ニューノーマルでのDX加速に向けてモバイル事業を強化

~第一弾として現場でのデジタル化機能を強化した「快作モバイル+ Ver.3」を販売開始~

 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト(本社:東京都品川区、取締役社長:竹田 広光、以下、日立ソリューションズ・クリエイト)は、ニューノーマル(新常態)でのお客さま、社会が求めるデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速に向けてモバイル事業を強化します。
 今回はその第一弾として、営業・保守・工場など現場でのデジタル化機能を強化したモバイルシステムプラットフォーム「快作モバイル+ Ver.3」を本日から販売開始します。



 近年、少子高齢化に伴う労働人口減少、育児や介護との両立など、働き方のニーズの多様化といった社会課題に直面し、多様な働き方を選択できる社会の実現をめざす「働き方改革」に国を挙げて取り組んできています。一方、ニューノーマルでの事業継続の観点から、ITツールを活用することで場所を選ぶことなく仕事ができるリモートワークへの移行が急速に進んでおり、「モバイル」技術が大きな役割を果たしています。
 またIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の進展によって、モバイル端末等を利用して現場で実際に起きている事象をデジタルデータとして収集し、そのデジタルデータ(フィールドデータ)を解析・可視化することで現場の改革のみならず、新たなビジネスモデルを創出して、マルチエクスペリエンスを提供するDXへの期待が高まっています。
 このように「モバイル」は、リモートワークの実現のみならず、DX加速のため重要な役割を担っています。

 日立ソリューションズ・クリエイトは、2012年からさまざまな業務システムのモバイル化を目的に、Web技術のみで高機能なモバイルシステムが開発できる「快作モバイル+」の提供を開始し、それ以来、当社が提供するモバイルソシューション群「モバイルスクエア・プラス」の中核製品として、ビジネスにおけるモバイル活用を支援してきました。「快作モバイル+」が持つ『デバイス連携機能』、『セキュリティ機能』、『マルチOS対応』など、お客さまの課題解決を支援する機能が高い評価を受け、銀行・保険業、官公庁、製造業、インフラ業など、幅広い業種で約300社75,000ユーザーを超える導入実績を有しています。(2020年7月末実績)
 モバイル事業強化の第一弾となる今回は、さらなるリモートワークの拡大やビジネスにおけるDX加速に向け、モバイル端末でのデジタル化機能や、ユーザーやアプリの管理サーバーソフトウェアのユーザビリティを向上させた「快作モバイル+ Ver.3」を提供します。
 「快作モバイル+」は日立ソリューションズ・クリエイトのモバイルソシューション事業における中核製品であり、今後も引き続き、第5世代移動通信システム(5G)時代の最新技術を活用した入力機能強化や入力自動化、データ管理強化などの機能提供をはじめ、自社製品のみならず他社製品との連携をさらに拡げることでお客さまのDXの実現、加速に貢献し、お客さまへマルチエクスペリエンスを提供していきます。

■「快作モバイル+ Ver.3」の機能強化のポイント
 Webシステムでありながらモバイル端末が持つさまざまなデバイス機能を利用可能な「デバイス連携機能(セキュアカメラ(端末内にデータを残さないカメラ)、手書き、オフライン機能など)」、業務専用のWebブラウザアプリを提供することで管理者によるセキュリティコントロールを実施できる「セキュリティ機能」、主要OS(iOS/iPadOS /AndroidTM/Windows)をサポートする「マルチOS対応」といった標準機能に加え、モバイルDX推進のための入力支援機能を中心に強化しました。

1. 入力機能強化による効率化(デジタル化の推進)
 従来のモバイル端末のデフォルトキーボードでの入力に加え、数字キーボード、スライドバーなどのカスタム入力パーツによる入力が可能になりました。また、バーコード、QRコードの連続読み取りにも対応し、ユーザーの入力負荷の軽減を図りました。
 手書き入力においては、従来の機能に加え、図形(四角形や丸など)、スタンプ、テキスト入力などの描画に対応することで、モバイル端末での高度な図編集が可能です。また、iPadOS版アプリにおいてはApple Pencilに対応し、筆圧、傾き、角度を認識することで、さらに精緻な手書き画像や署名の描画が可能になりました。これらにより、現場での入力の効率化・多様化を実現し、デジタル化をより一層推進します。
2. サーバーソフトウェア刷新によるユーザビリティの向上
 ユーザー情報や端末、アプリへの配信データを管理するサーバーソフトウェアのUIを刷新し、ユーザビリティの向上を図ることで、ユーザー管理やアプリへのデータ配信をより一層スムーズに実施できるシステムを提供します。また、5Gで見込まれる業務システムへの接続トラフィック増に向け、社外から社内業務システムへセキュアに接続するために利用する中継サーバーソフトウェアも連続通信時の性能を向上させました。

 なお、Windows版アプリについては、バーコード、QRコードの連続読み取りや手書き入力など、一部の機能が2021年1月以降提供予定となります。詳細については、お問い合わせください。

■「快作モバイル+ Ver.3」の概念図

[画像1: リンク ]


■「快作モバイル+ Ver.3」の画面例

[画像2: リンク ]

▲モバイル端末画面(手書き機能)

[画像3: リンク ]

▲端末・ユーザー管理画面

■提供価格
100ユーザー時の提供価格: 2,660,000円(税別)
※構築作業費は含まれていません。詳細については、お問い合わせください。

■出荷開始日
2020年11月2日(予定)

■販売目標
モバイルソリューション事業全体として、今後3年間で売上30億円(累計)

■製品紹介URL
快作モバイル+
リンク

モバイルスクエア・プラス
リンク

■日立ソリューションズ・クリエイトについて
リンク

<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
担当部署: インサイドセールス部 担当:曽根、宍戸
E-mail:hsc-contact@mlc.hitachi-solutions.com
URL:リンク

※iOSはApple Inc.のOS名称です。IOSは米国その他の国におけるCiscoの商標または登録商標であり、
ライセンス許諾を受けて使用されています。
※iPadOS、Apple Pencilは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。
※Androidは、Google LLC の商標です。
※Windowsは、米国、その他の国における米国Microsoft Corp.の登録商標です。
※QRコードは、株式会社デンソーウエーブの登録商標です。

以 上

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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