トランプ時代、パンデミック、ブラック・ライブズ・マター…いまアメリカで沸きあがる「私たち」のムーブメント。その可能性と希望を最前線からとらえた佐久間裕美子氏の新刊『Weの市民革命』が発売!

リーマンショック後のアメリカにおけるインディペンデント文化の開花を描いたロングセラー『ヒップな生活革命』から6年。ムーブメントが向かった“その先”のストーリーとは?



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リーマンショック後のアメリカにおけるインディペンデント文化の開花を描き、東日本大震災後に日本各地で起きた多くの小さなムーブメントとも呼応した『ヒップな生活革命』。アメリカの文化運動・社会運動はその後どのような局面を迎えているのか―? 続編ともいうべき新刊『Weの市民革命』が発売となりました。

様々なインディペンデント文化が開花したかに見えた金融危機後のアメリカ。
しかし、いくつものムーブメントが起き、環境破壊や人権問題の実情が明らかになってきたにもかかわらず、いまだに多くの消費者にとっては安くて便利なことのほうが重要であるかのようにも思えます。

それでもよく目を凝らしてみれば、その間に出現したトランプ政権を受けて、「消費」を通じたミレニアルたちの運動は活発化し、企業は政治・社会的スタンスを明確にするようになり、「サステイナブル」に一段と取り組むように。「ジェントリフィケーション」の波を受けたブルックリンでも、インディペンデントが生き残るための創意工夫がより深化していました。

……そんな中で迎えたコロナウイルスとブラック・ライブズ・マター、そして大統領選。
図らずもそれらは、以前からプログレッシブ(進歩主義的)な市民たちが求めてきた施策を様々な場面でさらに前進させているようにも見えます。「インターセクショナリティ(交差性)」はより強固なものになりつつあります。
このプログレスは今後、どこに向かっていくのか。そこには、どんなルーツがあるのか。
こういう時代に「物を買う(消費する)」行為をどう考えていけばいいのか。
共通するキーワードは「We(ウィ)」。いま「私たち」の力は、良くも悪くも、これまでになく大きなものになっています。
アメリカの変化は世界の変化を照らし出す。
20年以上にわたりニューヨークに住み、アメリカ各地を見続けてきたライター・佐久間裕美子氏が、アメリカで沸きあがる新たなムーブメントのリアルな可能性と希望を、最前線から伝える1冊です。

”自分以外の誰かのために、声を上げたり、
行動を起こすから、「We」なのだ。”(本文より)


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【書誌情報】
Weの市民革命
◎ISBN:978-4-255-01203-2
◎判型:四六版変型 / 並製
◎頁数:232頁
◎定価:本体1,500円+税
◎刊行:朝日出版社/発売中
◎公式URL:リンク

【著者】

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佐久間裕美子(さくま・ゆみこ)
文筆家。1973年生まれ。慶應義塾大学卒業、イェール大学大学院修士課程修了。1996年に渡米し、1998年よりニューヨーク在住。出版社、通信社などでの勤務を経て2003年に独立。カルチャー、ファッションから政治、社会問題まで幅広いジャンルで、インタビュー記事、ルポ、紀行文などを執筆する。著書に『真面目にマリファナの話をしよう』(文藝春秋)、『My Little New York Times』(NUMABOOKS)、『ピンヒールははかない』(幻冬舎)、『ヒップな生活革命』(朝日出版社)、翻訳書に『テロリストの息子』(朝日出版社)。ポッドキャスト「こんにちは未来」(若林恵と。黒鳥社より3冊書籍化)、「もしもし世界」(eriと)の配信や『Sakumag Zine』(これまでに3冊)の発行、ニュースレター「Sakumag」の発信といった活動も続けている。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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