【コロナ禍における車の所有・利用に関する意識調査】約3割の人が「コロナ禍に買い物や通勤・通学で車を使用する頻度が増えた」と回答

中古車の一括査定依頼サービス「ズバット 車買取比較」(URL:リンク)を運営する株式会社ウェブクルー(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:藤島義琢、以下ウェブクルー)は、全国2,390人を対象にインターネットアンケートを実施。「コロナ禍における車の所有・利用に関する意識調査」と題し、2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、マイカーに対する意識や移動手段がどのように変化したかをまとめた調査結果を公開しました。



2020年、私たちの生活を大きく変えた新型コロナウイルスの感染拡大。「3密」を避け、ソーシャルディスタンスを保つ生活を強いられる中で、新型コロナが車の新規購入および買替えにどのような影響をもたらしたのか。また、車の利用頻度や用途にはどのような変化があったのか。今回ウェブクルーでは、車の「購入」「利用」という2つの視点で調査を行いました。感染拡大という状況下で、地域ごとの行動や意識の差にも目を向けながら、それぞれの傾向をまとめています。

調査結果の概要は以下の通りです。

<車の購入について>
・新型コロナ感染拡大以前(2019年以前)に車を購入した割合が82.5%、感染が拡大した2020年以降は17.5%
・特定警戒都道府県では、約3割が「車を新規購入したのは新型コロナ感染拡大と関連性がある」と回答

<車の利用について>
・車を利用する頻度が増えた人は1割程度で、そのうち約3割の人が「買い物」「通勤・通学」で車を使用する頻度が増えたと回答
・現在出かけるときの移動手段は、都道府県問わず「車」がトップ
・アフターコロナに車で行きたい場所は「後楽地」「温泉」「県外へドライブ」「帰省」が多数


まずは、「車の購入」に関する調査結果をご紹介します。


■車購入意欲に影響を与える新型コロナウイルスの感染拡大。2020年以降に車を購入した割合は17.5%

[画像1: リンク ]


アンケートで「車を所有している」と回答した2,321人に、現在おもに使用している車の購入時期について尋ねたところ、2019年以前(新型コロナウイルス感染拡大前)に購入した人が全体の82.5%と多数を占める結果になりました。一方、2020年以降(新型コロナウイルス感染拡大後)に購入した人は17.5%。コロナ禍以前に車を購入した人のほうが多いということがわかりました。

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さらに、2019年以前購入者と2020年以降購入者の購入理由について調査したところ、「車検が切れるタイミングだった」の割合が総じて高く、「気分転換」「家族構成の変化」「通勤・通学方法の変化」「収入が減ったから」が続きました。

2019年以前購入者と2020年以降購入者で各項目を比較してみると、「車検が切れるタイミングだった」の割合に大きな変化は見られませんが、「収入が減ったから」の割合は2020年以降購入者のほうが多いという結果に。新型コロナウイルス感染拡大の影響で売上や収入が減少し、維持費のかからない車に乗り替えた可能性が高いと推測できます。

2019年以前購入者と2020年以降購入者の差を見てみると、最も大きかったのは「家族構成の変化」で4.8ポイント。厚生労働省が発表した「人口動態統計速報(2020年12月分)」によると、2020年の出生数は87万2,683人(前年比2万5,917人減)と過去最低を記録。婚姻件数も53万7,583組(前年比7万8,069組減)と、景気悪化に伴う収入の減少や将来への不安、妊娠中の感染リスクへの懸念から、結婚や出産をためらう人が増加したものと見られます。

一方で、「気分転換」の割合は2020年以降購入者のほうが多く、17%という結果になりました。在宅勤務やテレワークが定着する中で、家族と暮らす自宅では個室を確保できず、車を仕事部屋として活用する「車内テレワーク」が注目されるなど、コロナ禍で車の役割が変わった人も少なくないと考えられます。


■特定警戒都道府県では、約3割が「車を新規購入したのは新型コロナ感染拡大と関連性がある」と回答
2020年以降の車購入者を「新規購入した人」と「買い替えた人」に分類し、さらに居住地を「特定警戒都道府県(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・大阪府・兵庫県・福岡県・北海道・茨城県・石川県・岐阜県・愛知県・京都府の13都道府県)」と「その他の都道府県」に分けて、新型コロナウイルスが車の購入にどういった影響を与えたのかを見てみましょう。

以下は2020年以降に車を新規購入した人に、新型コロナ感染拡大と車購入の関連性を聞いたものです。

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7割以上の人が「関連性はない」と回答するものの、特定警戒都道府県では、26.3%の人が「関連性がある」と回答。長期にわたる外出自粛要請期間の中、感染リスクを避けるための移動手段として、新たに車を購入した人がいると考えられます。一方、その他の都道府県では「関連性がある」と回答したのは14.8%と、11.5ポイントの差がありました。

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続いて、2020年以降に車を買い替えた人に、新型コロナ感染拡大と車購入の関連性を聞いてみたところ、9割以上の人が「関連性はない」と回答。特定警戒都道府県もその他の都道府県でも、コロナ感染拡大との関連性は低いことが明らかになりました。これは、コロナ禍以前から車に乗っていた人にとって車は必需品であり、新型コロナの影響は関係なく買い替える必要性があったと考えられます。


ここからは、「車の利用」に関する調査結果をご紹介します。


■車を利用する頻度が「増えた」人は1割程度、「変わらない」が大多数

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新型コロナ感染拡大の前後で車の利用頻度がどのように変わったかを調査したところ、特定警戒都道府県では14.6%が、その他の都道府県では7.2%が、以前よりも「増えた」と回答しています。

これは、普段から公共交通機関を多く利用していると考えられる特定警戒都道府県において、移動する際に感染リスクの高い公共の交通機関を避け、より安全に移動するために車利用にシフトする人が増えたと考えられます。


■約3割が「通勤・通学」「買い物」で車を利用する頻度が増えたと回答

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さらに、どのような用途での利用が増えたかを調査すると、特定警戒都道府県では、「買い物」が34.6%と多くの回答を占め、「通勤・通学」が20.7%と続きました。一方、その他の都道府県では、「通勤・通学」が31.1%と最も多くの回答を占め、「買い物」が25.2%と、地域によって車の用途は異なるようです。


■現在出かけるときの移動手段は、都道府県問わず「車」がトップ

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車を所有している人、所有していない人の双方に「出かけるときに最も利用する移動手段」を尋ねたところ、「車」と回答した割合が最も多く、特定警戒都道府県で66.5%、その他の都道府県で85.0%と、マイカーの利用価値は高まっていると考えられます。

特定警戒都道府県の2位以降を見てみると、「電車」が14.7%、「徒歩」が7.1%、「自転車」が6.9%と続きます。新規感染者数が連日増加傾向の中で、通勤・通学における「3密」を避ける手だてとして、自転車や徒歩での移動を選ぶ人も一定数いるようです。

その他の都道府県では、特定警戒都道府県に比べて「車」以外の移動手段を利用する割合が低く、車が日常的な外出時の必需品になっていることがわかります。


■アフターコロナに行きたい場所は?レジャーに意欲的な声が多数
車の所有状況を問わず、今後どのような場所に出かけたいかを聞いてみたところ、「後楽地」「温泉」「県外へドライブ」など、車を使ったレジャーに対して積極的であることがわかりました。その場所に行きたい理由について聞いてみると、「コロナ禍で旅行は控えていたから」「リフレッシュしたい」と、コロナ禍の厳しい環境で「お出かけニーズ」が高まっているという結果になりました。

また、移動に伴う感染リスクを軽減するために、「これまで帰省を控えていた」と回答する人も多く、「実家」「帰省」と答える人も数多くいました。ここでは、皆様から寄せられた回答を紹介します。

・温泉などの旅行に出かけて、非日常空間でのんびりしたい(40代・東京都)
・もう1年以上親に会っていないので、実家に帰りたい。(30代・神奈川県)
・コロナ禍となり県外の遠出を控えていました。県外の観光地や景勝地へ行きたい。(60代・福岡県)
・温泉地、スキー場、名所旧跡……。予約をキャンセルしたので再訪したい。(70代・宮城県)
・コロナ禍で、巣ごもり生活から脱却し、1~3泊程度の温泉地で開放感を味わいたい(70代・神奈川県)

⇒その他の調査全容は以下のページをご覧ください。
【コロナ禍における「車の所有・利用」に関する意識調査】自動車の価値が見直される中、マイカーでの移動が増加(リンク

■調査概要
調査目的:2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、車の所有や利用についてどのような変化があったかを明らかにする
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象:「ズバット 車買取」「ズバット 車販売」「保険スクエアbang! 自動車保険」の利用者
有効回答数:2,390
調査期間:2021/3/11~2021/3/14

■「ズバット 車買取比較」概要
車の売却や買替えを検討している方に、マイカーの一括査定依頼サービスを提供しています。Webサイト上で車両情報を1度入力するだけで、複数の車買取業者にまとめて査定依頼することが可能。また、車を賢く乗り替えるためのコツや、都道府県別の車買取事情などのお役立ち情報も充実しています。
URL:リンク

■会社概要
会社名 :株式会社ウェブクルー
所在地 :〒154-0024東京都世田谷区三軒茶屋二丁目11番22号サンタワーズセンタービル4F
代表者 :代表取締役社長:藤島義琢(ふじしまよしたか)
設 立 :1999年10月1日
資本金 :100,000,000円(2020年3月末現在)
従業員数:122名(2020年3月末現在)
事業内容:WEBマーケティング事業
U R L:リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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