後払い決済のパイオニア ネットプロテクションズ、市場拡大中の後払い決済サービスを整理した「BNPLカオスマップ2020」を公開!

~過去5年でサービスが急増し、新たな決済手段として世界中で認知・利用が拡大~



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 新しい信用を創造するCredit Tech(クレジットテック)のパイオニア、株式会社ネットプロテクションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):柴田 紳、以下当社)は、世界中で市場が拡大している後払い決済サービスを整理した、「BNPLカオスマップ2020」を作成し、本日3月27日に公開いたしました。

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■BNPLとは
 BNPLとは、「Buy Now Pay Later」の略称であり、「今買って、あとで支払う(=後払い)」決済システムの総称です。クレジットカードも広義の後払いではありますが、本カオスマップでは、”クレジットカードの信用情報を使用せず、独自の与信技術でユーザーに対して後払いサービスを提供している新興サービス群”を、狭義のBNPLサービスとして定義しまとめています。

■BNPLサービスがもたらすメリット
 BNPLサービスには、以下に示すメリットが存在します。

●消費者のメリット
・商品の受け取り後やサービスの体験後に支払うことができるため、安心して利用できる
・カード情報の漏洩によって不正利用の被害に遭うリスクがない
・クレジットカードや銀行口座を持たない人にとって新たな決済手段となりうる
・決済が障壁となってお買い物ができないシーンが減るため、購買機会が増加する

●販売事業者のメリット
・代引き(キャッシュオンデリバリー)と比較して受取拒否等のトラブルの発生が低減する
・受注後、入金を待たずに即時出荷が可能なため在庫管理がしやすい
・未回収リスクが保証されている(※一部のサービスに限る)
・適切な決済手法がないことによる買い渋り(購入の離脱)を低減し、販売機会の損失を防ぐ

 上記のメリットに加え、従来の与信の仕組みでは金融サービスの恩恵を受けられなかった人々が金融サービスにアクセスできるようにする「金融包摂」の推進につながるとして、BNPLサービスに注目が集まっています。

■「BNPLカオスマップ2020」の作成背景
 「BNPLカオスマップ2020」は、今世界で注目の集まるBNPL市場の広がりを示す目的で作成いたしました。
 クレジットカードを持たない人々をはじめとした様々なニーズから各地域で多様なBNPLサービスが誕生し、その市場規模は現在も拡大を続けています。中でも2005年に誕生したスウェーデン発の「Klarna」は、現在ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアとグローバルに展開し、世界でも有名なBNPLサービスとして知られています。「Klarna」の他にもこの数年で国を超えて展開するサービスが誕生しており、BNPL市場への注目は高まっています。日本では一般的に「後払い」と言われる決済方式がBNPLサービスにあたり、2002年に当社が提供を開始した「NP後払い」をはじめ、様々なサービスが存在します。
 「BNPLカオスマップ2020」は、2020年3月現在の日本と海外のBNPLサービスを整理したカオスマップです。近年のサービス増加に加え、国ごとのユーザーに合わせたサービスの多様化を示すため、提供開始時期と提供地域、最終的な支払い方法に基づいて分類を行いました。(支払い方法が複数存在する場合は、横断する黄緑色のラインの上にサービスのロゴを乗せています。)
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※2020年3月27日時点に公開されている情報に基づき作成しております。公表済みのサービスでも、詳しい情報を開示していないものは掲載しておりません。
※本カオスマップは当社独自に作成しており、サービスの網羅性や正確性を完全に担保するものではありません。
※掲載に問題がある場合や、次回更新時に掲載を希望する場合は pr@netprotections.co.jp までご連絡ください。

■BNPLサービスの現状
 2002年に世界で初めて当社が「NP後払い」の提供を開始して以来、BNPLサービスは飛躍的に数を増やしています。また、国や地域ごとのユーザーのニーズの違いや、テクノロジーの進歩に合わせて、一口にBNPLサービスといっても、様々な類型のサービスが展開されてきていることもわかります。
 国内においても、続々と新たなBNPLサービスが誕生しています。国内の特徴としては、「請求書払い」がサービス利用後の主な支払い方法である点です。日本は生活インフラとしてコンビニエンスストアや郵便局が全国各所に存在しているため、そのアクセスの良さを生かした後払いシステム(請求書払い)が主流となっています。さらに近年では、スマホ決済の読み取り機能を用いて電子マネーから請求書の支払いができるシステムも登場しました。
 海外を見ると、与信システムはBNPLサービスが独自に展開しているものの、最終支払い方法はクレジットカードやデビットカードのインフラを活用するサービスが多いことが特徴です。特に米国、欧州など従来からカードでの支払い文化が根付いている国々では特にその傾向が強いことが見て取れます。一方で銀行口座や、クレジットカードの保有率や使用率が比較的低いアジア圏やアフリカ圏では、口座・カードを必要としない請求書払いや、新興の決済インフラとして拡大しつつある電子マネーで支払えるBNPLサービスが誕生しています。

 当社は今後も、日本におけるBNPLのパイオニアとして、またEC/実店舗×BtoC/BtoBの全領域で後払いを提供する国内最大規模の後払いの総合プロバイダーとして、消費者のニーズに応えるとともに、事業者の売上向上に寄与してまいります。

■株式会社ネットプロテクションズ概要
 当社はテクノロジーを活用して新しい信用を創造する「Credit Tech(クレジットテック)」のパイオニア企業として、あらゆる商取引を円滑にしていくことを目指しています。2002年より、日本で初めて未回収リスク保証型の後払い決済サービス「NP後払い」の提供を開始し、前年比約140%のスピードで成長を続け、現在では累計利用件数が1億8000万件を突破するまでに至りました。2014年より、同サービスにより培った独自の与信ノウハウとオペレーション力を企業間取引向けに展開した「NP掛け払い」の本格販売を開始し、前年比約150%のスピードで成長を続けております。2017年には、購買体験がこれまでより快適になるやさしい後払い決済「atone(アトネ)」の提供を開始しました。さらに2018年には、台湾においてもスマホ後払い決済サービス「AFTEE(アフティー)」をリリースしました。これらの事業を通じて、顧客の購買歴・支払い歴をあわせた取得難度の高い信用ビッグデータを保有しており、今後は様々な領域でのデータ活用・展開を模索していきます。

・商号 :株式会社ネットプロテクションズ
・代表者     :代表取締役社長 (CEO) 柴田 紳
・URL :リンク
・事業内容 :後払い決済サービス「NP後払い」の運営
  企業間決済サービス「NP掛け払い」の運営
訪問サービス向け後払い決済サービス「NP後払いair」の運営
新しいカードレス決済「atone(アトネ)」の運営
台湾 スマホ後払い決済「AFTEE(アフティー)」の運営
ポイントプログラムの運営
・設立 :2000年1月
・資本金 :1億円
・所在地 :〒102-0083
東京都千代田区麹町4丁目2-6 住友不動産麹町ファーストビル5階

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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