WSLで始めるUbuntu > 第25回 bashの展開機能を知ろう(1)

CTC教育サービスはコラム「WSLで始めるUbuntu > 第25回 bashの展開機能を知ろう(1)」を公開しました。

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前回は、WSL2で変わったネットワークについて説明しました。今回は、bashの機能説明に戻り、展開機能について説明します。

展開機能
展開機能(expansion)は、コマンド実行時に特殊な文字列を設定した際に、自動的に適用される機能です。

展開機能は7つあり、以下の順番で展開されます。

ブレース展開
チルダ展開
パラメータと変数の展開、算術式展開
コマンド置換
単語の分割
パス名展開
ブレース展開
ブレース展開(brace expansion)は、任意の文字列を生成できます。ワイルドカードなどのパス名展開に似ていますが、ファイルが実在する必要はありません。ブレース展開は{}で囲んだ文字を使用して指定します。

シーケンス式による範囲指定
ブレース展開の範囲指定は{x..y}のように指定し、1文字+..+1文字の形式で指定する範囲の文字を、辞書順に文字列を列挙します。1番目に指定した文字が2番めに指定した文字より辞書順で大きい場合、自動的に逆順で列挙した文字列を展開します。指定できる文字は、アルファベット大小文字、整数で、アルファベットと数字を同時に指定することはできません。

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