2020年12月のモバイルマルウェアレビュー

2020年12月にはAndroid向け Dr.Webアンチウイルス製品によって検出された脅威の数が11月と比較して25.34%減少しました。

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マルウェア、不要なアプリ、リスクウェア、アドウェアの検出数はそれぞれ25.35%、21%、68.1%、25.01%減少しています。アドウェア型トロイの木馬、任意のコードを実行する機能を備えたマルウェア、そしてさまざまなダウンローダ型トロイの木馬が最も多く検出されています。

12月半ばには、Doctor WebのウイルスアナリストによってGoogle Play上で多機能トロイの木馬が発見されました。 Android.Joker.477 と名付けられたこのトロイの木馬は壁紙集アプリを装って拡散されていました。そのほか、 Android.BankBot.684.origin や Android.BankBot.687.origin のような、さまざまなバンキング型トロイの木馬による攻撃も確認されています。それらの一部は COVID-19 パンデミック下で金銭的支援を受けるためのソフトウェアを装って拡散されていました。

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