モビルス、LINEによる学校連絡網サービス「SCHOOL CAST」を提供開始

~第一弾として、大分県別府市のLINE公式アカウントに採用~

The Support Tech Companyとして顧客サポート支援のソリューションを開発するモビルス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石井智宏)は、この度、自治体向けにLINEを活用した保護者への学校連絡網サービス「SCHOOL CAST(スクールキャスト)」の提供を始めました。第一弾として大分県別府市(市長:長野恭紘)に採用され、4月1日より別府市のLINE公式アカウント(@beppucity)にて運用中です。

「SCHOOL CAST」は、市町村のLINE公式アカウント(地方公共団体プラン)を利用し、各地域において生徒(児童)の保護者へLINEメッセージが送信できるシステムです。配信対象は、学校・学年・クラス・部活などの単位で設定でき、自治体・学校による保護者へのスムーズな連絡を支援します。




[画像1: リンク ]



■ 開発の背景

モビルスでは、自治体向けに道路の老朽化や公園器具の破損等の不具合通報や、ごみ分類・子育て相談等がLINEで簡単にできる「モビルス×LINE 住民サービス」を提供しているほか、福岡市のLINE公式アカウントでの避難行動支援機能の開発や、市川市のLINEによる住民への情報発信に採用されるなど、自治体と住民のコミュニケーション活性や業務効率化に向けた取り組みを支援してきました。

また、自治体のBCP(災害時の業務継続計画)対策の支援を目的に、AI電話自動応答システム「MOBI VOICE」の無償提供を行い、名古屋市などに採用されました。川口市では、新型コロナウイルスワクチン接種の問い合わせ窓口に、「MOBI VOICE」が導入され、24時間電話で問い合わせ対応を可能にしています。品川区の独自給付金では、申請状況確認や問い合わせがWebとLINEから24時間自動対応できるチャットボットの開発を行うなど、自治体向けサービスの豊富な導入実績があります。

自治体と住民のコミュニケーション手段としてLINE活用が増え、自治体からの情報配信だけでなく、住民からの道路等の不具合通報やチャットでの相談、住民票取得の手続きなど、様々な用途で活用が進んでいます。その中で、学校と保護者の連絡手段として、自治体のLINE公式アカウントを利用できないかと構想があがりました。

従来の学校連絡網は、メールや専用アプリが主流でした。メールは、通知に気づきにくい、情報を一覧で確認しにくいといった点が課題にあります。また、専用アプリは、新たにインストールが必要で利用されにくく、アプリの保守も負担になりがちです。

そこで、LINE公式アカウントに対応したセグメント情報配信システム「MOBI CAST(モビキャスト)」のオプション機能として、学校連絡網システム「SCHOOL CAST」を開発しました。「SCHOOL CAST」は、学校から保護者への情報配信のほか、既読確認やアンケートの実施、資料の配布などができます。今後、保護者から学校への欠席や遅刻連絡機能も搭載予定です。

学校連絡網をLINE内で実施することで、保護者の利便性を高め、学校と保護者のより円滑な情報共有、コミュニケーションを図ることができます。また、市町村のLINE公式アカウント活用支援を通じて、自治体のデジタル活用推進にも貢献します。


■ 別府市での導入について

別府市のLINE公式アカウント(@beppucity)にて、市内の幼小中学校にて学校と保護者の連絡網として、「SCHOOL CAST」が活用されています。

【導入の趣旨・目的】

〇学校 (幼稚園、小・中学校)から保護者への迅速かつ確実な緊急連絡により園児、児童、生徒の安全・安心の確保のため。

〇保護者の費用負担の軽減のため。

〇メール配信システムの統一により教職員・保護者の操作に係る負担の軽減のため。

【利用の流れ】

[画像2: リンク ]

(1)別府市LINE公式アカウントを友だち登録
(2)メニューから「受信設定」を選択し、「学校連絡網」を選択
(3)保護者名、生徒情報(学校、学年、クラス、出席番号、生年月日、認証コード)を入力
※認証コードは、学校から保護者へ連絡
(4)必要事項を入力後、送信
(5)正しく入力されたことが確認されると、登録完了
(6)学校から必要な連絡が適宜届く


■ 「SCHOOL CAST」の概要

市町村の保持する一つのLINE公式アカウント(地方公共団体プラン)を利用して、市町村の教育委員会の管轄する学校等教育機関の学校・学年・クラス・部活などの単位で、生徒(児童)の保護者に連絡を行う仕組みです。モビルスの提供するLINE公式アカウントのセグメント配信システム「MOBI CAST」のオプション機能となります。

【搭載機能】

・情報配信(学校→保護者)
・既読確認
・アンケート、意思確認
・資料配布
・配信グループ設定
・登録生徒(児童)管理
・情報送信者権限管理
・欠席・遅刻連絡(保護者→学校)※今後の機能拡張で追加予定

【保護者の事前登録手順】

(1)学校から保護者へLINEの登録用QRコードと認証コードを連絡
(2)QRコードから自治体のLINE公式アカウントを友だち登録
(3)LINE上で生徒(児童)情報を登録する
※登録情報は、学校名、学年、クラス、出席番号など(名前は必須ではない)。学校から連絡された認証コードは必須
(4)認証コードが正しい場合のみ、配信対象として登録完了

【学校の配信手順】

(1)管理画面上で配信メッセージを作成、配信対象を選択
(2)登録したメッセージが配信対象へ自動で送信される
(3)登録した保護者のLINE公式アカウントにメッセージが届く

[画像3: リンク ]


【価格】

個別お見積りとなります。別途ご相談ください。


【お申込み・お問い合わせ】

お申込みのほか、デモや詳しい案内を希望される方は、下記よりご連絡をお願いします。

<お問い合わせフォーム>
リンク

<メール>
contact@mobilus.co.jp

<お電話>※AI自動応答システムMOBI VOICE対応
03-6417-9523


<参考>モビルスの自治体支援実績

・【神奈川県横浜市】2021年4月28日:
横浜市のLINE公式アカウントに「道路損傷通報システム」を導入。
市民が発見した道路等の不具合を、24時間いつでもLINEで報告できる
リンク

・【埼玉県川口市】2021年4月2日:
モビルス、埼玉県川口市のコロナワクチン問い合わせ電話窓口にAI電話自動応答システムを導入。
接種予約の受付や質問に24時間自動で対応。
リンク

・【神奈川県相模原市】2020年11月30日:
LINEを活用した子育て支援の連携。モビルス株式会社「自治体ソリューション」から、NPO法人きずなメール・プロジェクトの孤育て予防メッセージ「きずなメール」を配信。相模原市LINE公式アカウント「さがみはら子育てきずなメール」
リンク

・【大分県別府市】2020年10月27日:
大分県別府市がモビルスの自治体向けLINE「情報配信」「AIチャットボット」サービスを導入。イベントや子育ての情報など、利用者が欲しい情報を登録しLINEで受信。「日英対応ごみ分別案内」にAI搭載で、ごみ分別検索がより簡単に。
リンク

・【新潟県長岡市】2020年10月19日:
新潟県長岡市がモビルスの自治体LINE向け「情報配信」「不具合通報」サービスを導入
リンク

・【大阪府堺市】2020年10月9日:
大阪・堺市がモビルスの自治体LINE向け「不具合通報」サービスを導入。
道路公園等の不具合を住民がLINEで24時間いつでも通報できるチャットボット始動
リンク

・【東京都品川区】2020年7月30日:
「しながわ活力応援給付金」のチャットボットを開発、申請状況の確認が24時間WebやLINEで可能に、品川区公式LINEアカウント開始
リンク

・【茨城県古河市】2020年6月12日:
古河市のLINEで相談できる「虐待・DVほっとLINE」の 実証実験にチャットシステム「mobiAgent」が採用
リンク

・【愛知県名古屋市】2020年5月20日:
名古屋市が、新型コロナ対応強化のためAI電話自動応答システム「mobiVoice」を採用、対応時間外だった夜間も住民からの電話問合せに自動応答可能
リンク

・【神奈川県相模原市】2020年3月19日:
相模原市のLINEによる住民への情報発信に「モビルス×LINE 住民サービス」が採用、防災・防犯やイベントなど市からのお知らせを、利用者の希望に沿って配信
リンク

・【福岡県福岡市】2019年9月4日:
福岡市のLINE公式アカウントにて防災新機能を開発 平常時にハザードマップや最寄り避難所の確認が可能に
リンク

・【千葉県市川市】2019年4月1日:
LINEによる住民への情報発信に「モビキャスト」が採用、市川市の行政手続き効率化にモビルス協力
リンク


【モビルス株式会社について】

モビルスは、テクノロジーでサポートを新しくするThe Support Tech Companyです。企業のコンタクトセンターや自治体向けに、AIチャットボット(自動応答)と有人応答によるシームレスなチャットサポートを実現するチャットシステム「MOBI AGENT(モビエージェント)(リンク)」や、チャットボット「MOBI BOT(モビボット)(リンク)、AI電話自答応答システム「MOBI VOICE(モビボイス)(リンク)、LINE公式アカウントに対応したセグメント情報配信システム「MOBI CAST(モビキャスト)(リンク)問い合わせ導線を一元化しガイダンスとフローをビジュアル化する「Visual IVR」(リンク)をはじめとした、カスタマーサポート支援のソリューション開発を行っています。モビシリーズは200社以上に導入実績があり、3年連続でチャットボット市場売上シェア1位を獲得しました(出典:「ITR Market View:ビジネスチャット市場2020」)。

また、LINE株式会社が提供する各種法人向けサービスの販売・開発のパートナーを認定する「LINE Biz-Solutions Partner Program」(2020年3月認定)の「LINE Account Connect」部門において、「Technology Partner」の「Silver」、特別賞の「Chat/Voice Award」を受賞、さらに「Technology Partner」コミュニケーション部門の「Silver」を獲得、 「Planning Partner」に認定されています(リンク

■Mobilus SupportTech Labについて

モビルスが、顧客サポートを進化させるテクノロジー「SupportTech(サポートテック)」の調査や普及を目的として設立したラボです。「Mobilus SupportTech Lab」では、テクノロジーによる顧客サポート現場の課題解決、変革を促すための活動に取り組んでいきます。具体的には、セミナーの主催・共催、登壇、実証実験を通した研究開発、調査レポートやカオスマップの発表、オウンドメディアにおける情報発信、などを実施していきます。

<プレスリリース>
リンク
<オウンドメディア>
リンク

設立:2011年9月16日 代表取締役社長:石井 智宏
本社:東京都品川区西五反田3-11-6 サンウエスト山手ビル5F
事業内容:人工知能とモバイル技術を活用した、サポート領域のAIソリューション開発
Web:リンク オウンドメディア「Mobilus SupportTech Lab」:リンク


* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。




プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]