凸版印刷、AWLと「AI販促」を開発

店内顧客の属性や、店内行動に合わせて最適なコンテンツをリアルタイムに店頭サイネージへ配信することが可能に

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、AIカメラで高い技術を保有するAWL株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北出 宗治、以下 AWL)と共同ラボを2020年2月に設立。その取り組みの中で、AIカメラを活用し、店頭顧客の属性や店内行動に合わせて、最適なデジタルコンテンツを店頭サイネージから配信するシステム「AI販促」を共同開発しました。



 「AI販促」を活用することで、店頭販促における一律の情報発信から脱却し、顧客それぞれに最適な情報を配信することで、認知・購買など販促効果の向上に期待できます。
 なお、開発に先立ち共同ラボの取り組みの一環として、2020年4月15日~5月15日に凸版印刷オフィス内の模擬店舗環境にて、AI技術開発を目的とした実証実験を行い、2020年12月11日~2021年1月8日に凸版印刷内の社員向け売店で「AI販促」の実証実験を行いました。

■ 「AI販促」の概要
 「AI販促」は、AWLのAIカメラ(AWL BOX)と連動し、サイネージにコンテンツを配信することができるコンテンツマネジメントシステムです。コンテンツの配信条件に、AWL BOXの分析結果を反映させることができ、店内の人物特徴や行動履歴に応じて、リアルタイムに店頭から最適なコンテンツを配信することを可能にしました。
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■ 共同ラボの取り組み内容
・実施期間:2020年2月1日~2021年3月4日
・取り組み内容:AIカメラを活用したリテール向けの「販促の自動化」をテーマに、AI要素技術開発と「AI販促」の開発を実施。
1. AI技術開発:
・人物特徴分析技術/人物行動追跡技術/物体識別技術
2. AI販促の開発:
・上記、AIカメラによる分析結果をリアルタイムにコンテンツ配信へ展開させるためのコンテンツマネジメントシステム
3. 凸版印刷の設備を活用した技術開発・および開発した技術・プロダクトの検証

■ 実証実験の概要

[表: リンク ]


■ 今後の展開
 凸版印刷は、「AI販促」をリテールやメーカーを対象にPoC導入を推進していきます。また、本共同ラボの取り組みで得られた技術、サービス、知見を活かし、リテール向けAI技術・サービス開発において、引き続きAWLと連携を強化していきます。

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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