エクイニクス、SaaS型監視サービス「Smart」を提供開始

複雑化するマルチクラウドの監視・運用をワンストップで簡易に実現

インターコネクション(相互接続)およびデータセンターサービスをグローバルに展開するエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役キャスリン・アーネル、以下 エクイニクス)は本日、SaaS型監視サービス「Site Care PRO Smart」(以下 Smart)をリリースしたことを発表しました。



昨今、企業のパブリッククラウドおよびハイブリッドクラウドやマルチクラウド利用の需要は急速に高まっていますが、運用の実現に向けて解決すべき課題の一つに、複数のクラウド運用上における一元的な監視や、サービスやシステムの安定性維持があります。現状では複数の監視ツールやクラウドサービスにバンドルされた監視機能を組み合わせた運用手法が一般的ですが、監視・運用の専門チームを持たない企業にとっては大きな運用負荷となり得ます。

この度、エクイニクスが提供開始するSmartを利用することで、お客様はITシステムの一定の可用性を維持するための自動監視と運用(監視・通知・復旧・インシデント管理・パフォーマンスグラフ等)をワンストップでフレキシブルに設定、実施することが可能となります。これによりお客様は複雑なマルチクラウドの監視オペレーションの煩わしさから解放され、コアビジネスへの集中的なリソース配分を実現できます。
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発表の主なポイント
・SaaS型監視サービスでエージェントレスのSmartは、簡単な監視設定とシナリオによる障害復旧を実現します。お客様はポータルサイトから、システム状況や障害情報をリアルタイムで確認いただけます。

・お客様はエクイニクスInternational Business Exchange (TM)(IBX(R))データセンター(以下 IBXデータセンター)内、オンプレミスや外部データセンター、パブリッククラウド等に設置されているITシステムを一元的に監視し、サービスやシステムの安定性を維持できます。

・監視ツールをSmartに統一することで、お客様は単一のポータルサイト上から複数のシステムを監視できます。監視項目ごとに、監視の対象と範囲と手法に関する閾値を任意に設定し、ポータルサイトで社内共有することができます。

・エクイニクスのSmartシステムとお客様のIBXデータセンター内ラックをクロスコネクト(データセンター構内接続)やメトロコネクト(都市圏内データセンター間接続)を含むEquinix Cloud Exchange Fabric(TM)(以下ECX Fabric(TM))といったインターコネクションサービスで接続することにより、お客様環境のシステムの内部リソースの監視を包括的に行うことができます。

・Smartの提供開始により、エクイニクスが提供する監視・運用サービスは、SaaS型から24時間365日の有人監視まで、幅広い選択肢を備えることとなります。お客様は自社の用途や予算に最適なサービスを選択することができます。ビジネスの段階や規模に合わせて、SaaS型から有人監視サービスにアップグレードすることも可能です。

・ECX Fabricは、IBXデータセンター間接続およびマルチクラウドとの仮想インターコネクションを実現する、ソフトウェアデファインドのインターコネクションサービスです。世界40都市圏以上で提供されているこの接続サービスにより、あらゆる企業は自社の分散インフラストラクチャーをPlatform Equinix(R)上の1,800以上の他企業とオンデマンドで接続することが可能です。接続先には、Amazon Web Services、Google Cloud、IBM Cloud、Microsoft Azure、Oracle Cloudといった世界最大のクラウドおよびネットワークサービスプロバイダーが含まれます。

・本サービスの提供基盤であるPlatform Equinixは、エクイニクスがグローバルに提供するIBXデータセンターと、ECX Fabricらのインターコネクションをはじめとするサービス群によって構成される、グローバルなデジタルプラットフォームです。世界全体で1,800以上のネットワーク、2,900以上のクラウドおよびITプロバイダーを含む、約10,000社のお客様にご利用いただいており、豊富なビジネスエコシステムを包含しています。

・グローバルなデータセンタープロバイダーであるエクイニクスは、一貫性のある高品質なサービスを世界26ケ国、55市場における210以上のIBXデータセンターにおいて提供しています。日本では東京11拠点、大阪2拠点のデータセンターを運営しています。

コメント
・株式会社アイ・ティ・アール チーフ・アナリスト マーク アインシュタイン(Marc Einstein)氏
「近年、ITサービスにおけるリモートアクセスやソシューションの自動実施能力の必要性は非常に高まっています。 SaaS型監視サービスであるSmartは、お客様のデジタルインフラストラクチャーを設置場所を問わず一元的に監視可能であり、シナリオによる障害復旧が可能です。時代のトレンドに沿ったこれらの特性は、複数の拠点に様々な設備やネットワークセグメントを有するお客様に、多くのベネフィットをもたらすでしょう」

・エクイニクス日本法人 テクノロジー ・サービス 事業本部長 有本 一
「この度のSmartサービス提供開始を心から嬉しく思います。エクイニクス・ジャパンの監視運用マネージドサービスにSaaS型という選択肢が加わることで、お客様は自社に最適な形でネットワークの運用監視の負荷を軽減し、デジタルエッジにおけるハイブリッドマルチクラウド利用を加速させることができます。エクイニクスは、今後もデータセンター運用の豊富な経験やインターコネクションの実績といった自社の強みを生かし、マネージドサービスの品質向上とラインナップの拡充に向けて取り組んでまいります」

関連資料
・Smart サービス紹介ウェブサイト ※現在、フリートライアル提供中です。
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・Smartデータシート
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・東京のIBXデータシート
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・ECX Fabricデータシート
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登録商標について
・Equinix、IBX、およびPlatform Equinixは、Equinix, Inc.の登録商標です。
・International Business Exchange、Equinix Cloud Exchange FabricおよびECX Fabricは、Equinix, Inc.の商標です。

エクイニクスについて
Equinix, Inc.(Nasdaq:EQIX) は世界で最も相互接続性の高いデータセンターであり、世界中の主要な企業や組織とそのお客様、従業員、パートナーとの接続を提供しています。世界5大陸で50を超える都市をつなぐデジタルビジネスのためのグローバルプラットフォームとして、企業や組織があらゆる場所で、あらゆる人やモノとつながり、デジタル化された未来を実現していくことを支援しています。Equinix.co.jp

将来の見通しに関する記述について
本ニュースリリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。
こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。
そのような相違を生じさせる要因としては、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、
新市場拡大に関する想定外の費用または問題、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixのサービスに関する開発、設置、および提供上の問題、
新たに開設ないし取得したデータセンターにおけるお客様からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、
キャッシュフロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要お客様とのビジネスにおける損失あるいは減退、
Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。
詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。
エクイニクスは、このニュースリリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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