奈良市立図書館と八王子市立図書館が本を耳で聴くKCCSの「オーディオブック配信サービス」を導入

本を耳で聴くという新しいスタイルの読書サービスが公共図書館で利用可能に

京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長:黒瀬 善仁、以下KCCS)と株式会社オトバンク(本社:東京都文京区 代表取締役社長:久保田 裕也、以下オトバンク)は、KCCSが提供する公共図書館システム「ELCIELO」の「オーディオブック配信サービス」が、奈良市立図書館と八王子市立図書館に採用されたことを発表します。

「オーディオブック配信サービス」は、蔵書管理・貸出管理などを行うKCCSの公共図書館システム「ELCIELO」と、ナレーターや声優が朗読した「聴く本(オーディオブック)」を提供するオトバンクの「audiobook.jp」が連携することで実現した「ELCIELO」のオプションサービスです。

「ELCIELO」を導入の奈良市立図書館と八王子市立図書館では、図書館サービスの1つとしてオーディオブックを利用者に提供できるようになります。

図書館利用者は、紙の本と同じように図書館ホームページの蔵書検索機能から書籍を検索しオーディオブックを再生します。PCやスマートフォンを通じて、場所や時間を選ばず、本を耳で聴くという新しいスタイルの読書を楽しむことができます。

奈良市と八王子市は、視覚障がい者向けサービスや通勤・通学時の読書機会の拡大に向け、図書館利用者サービスのさらなる拡充をICTの活用を通じて図るとともに、読書バリアフリー法※1への対応の1つとして本サービスを採用しました。

KCCSとオトバンクは、本を耳で聴く「オーディオブック配信サービス」の提供を通じて、障がいの有無にかかわらず全ての人が読書を楽しむことができる社会を目指すとともに公共図書館のバリアフリー化を支援します。

■導入概要
・導入図書館:奈良市立図書館3館(中央館、西部、北部)
・導入開始時期:2020年5月1日~
・対象ユーザー数:71,652人(2019年4月1日時点の登録者数)
・提供オーディオブック数:3,000タイトル(2020年6月1日現在)

・導入図書館:八王子市立図書館9館(中央、生涯学習センター、南大沢、川口、由木中央市民センター、恩方市民センター、由井市民センターみなみ野、北野市民センター、石川市民センター)
・導入開始時期:2020年6月1日~
・対象ユーザー数:128,941人(2019年3月31日時点の登録者数)
・提供オーディオブック数:3,000タイトル(2020年6月1日現在)
※「オーディオブック配信サービス」は図書館登録ユーザーを対象に提供されます。

■公共図書館システム「ELCIELO」について
「ELCIELO」は、公共図書館向けに開発された蔵書管理・貸出管理などを行うWebアプリケーションシステムです。2002年の誕生以来「みんなのそばに図書館を」という製品コンセプトのもと「ユニバーサルデザイン」をユーザーインターフェースに採用し、音声読上ソフトへの対応、見やすさを考慮した配色、UDフォント※2への対応など、利用者にとって快適で使いやすいシステムを目指し機能強化に取り組んでいます。
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■「audiobook.jp」について
ナレーターや声優が朗読した「聴く本」を提供する日本最大級のオーディオブック配信サービスです。
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※1 2019年6月に「障がいの有無にかかわらず全ての国民が等しく読書を通じて文字・活字文化の恵沢を享受することができる社会の実現に寄与」することを目的に読書バリアフリー法が成立し、国・地方公共団体には環境整備が求められるようになりました。
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※2 ユニバーサルデザインフォントの略で、さまざまな人が利用できるように年齢や障がいに配慮してデザインされたフォント。

※製品の仕様・サービスの内容は予告なく変更させていただく場合があります。
※製品名・サービス名および会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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