JAMSS、宇宙工場モデルKiraraの搭載試料を募集

有人宇宙システム株式会社 2021年04月01日 10時00分
From PR TIMES

高品質タンパク質結晶生成サービス

有人宇宙システム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:古藤俊一、以下「JAMSS」)は、2021年夏に打ち上げる高品質タンパク質結晶生成サービス「Kirara」3号機の搭載試料を募集します。
【搭載申込URL】 リンク



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2019年12月の実証機打ち上げ、2020年12月の商業サービス打ち上げに続き、今回で3回目になります。これまでの実績により、タンパク質だけでなく、セルロースのような素材分野へも適用できる可能性が見えてきています。JAMSSは、国際宇宙ステーション(ISS)における日本初のCommercial Service Provider(CSP:ISSでの活動機能を自ら所有・運用・販売する事業者)としてのサービスを確立しております。民間事業ならではの、利用者にとって使いやすく、柔軟なサービスを提供して参ります。

■なぜ宇宙で実験が行われるのか
宇宙で実験を行う理由は、「微小重力」という宇宙特有の環境にあります。ISSの船内は地球の100万分の1程度の重力しかありません。そのため密度や重さの違いで物質が沈降・対流せず、地上では調べるのが困難な現象や、地上と異なる環境だからこそ起きる現象を詳細に観察できます。そうして取得したデータが新たな技術や材料、医薬品などの創出につながることを期待し、宇宙での実験が広まっています。

■Kiraraサービスについて
宇宙工場モデル「Kirara」とは、当社が提供する高品質タンパク質結晶生成サービスです。1994年創業以来地上のみならず宇宙でのタンパク質結晶生成支援を行なってきたコンフォーカルサイエンス社との技術提携により実現しました。結晶を生成する小型恒温槽は、欧州宇宙機関(ESA)と商業パートナーシップを締結しているSpace Applications Services社がISS内に保有するICE Cubes Facility (ICF)を使用しています。Kiraraは日本と欧州企業が提携した商業サービスになります。

■有人宇宙システム(JAMSS)について
ISSは、高度400kmを周回している宇宙施設で、常時宇宙飛行士が滞在して、様々な実験を行っています。JAMSSは、ISSの一部である「きぼう」日本実験棟の地上管制業務や、「きぼう」で働く宇宙飛行士の訓練や健康管理など、「きぼう」の運用に関わる業務に携わっています。今後、宇宙利用が益々増大していく時代の中で、宇宙利用は国家プロジェクトだけではなく、民間企業も利用するフィールドになりつつあります。JAMSSは設立以来、安全性を最優先に培ってきた有人宇宙技術をさまざまな分野に提供し、宇宙利用ビジネスの最前線でチャレンジしています。

<主な展開事業>
・運用・利用事業: 国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の運用や技術評価、宇宙実験のトータルサポート
・安全・開発ミッション保証事業: 国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟や人工衛星・ロケット等の安全・信頼性評価
・衛星利用事業: 宇宙機の開発・利用・運用のトータルサポート
・その他:宇宙技術を活かした民間サービス(教育訓練、システム安全独立検証、営農支援)、次期有人宇宙探査
[ 社名 ]  有人宇宙システム株式会社 (JAMSS、呼称:ジャムス)
[ 代表者 ]  代表取締役社長 古藤 俊一
[ 所在地 ]  本社 : 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル8F
[ 設立 ]  1990年5月14日
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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