2020年5月のモバイルマルウェアレビュー

2020年5月には、4月と比較してAndroidデバイス上で検出された脅威の数に3.35%の増加が認められました。マルウェアの検出数は3.75%増加し、リスクウェアは8.77%、アドウェアは1.62%の増加となっています。一方、不要なソフトウェアの検出数は1.77%減少しています。

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5月の終わりには、ゲーム『Valorant』のモバイル版を装って拡散されていたトロイの木馬 Android.FakeApp.176 がDoctor Webのスペシャリストによって発見されました。このトロイの木馬はサイバー犯罪者がさまざまなアフィリエイトプログラムから収益を得ることを可能にします。
Google Play上では、任意のコードを実行しユーザーを有料サービスに登録させるトロイの木馬 Android.Joker ファミリーや広告を表示するよう設計されたトロイの木馬 Android.HiddenAds ファミリーの新たな亜種が発見されました。また、不要なアドウェアモジュールを含んだアプリや、トロイの木馬 Android.Circle ファミリーの新たな亜種も発見されています。このトロイの木馬は広告を表示させ、BeanShellスクリプトを実行してさまざまなWebサイトを開き、そこでバナーやリンクをクリックします。モバイルデバイスを狙ったそのほかの脅威も5月を通じて拡散されました。

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