アクセンチュア、最新レポート「フィヨルドトレンド2021」を発表 

さらに大きな変革を余儀なくされた21世紀を再定義するための7つのトレンド

アクセンチュア(NYSE: ACN)は、生活者の視点から社会やビジネスにおけるトレンドをまとめた最新レポート「Fjord Trends(フィヨルドトレンド)2021」 (www.accenture.com/jp-ja/insights/interactive/fjord-trends) 
を発表しました。新型コロナウイルスによって経済と社会全体の機能が再定義された今、人間の創意工夫が、数十年後の青写真を描くイノベーションの波を起こすだろうと予測しています。



Fjord Trends は、アクセンチュア インタラクティブの世界の拠点で活動するデザイナーの知見を集約する年次レポートで、今回で14回目となります。Fjord Trends 2021では、変わりゆく生活者のニーズを満たすために、企業は新たな戦略、サービス、体験を提供しながら、未知の領域を開拓するチャンスがあると論じています。

アクセンチュア インタラクティブでイノベーションおよびソート・リーダーシップを統括するマーク・カーティス(Mark Curtis)は次のように述べています。「歴史を振り返ると、世界規模の危機の後には新しい考えが生まれています。私たちの目の前には今、さまざまな可能性を秘めた世界が広がっています。それらすべてが未開拓であり、怖さを感じるものもあれば興味をかきたてられるものもあります。今まさに、私たちが望む21世紀のあり方を決める時が来ているのです」と述べています。

Fjord Trends 2021では、パンデミックによって混乱や悲劇が生まれた一方、生活するうえで何が重要なのかを見直し、地域社会とのつながりに目を向け、また、在宅時間を創意工夫によってさらに価値あるものへと変える人が増えていることも紹介しています。このような時代において企業は、不安定な経済下で生き残りをかけて戦いつつも、生活者の絶えず変化する期待を理解し、運用面、そしてコミュニケーション面から応えることで、生活者の共感を深める必要があります。
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Fjord Trends 2021では、21世紀型のルネサンス形成にどのように貢献できるか、企業への実践的なアドバイスとともに、ビジネスや生活者の行動、社会について7つのトレンドを紹介しています。

1. 歴史的転換期:
パンデミックによって人々が物事を体験する場所や方法が変わり、慣れ親しんだ快適さから切り離された感覚が生まれました。多くの人にとって仕事や買い物、学習、交流、育児、健康管理など、社会とのあらゆる接点が変わる中、ブランドは人々との関わりについて新しい方法を模索し、新たな体験を提供することが求められています。

2. DIYイノベーション:
急激な生活の変化に伴って人々は、例えばアイロン台をデスク代わりにしたり、親が先生になったりと、クリエイティビティを発揮して困難を乗り越えようとしています。そして、このような人間の創意工夫がイノベーションの源泉につながり、テクノロジーは人々のアイデアを後押しする新たな役割を担うようになりました。政治家からパーソナルトレーナーまで、SNSやテレビゲームなどのプラットフォームを活用したイベントなどを開催し、メッセージを発信しています。ブランドの役割は、完成されたソリューションを提供することから、人々がイノベーションを生み出す環境を整えることに移り変わっています。

3. 新しい時代の組織のあり方:
在宅勤務は、いわばオフィスに住んでいると言っても過言ではなく、雇用主と従業員との関係にも大きな影響を与えています。自宅からビデオ会議に参加する際の服装について最終決定権を持っているのは誰か、または在宅勤務者のプライバシーを保護する責任は誰にあるのかなど、新たな課題も浮上しています。ワクチン接種が開始されましたが、人と仕事、そして雇用主と従業員との関係には恒久的な変化が起こっています。あるべき就業環境について今後も試行錯誤が続くでしょう。

4. インタラクションの旅立ち:
生活者はスクリーンを通して外の世界とつながる時間が増え、その結果、簡単に使えるデジタル・テンプレートが、ときにオンライン体験を代わり映えのないものにしていることに気づき始めました。企業は、オンライン体験に大きな感動や喜び、思いがけない偶然の出会いを提供するために、デザインやコンテンツ、観客間での交流の方法を再考しなければなりません。

5. 流動的なサプライチェーン:
製品の入手方法やサービスの受け方が変わり、企業はサプライチェーンや物理的な拠点について再検討を迫られています。また、かつては店舗で購入し満足していましたが、今は購入前から、顧客にどこで喜びを感じてもらうのか考え直さなければなりません。そのために企業は、組織全体を柔軟かつ迅速に適応させていく必要があります。サステナビリティの観点からも、今後さらなる変化が期待できるでしょう。

6. 共感への挑戦:
パンデミックはさまざまな社会問題や不平等を浮き彫りにしました。生活者はブランドがどのような立ち位置で何を表現しているか注視しています。企業はブランドにとって重要なテーマを再確認し、それを実際に体現する必要があります。

7. リチュアルの消失と創造:
生活の中で大切にされてきたリチュアル(儀式・習慣)が失われ、人々の幸福感に影を落としています。従来のリチュアルに込めてきた幸せや安らぎを取り戻せるよう、企業の支援が求められています。企業は、失われたリチュアルによって生まれた人々の心の隙間を理解し、それを埋める新たな仕掛けを設計する絶好の機会に恵まれています。

アクセンチュア インタラクティブのグループ最高経営責任者であるブライアン・ウィップル(Brian Whipple)は、次のように述べています。「私たちがこの1年間で見てきたように、テクノロジーは混乱の中で人間の創意工夫を支援する強力なツールになり得ます。私たちが直面している社会の大きな変化を、2021年には希望をもって再定義しなければなりません。そのために何を考え、行動するか、何を残して何を捨てるかが問われています。」

アクセンチュア インタラクティブは毎年、40を超える拠点で活動する2,000人以上のデザイナーの知見を集約し、翌年のビジネス、テクノロジー、デザインのトレンドを分析しています。Fjord Trends 2021は、生活者、企業、ブランドが人々のニーズにどう応えているかに焦点を当て解説しています。
レポートの詳細は、リンク
Twitter#FjordTrendsをご覧ください。

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、デジタル、クラウドおよびセキュリティ領域において卓越した能力で世界をリードするプロフェッショナル サービス企業です。40を超える業界の比類のなき知見、経験と専門スキルを組み合わせ、ストラテジー&コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションズサービスを、世界最大の先端テクノロジーセンターとインテリジェントオペレーションセンターのネットワークを活用して提供しています。アクセンチュアは53万7,000人の社員が、世界120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。 アクセンチュアは、変化がもたらす力を受け入れ、お客様、社員、株主、パートナー企業や社会へのさらなる価値を創出します。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.jp をご覧ください。

アクセンチュア インタラクティブについて
アクセンチュア インタラクティブは、体験を通じてビジネスを再構築します。企業の存在価値であるパーパスとイノベーションが両立する意義深い体験を作ることで、企業の持続的成長を支援します。人やビジネスに関する深い洞察とテクノロジーを結びつけることで、生活をより便利に、より生産的でやりがいのあるものにするような体験を設計し、具現化して構築し、コミュニケーションを通じて広め、ビジネスを継続的に支援します。アクセンチュア インタラクティブは、Ad Age誌が発行する最新のAgency Reportで世界最大のデジタル・エージェンシーであると評価され、Fast Companyの「a Most Innovative Company」に選出されました。日本でもCampaign誌の「Japan Digital Agency of the Year」を2年連続3回受賞しています。
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