セガ、学習教材『ぷよぷよプログラミング』を使った小学生向けプログラミング教育カリキュラムを開発し、実施

株式会社セガ、実際のゲーム開発で使われているWeb標準言語による『ぷよぷよ』のソースコードを書き写す作業やカスタマイズを通じてプログラミングの理解を深めるカリキュラムを実施。



[画像1: リンク ]

株式会社セガ(本社:東京都品川区、代表取締役社長COO:杉野行雄、以下 セガ)は、アクションパズルゲーム『ぷよぷよ』のソースコードを活用した学習教材『ぷよぷよプログラミング』を使った小学生向けの教育カリキュラムを開発し、青山学院初等部で授業を実施しました。本カリキュラムによる授業は 2021年5月14日(金)から 2021年6月25日(金)にかけて6回にわたって行われました。

この度のカリキュラムは、図形やブロックなどを操作して意図した処理を組んでいくビジュアルプログラミングの次のステップとして、実際のゲーム開発で使われているWeb標準言語(HTML5やJavaScript)による『ぷよぷよ』のソースコードを書き写す作業(写経)やカスタマイズを通じて、プログラミングの理解を深めることを目的として開発しました。講師には『ぷよぷよ』シリーズのジャパン・e スポーツ・プロライセンスを保有し、システムエンジニアの経験もあるぴぽにあ選手を招きました。

初回から2回に渡り、学習の導入として児童は用意されたテキストに沿って『ぷよぷよ』の教材向けソースコードを入力することで、「ぷよ」の落下や左右移動、回転を行うコーディングを行い、また、パラメータを書き換えることで、ゲーム画面の背景色の変更や落下スピードなどのゲームバランスの調整をしました。また、続く3回の授業では学校の独自授業として、高齢者の方でも楽しんでもらえる『ぷよぷよ』をテーマに、プログラムのカスタマイズによるゲーム開発を考えるグループワークを実施。「ぷよ」を見やすいように数字や児童が作成したオリジナルキャラクターに変更したり、「ぷよ」の大きさの変更や落下スピードを調整したりするなど各班が趣向を凝らして、独自の『ぷよぷよ』開発に取り組みました。また、プレゼン発表に向けて、児童は各自パソコンを使いこなして資料作成などの準備を行いました。最終回の授業では、それぞれのグループが作成した独自の『ぷよぷよ』について、「ぷよぷよ」シリーズ総合プロデューサーとぴぽにあ選手に対してプレゼンテーションを行いました。

参加した児童からは「(ビジュアルプログラミングによる)これまでの授業より難しかったが、『ぷよぷよプログラミング』で学ぶことで、遊んだことのある『ぷよぷよ』がどのようにできるのかその仕組みがわかった。」「自分で考えた『ぷよぷよ』を作ることができ、プレゼンでもしっかり発表することができてよかった。楽しい授業だった。」という感想がありました 。

指導された青山学院初等部教諭 井村 裕先生によるコメント
講師のレクチャーを受けて着々と先に進めていく姿が印象的だった。“自分たちの『ぷよぷよ』を作成する”という明確かつ、楽しみなゴール設定が児童たちのやる気を引き出す重要なポイントになっている。プログラミング教育が必修化された小学校において、楽しみながら学べる、『ぷよぷよプログラミング』による本カリキュラムは非常に有効的であると実感した。
[画像2: リンク ]


・カリキュラム内容(40分×6時限)
第1回(5月14日) 講師:「ぷよぷよ」プロプレイヤー ぴぽにあ選手
○「ぷよぷよ」ってどんなゲーム?
○「ぷよぷよ」を作ってみよう
(ゲームフィールドをつくる/「ぷよ」が落ちてくる/「ぷよ」を左右に動かす/
「ぷよ」を回してみよう/「ぷよ」を消してみよう)
○完成!遊んでみよう
第2回(5月21日) 講師:「ぷよぷよ」プロプレイヤー ぴぽにあ選手
○前回のおさらい(「ぷよぷよ」を作ってみよう)
〇ぷよぷよのカスタマイズ(改造)
(著作権をまもろう/「ぷよ」を変えてみよう)
○eスポーツプロ選手のお仕事紹介
第3~5回 通常授業(グループワーク)
〇プレゼン資料作りとプログラムの改造
第6回(6月25日)
講評:「ぷよぷよ」シリーズ総合プロデューサー細山田水紀、ぴぽにあ選手
〇各班児童による発表
〇細山田プロデューサー、ぴぽにあ選手による講評

・第6回授業の様子

[画像3: リンク ]

[画像4: リンク ]

[画像5: リンク ]


児童が作成したプレゼン資料のスライドを一部紹介します。
[画像6: リンク ]

[画像7: リンク ]

[画像8: リンク ]

[画像9: リンク ]


『ぷよぷよプログラミング』は2020年6月の提供開始以来、全国各地の教育委員会や学校、eスポーツ団体や企業が主催するイベントでの本コンテンツを活用した特別授業、ワークショップ等の場でご利用いただき、登録者数は45,000人を突破しました(2021年3月時点)。セガではゲーム事業やジャパン・eスポーツ・プロライセンス認定タイトル『ぷよぷよ』のeスポーツ展開を通じて培ったノウハウや資産を活用し、今回のカリキュラム提供のようにプログラミング教育に関する企画・運営を多数サポートしています。今後も昨年度よりプログラミング教育が必修化された小学校や今年度より必修化する中学校のほか、高等学校、大学などの教育機関を中心にプログラミング教育を支援する取り組みを進めていきます。

『ぷよぷよプログラミング』について(リンク
『ぷよぷよプログラミング』は、アシアル株式会社が提供するプログラミング学習環境『Monaca Education』において、『ぷよぷよ』のソースコードを書き写す作業(写経)を通して、プログラミング学習できる教材です。製品版と同じ画像素材を利用し、実際に『ぷよぷよ』のプレイ画面を確認しながらコーディングを行うことができます。基礎コースから初級・中級・上級コースまでの難易度を用意しており、幅広い学習層にご活用いただけます。1,000以上の教育機関で利用されている『Monaca Education』は、クラウドサービスのため教育現場での導入や運用が簡単で、インターネット環境があれば既存PCやタブレットによる学習や指導が可能です。なお、本コンテンツは無料でご利用いただくことができます。また、第17回 日本e-Learning大賞で日本電子出版協会会長賞を受賞しました。2020年6月の提供開始以来、『ぷよぷよプログラミング』の登録者数は45,000人を突破しています。
[画像10: リンク ]


セガについて(リンク
株式会社セガでは家庭用ゲーム機、PC、スマートフォン向けゲームの企画・開発・販売・運営及びアーケード機器の企画・開発・販売を軸に事業を展開するほか、ゲーム事業で培ったノウハウを生かしたデジタルサービスやプライズをはじめとしたキャラクター商品の企画・開発・販売等を行っています。家庭用ゲーム機、PC、スマートフォン向けゲーム事業においては、日本国内、及び海外のスタジオにて開発したゲームコンテンツを、日本を始め世界各地に置く拠点を通して全世界にご提供しています。また、アーケードゲーム事業においてはプライズマシン、メダルゲームなど革新的な発想力とそれを具現化する高い開発力により時代を象徴する画期的な製品を多数生み出してきました。

記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
本文書に記載している情報は、発表日時点のものです。
(C)SEGA



プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]