワクチン 2回目 いつ?(福岡県 女性 63歳)
・とうもろこしご飯 芯を入れるわけ(東京都 女性 48歳)
・線上降水帯(埼玉県 男性 65歳)
・猫カフェ マナー(新潟県 男性 32歳)
・関西 グルメ ブログ(兵庫県 男性 54歳)

<Twitterで検索したキーワード>
・コロナ 神奈川(神奈川県 女性 19歳)
・ドラゴン桜(京都府 女性 27歳)
・スタバ ご当地(山梨県 女性 19歳)
・電車 遅延(奈良県 男性 35歳)
・桐生ココ 卒業ライブ(福島県 男性 22歳)

<Instagramで検索したキーワード>
・おしゃれカフェ(愛知県 男性 24歳)
・ショートヘアアレンジ(北海道 女性 38歳)
・ハンドメイドアクセサリー(大分県 女性 33歳)
・ブルベ夏(神奈川県 女性 26歳)
・BTS (兵庫県 男性 16歳)


LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。


【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の13歳~79歳の男女
実施時期:2021年7月2日~7月5日
有効回収数:15,731サンプル
※性別年齢構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります

【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約549万人のアクティブモニターのうち10~29歳が51%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2021年6月時点

「LINEリサーチ」公式サイト:リンク


プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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