AIでスポーツ中継内のブランド露出を計測するスポーツマーケティング支援サービス『SEEC』(β版)をリリース

株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下:インテージ)は、スポーツ中継内におけるブランド露出を計測するスポーツマーケティングの支援サービス『SEEC』(β版)の提供を、2021年3月24日より開始いたします。



『SEEC』とは、インテージが独自開発をしている自動動画解析AI技術を活用し、スポーツ中継などの動画データに対して、毎秒単位でブランド露出量を計測できるサービスです。さらにインテージが保有するテレビのターゲット別の接触率や視聴人数と組み合わせることで、スポンサーのブランド露出量を正確に把握でき、広告としての投資対効果を見極めることが可能になります。これにより、各種スポーツの運営母体様は新規スポンサー獲得や継続的なスポンサー契約維持に、広告主様は適切な露出監査や効果的なメディアへの新規出稿検討にご活用いただけます。

【番組内に露出するブランドの検出および特定】

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【番組内のブランド露出タイミングを可視化】
※毎秒単位でのブランド露出サイズ・掲載場所を出力
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■ 提供レポート例

(1)自動動画解析AI技術を用いてブランド別ロゴを検出

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(2)番組接触率(Media Gauge(R) Dynamic Panel(R)(MGDP)と合わせることでスポンサーシップの価値をリアルに可視化

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■ 本サービス(β版)の特徴
(1)動画内に露出するブランドロゴを全て検出、および特定
動画のフレーム単位でブランドロゴのサイズや位置を検出することができ、専用データベースから登録済みのブランドロゴ画像を探索することで、ブランド特定までを実施します。ブランドロゴが露出したタイミングや秒数、検出数、面積を出力することができます。また、一部ブランドロゴが見え隠れするシーンにおいても、露出しているブランドロゴ画像の特徴から、ブランド同定をすることも可能です。

(2)番組接触率(MGDP)と合わせることで、ターゲット視聴者別に広告換算値を可視化
動画内に露出するブランドは秒単位で変化しますが、そのブランドが露出するタイミングで何人の、どのような視聴者が視聴していたかをMGDPと掛け合わせることで、推定することが可能になります。単純なブランド検出数ではなく、性年代や主購入ブランドユーザーなどの属性別で視聴ボリュームを算出することができるため、ブランド露出としての影響度をより正確に把握することができるようになります。また、GRPやvCPMに換算することで広告換算値として可視化できるため、スポンサーシップによるビジネスインパクトの透明性をより高めることができます。

(3)日用雑貨品などの広告であれば、SRI+(R)と合わせて精緻なスポンサー効果分析も可
これまでスポーツ中継などにおけるブランド露出をスポンサー効果として分析する場合、企業毎の売上データに対して番組別の視聴統計量を合わせることで、効果測定を行ってきました。しかし、番組内で実際にはどれだけ自社ブランドの露出があったかを量的に把握する手段は乏しく、かつスポンサー効果分析に必要な配荷率※や店頭価格などのデータも必要なため、分析の精度には限度がありました。本サービスでは番組内の個別ブランド露出を測定することで、リアルなブランド露出量を取得できるだけでなく、インテージが保有するSRI+の小売店販売データも活用できるため、より精緻なスポンサー効果分析を実施することが可能になります。

※自社製品が取り扱われる可能性のある店舗群のうち、実際に取り扱いされている店舗の割合のこと。自社の製品がどれだけ店頭で売られているかを知るための重要な指標です


本サービスは、β版として先行リリースし、今後正式なサービス化を目指してまいります。トライアル利用のご要望など、お問合せをお待ち申し上げます。

■レポートの仕様

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【Media Gauge(R) Dynamic Panel(R)(MGDP)】 リンク
Media Gauge(R) TVと、株式会社ドコモ・インサイトマーケティング(以下DIM)が所有するdi-PiNK(DMP)を推計して紐づけ、推定在宅情報や性年代などの属性を利用して人ベースに分解し、指定されたターゲットごとに統計処理を行うことで視聴者データを算出するサービスです。
※Media Gauge TVとdi-PiNKの推定紐付けは、インテージがDIMに委託し、DIM内で加工・集計を行っています。DIMは個人情報を保有しない事業者であり、Media Gauge Dynamic Panelデータが個人情報に結び付けられることはありません。また、Media Gauge Dynamic Panelの提供物は、匿名化・統計化されたレポートとなります。本サービスによって個人の特定につながることはありません。

【Media Gauge(R) TV】 リンク
複数のテレビメーカーから収集した、ネットに結線されたスマートテレビと録画機の視聴計測サービスです。都道府県別はもちろん、一部エリアでは市区町村別でもテレビデータを分析することが可能で、各放送局別(地上波・BS・CS)、各地域別(都道府県など)に、15秒単位でテレビ番組やテレビCMの視聴行動を把握することができます。

【SRI+(R)(全国小売店パネル調査)】 リンク
国内小売店パネルNo.1(2021年現在)のサンプル設計数とチェーンカバレッジを誇る、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア、ドラッグストア、専門店など全国約6,000店舗より継続的に、日々の販売情報を収集している小売店販売データです。
※SRI+では、統計的な処理を行っており、調査モニター店舗を特定できる情報は一切公開しておりません。

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【株式会社インテージ】 リンク
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩)は、「Create Consumer-centric Values ~ お客様企業のマーケティングに寄り添い、共に生活者の幸せを実現する」を事業ビジョンとして掲げ、さまざまな業界のお客様企業のマーケティングに寄り添うパートナーとして、共に生活者の幸せに貢献することを目指します。生活者の暮らしや想いを理解するための情報基盤をもって、お客様企業が保有するデータをアクティベーション(活用価値を拡張)することで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援してまいります。

【株式会社ドコモ・インサイトマーケティング】 リンク
株式会社ドコモ・インサイトマーケティング(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:三毛 孝彦)は、主にリサーチ事業、コミュニケーションサービス事業およびエリアマーケティング事業を展開し、生活者に密着したモバイルの特性を最大限活用したリサーチやプロモーションを提供しています。ドコモのお客さまのデータ最大約4,100万人(別途同意をいただいた方、2019年12月末時点)の顧客基盤と、インテージの情報活用ノウハウの融合により、圧倒的な規模と品質を備えたサービスを、生活者と企業に提供します。

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【本件に関するお問い合わせ】
■株式会社インテージ 事業開発本部
担当:伊藤(いとう)/深田(ふかだ)/山本(やまもと)
お問い合わせ先:slv-support@intage.com

【報道機関からのお問い合わせ先】
■株式会社インテージ 広報担当:下河原(しもがわら)
TEL:03-5294-6000
サイト「お問い合わせフォーム」 リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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