第37回 ワークス大卒求人倍率調査(2021年卒)


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株式会社リクルートホールディングスの中間持ち株会社である株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村吉弘)内の、人と組織に関する研究機関・リクルートワークス研究所は、2021年3月卒業予定の大卒求人倍率(大学院卒含む)に関する調査を行いました。このたび結果がまとまりましたのでご報告いたします。

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【大卒求人倍率1.83倍(20年卒)→1.72倍(21年卒2月)→1.53倍(21年卒6月)】
―コロナによる落ち込みも、1.53倍を維持―
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【全体】
来春2021年3月卒業予定の大学生・大学院生対象の大卒求人倍率は1.53倍(6月調査)と、前年の1.83倍より0.3ポイント低下。
2年連続の低下となった。求人倍率が大幅に低下した2010年卒の時(0.52ポイント低下)には及ばないものの、10年ぶりに0.3ポイント以上低下した。
一方で、求人倍率は1.53倍を維持しており、バブル崩壊後の経済停滞期やリーマン・ショック時のような低水準とはならなかった。
2月調査においては、2021年卒の求人倍率は1.72倍であった。景気減速により2020年卒の1.83倍から低下したが、高水準を維持していた。
3~6月の新型コロナウイルス(以下、コロナ)感染拡大により、企業が採用計画を縮小したことがうかがえる。

【企業】
全国の民間企業の求人総数は、前年の80.5万人から68.3万人へと12.2万人減少(対前年増減率は▲15.1%)。
コロナの感染拡大による景況感の不透明さにより、求人意欲は10年ぶりの前年比▲10%以上と低下するも、60万人台を維持。

【学生】
学生の民間企業就職希望者数は、前年44.0万人から44.7万人へと0.7万人増加(対前年増減率は+1.7%)。就職希望者数に対して、求人総数が23.6万人の超過需要。

注:比較可能な期間における値。従業員規模別は2010年3月卒より集計を開始


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調査概要
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調査目的:
2021年3月卒業予定の大学生および大学院生に対する、全国の民間企業の採用予定数の調査、および学生の民間企業への就職意向の調査から、大卒者の求人倍率を算出し、新卒採用における求人動向の需給バランスを明らかにする。

【企業】
調査対象:従業員規模5人以上の全国の民間企業 7,200社

調査項目:2021年3月卒業予定者の採用予定数など

●本調査 <2月調査>(参考値として掲載)
調査期間:2020年1月30日~3月6日
回収社数:4,481社(回収率62.2%)
回収方法:電話・FAXにて回収

●追跡調査<6月調査>(本調査回答企業のうち、再度調査協力を得た4,450社に電話調査)
調査期間:2020年6月9日~6月23日
回収社数:3,733社(回収率83.9%。もとの調査対象に対して、51.8%)

【学生】
調査対象:2021年3月卒業予定の大学生および大学院生に対して、リクナビ2021にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生
集計サンプルサイズ:大学生 1,993人 大学院生 486人
調査期間:2020年3月12日~3月20日
調査方法:インターネットによって調査の告知、回収を行った


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