次世代型清掃ロボット「CL02」 エレベーター自動乗降で 無人で各フロアへ!

除菌ユニットとの併用で 作業の自動化! ~ 東急コミュニティーと共同実証 ~

CYBERDYNE株式会社(茨城県つくば市、代表取締役社長山海嘉之、以下「当社」)は、株式会社東急コミュニティー(東京都世田谷区、代表取締役雜賀克英、以下「東急コミュニティー」)と、当社が展開する次世代型清掃ロボットCL02(以下「CL02」)がエレベータで自動乗降するために開発されたマルチベンダー対応エレベータ連動ユニット(以下「本ユニット」)の共同実証を開始しましたのでお知らせします。
当社の自律走行ロボットが、エレベーター連動で自動乗降することにより、1台当たりの無人での自律走行エリアが飛躍的に拡張し、清掃や除菌などの労働作業の更なる自動化と効率化を実現します。



当社の世界最高水準のSLAM技術(※)を搭載した自律走行ロボットは、高速かつ高精度の自律走行を実現しており、清掃業務においては2時間で最大3,000平米の清掃能力を有しています。当社は、自律走行ロボットの商用化を清掃分野などから開始し、2018年4月から大型フロアを有する空港ターミナル*1や駅・駅ビル*2、商業施設*3、オフィスビル*4などへの導入が進んでいます。そして、階数の多いオフィスビルやホテルなども建物においても、本ユニットを利用することによって、当社の自律走行ロボットが無人で階を移動することが可能となります。さらに、除菌ユニット*5との併用により、新型コロナウィルスの全館除菌を自動化いたします。
 ※SLAM(Simultaneous Localization and Mapping):自己位置推定と環境地図作成を同時に行うこと
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当社と東急コミュニティーは、国内大手5社の全てのエレベータと当社の自律走行ロボットを連動する実証を実施しています。まず、東急コミュニティーの管理施設NOTIAにて稼働中の日立製エレベータに本ユニットを設置し、CL02とエレベータとの連動の検証を行い、その有効性を確認しました。今後は、その他4社のエレベータについても、東急コミュニティーの他施設での共同実証を順次進める計画です。汎用性の本ユニットの開発により、ビルやホテルなどの建物の全てのフロアにおいて、当社の次世代型自律走行ロボットが安全かつ自由に行き来することのできる、人とロボットの理想的な共存環境を創出してまいります。

<CYBERDYNE株式会社について>
当社グループでは、人とテクノロジーが共生し相互に支え合うテクノ・ピアサポートを軸とした未来社会 「Society5.0/5.1」の実現、社会変革・産業変革の実現を目指し、『人』+『サイバー・フィジカル空間』を 扱う「サイバニクス技術」(人・ロボット・情報系の融合複合技術)を駆使して、「ロボット産業」「IT産業」 に続く「サイバニクス産業」の創出を推進しています。
当社の先端技術の独自性と優位性は、医療、福祉、生活・職場、生産の分野において、IoH/IoT化(ヒトとモノのインターネット)、ロボット化、AI化されたHALに代表されるサイバニックシステムをプラットフォーム化し、脳神経系・生理系から行動・生活系に至る様々なビッグデータをクラウドやスパコンとつなぎ、 『人』+『サイバー・フィジカル空間』を融合していく点にあります。当社のデバイスやインターフェースで得られた全てのIoH/IoTビッグデータ (脳神経系、生理系、身体系、行動系、生活系、環境系)の集積・解析・AI処理等を実現してまいります。また、『サイバニクス産業』の創出を加速させるため、様々な事業連携も同時並行で進めています。

*1 空港への導入 (2019年11月14日)
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*2 駅や駅ビルへの導入 (2020年5月19日)
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*3 大型ショッピングセンターへの導入 (2018年2月20日)
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*4 オフィスビルへの導入 (2018年3月28日)
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*5 除菌作業ロボットの導入 (2020年3月31日)
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以 上

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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