韓国発のSendbirdが1億ドルの資金調達による10億ドル超えの評価額でユニコーン企業の仲間入り。Sendbirdの機能を利用した月間アクティブユーザーは3倍に

Sendbird 2021年04月13日 15時47分
From PR TIMES

アプリ内チャット、音声、ビデオの分野でモバイルエンゲージメント&コミュニケーションのリーディングカンパニーであるSendbird(本社:カリフォルニア州サンマテオ CEO:ジョン・S・キム)は、2021年4月6日、STEADFAST Capital Ventures(以下STEADFAST)が主導するオーバースクライブラウンドで1億ドルのシリーズC資金を調達いたしました。
STEADFAST社のマネージング・ディレクター兼ベンチャー・キャピタル部門長のKaran Mehandruが今後Sendbird社の取締役として就任いたします。今回のラウンドには、WiL(World Innovation Lab)、Emergence Capital、Softbank Vision Fund 2*のほか、以前からの投資家であるICONIQ Capital、Tiger Global Management、Meritech Capitalも参加しています。



■韓国発のユニコーン企業12社のうちの1社へと躍進
今回の資金調達は、Sendbirdにとって新たなマイルストーンを達成することになりました。現在の評価額は10.5億ドルで、韓国で設立された現在のユニコーン12社のうちの1社となり、B2Bエンタープライズソフトウェア分野では初の快挙となります。
(ユニコーン企業とは:創業から10年以内で評価額10億ドル以上、未上場のテクノロジー企業を指します。)

■Sendbirdのユーザー数及びご利用企業
シリーズBの発表以来、月間アクティブユーザー数(MAU)とSendbirdを利用したアプリケーション数を3倍に増やしました。
Reddit、Hinge、Paytm、Teladoc、Virgin Mobile UAE、Delivery Heroなどのデジタル・モバイルのリーダー企業のアプリを通じて、毎月1億5千万人以上のユーザーがSendbirdのチャット・動画プラットフォームで交流しています。

■Sendbirdのサービス需要が高まっている背景
Sendbirdの成長の原動力となっているのは、世界中の何十億人もの消費者が、より多くのコミュニケーションを、モバイルアプリを通して行っているという事実です。新型コロナの大流行は、この傾向をさらに加速させました。Sendbirdは、企業がわずか数行のコードで組み込むことができ、自社独自のアプリとしてコミュニケーションやブランド体験を可能にします。

■Sendbirdの導入により可能になるビジネス
現在、月に数十億人のユーザーがモバイルでリアルタイムに会話をしており、ユーザーにとって最も人気のあるコミュニケーション手段となっています。
企業は、より良い顧客体験や競合への対応のために、自社のモバイルアプリ内でのチャット、音声、動画コミュニケーションをますます活用するようになってきています。
最近では、お客様との会話をモバイルの中心に据える企業、サービスが増えています。ユーザーは、チャットの中で、配送業者から代替品の注文を受けたり、乗車をキャンセルしたり、友人に支払いをしたり、注文の状況を確認したりするなど、様々なことが可能になります。

■Sendbird サービスイメージ

[画像: リンク ]


■Sendbirdの日本進出について
Sendbirdは設立当初からのグローバル企業であり、現在の進出国は6カ国。現状では、APAC(アジア太平洋)地域が収益の大部分を占めています。日本においては、すでに楽天やPayPayなどの企業に導入されており、今後Sendbirdにとって日本市場は、グローバル戦略上大変重要な国になっていくと考えています。

■Sendbirdの共同設立者であり CEO のジョン・S・キムのコメント
「フードデリバリー、ヘルスケア、教育、エンターテイメント、ショッピングなど、あらゆるビジネスが顧客とのデジタルなつながりを求めています。今やユーザーは、モバイルアプリの中で、ユーザー同士やブランドとコミュニケーションをすることを期待しており、そこに我々の出番があるのです。配送業者との調整、オンラインマーケットプレイスの出品者からの質問への回答、趣味のコミュニティでの他のユーザーへのアドバイス、バーチャルビデオ通話での医師との会話など、Sendbirdは何億人ものユーザーが好みのブランドとつながるサポートをしています。また、当社のお客様は、非常にダイナミックで競争の激しい環境で事業を展開しています。お客様が新規モバイルサービスを迅速に立ち上げ、より良い成果を得られるように支援することが、当社の焦点です。昨年、Sendbird Callsを発表しました。これは、音声や動画機能をモバイルアプリケーションに組み込むためのAPIで、市場には強い需要がありました。
Clubhouseの爆発的な普及は、企業が音声や動画の活用についてはまだまだ黎明期であることを示しています。私たちは、お客様と一緒にモバイルの未来を築いていくことにワクワクしています」

■STEADFAST (投資家)マネージング・ディレクターKaran Mehandru のコメント
「あらゆる業種の最新ブランドは、エンゲージメントとリテンションを促進するために、顧客とデジタル上でリアルかつ、リアルタイムな会話を実現するために、アプリ内チャットをますます活用しています。Sendbirdの市場におけるリーダーシップと製品の拡張性は、これらの追い風を受けて、顧客との真のコミュニケーションを求める世界中のすべてのブランドにとって最初に選んでいただけるようなサービスを提供しております。我々は、今回の投資を主導し、ジョンとチームのパートナーとなることで、同社が顧客とのコミュニケー ションにおける次の主要なチャネルを定義し、所有することができることを嬉しく思います。」

■WiL(投資家) ジェネラルパートナー Rob Theisからのコメント
「Sendbirdは、急速に大きな成長を遂げている市場において最適なサービスです。同社の持つ多彩なコミュニケーションAPI群は、大企業からスタートアップまで幅広い企業、サービスに利用可能で、昨今の発展目覚ましい市場においても万全の体制でサービスを提供しています。私たちWiLは、投資家としてSendbirdの日本および世界での成長を支援できることを楽しみにしています。」

■Sendbirdの顧客基盤
現在、RedditやYahoo Sportsなどのコミュニティや、Carousell、Handy、Yellなどの両面型マーケットプレイスに広がっています。また、Delivery Hero、Ola、iFoodなどのフードデリバリーやライドシェアのリーダー、Rally Health、Teladoc、DocPlannerなどのデジタルヘルスのイノベーター、PayPay、Paytm、Picpayなどのフィンテック企業、Virgin Mobile UAE、ServiceNow、Kookmin Bankなどの企業も含まれています。
マッチンググループの一員である米国最大級の出会い系サイトHingeのCTOであるBen Celebic氏は、「私たちは、ユーザーがデジタル上で深いつながりを築くための新しい方法を見つける必要がありました。何百万人ものユーザーがつながりを求めている中で、規模に応じて信頼できるパートナーを必要としていたため、Sendbirdを選びました。」と述べています。

■この度の資金調達の使用用途は新しい世界創造のために
Sendbirdは、今回の資金調達を機に、研究開発を積極的に進め、お客様が既存の製品や新製品からより多くの価値を引き出せるようにしていきます。そのために、シリコンバレーの本社をはじめ、ニューヨーク、ロンドン、ミュンヘン、シンガポール、ソウル、バンガロールなど、世界各地の拠点で人員を増強していきます。さらに、Sendbirdは新しい市場への参入も計画しています。

■Sendbirdについて
Sendbirdは、Reddit、Delivery Hero、Paytmなど、モダンデジタルやモバイルファーストの企業から信頼されている、モバイルエンゲージメント・コミュニケーションプラットフォームのリーディングカンパニーです。Sendbirdは、どんな企業でも素早く簡単にリッチなリアルタイムチャット、ボイス、ビデオをアプリに組み込むことができ、ユーザーとのつながり、ユーザー間のつながりを構築することができます。Sendbirdを利用することで、お客様は、自社で構築やメンテナンスを行った場合に比べて、大幅に少ない開発労力やリスクで、迅速にチャットや音声、動画のメリットを享受することができます。
詳しくは、企業サイト(リンク )をご覧ください。

■WiL(World Innovation Lab)について
WiL(World Innovation Lab)はシリコンバレーと東京を拠点とし、日米を中心としたベンチャー企業への出資及び事業支援を行っています。Sony、スズキ、ANAホールディングス、博報堂DYメディアパートナーズ、KDDI、セブン&アイ・ ホールディングスなど国内有数の大手企業とのパートナーシップ、並びに、日米の強固なネットワークを持つ強みを活かしベンチャー企業を支援します。WiLは、mercari、ラクスル、SORACOM、SmartHR、Algolia、Asana、Auth0、Automation Anywhere、DataRobot、Kong、MURAL、TransferWise、及びUnqorkなどへの投資を実行してきました。
加えて、WiLは次世代のイノベーターの育成を目的とし、パートナー企業を対象にさまざまな研修や教育機会を設けているほか、パートナー企業内に眠る社内IPを活用した新規事業創出にも力を入れています。
リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]