シーケンス分析クラウドUSERGRAM上で「CVに手間取ったユーザ」の抽出が可能に

ユーザ状況の個別把握による細やかな体験設計を支援

株式会社ビービット(本社:東京都千代田区、代表取締役:遠藤 直紀)は、同社が提供中のシーケンス分析クラウドUSERGRAM(ユーザグラム)に、「コンバージョン(以下CV)に手間取ったユーザ」を抽出・一覧表示する機能を追加しました。ユーザごとに様々な「手間取っている状況」を把握することで、これまで見えていなかった個別のペインポイントに応じた体験の改善が可能となります。



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■USERGRAMに「CVに手間取ったユーザ」を抽出する機能を追加

ビービットが提供するUSERGRAMの基本思想は「CVしたユーザ」の行動を見ることで、UXの成功事例を評価し、さらなる体験の改善へつなげていく、というものです。CVしたユーザの状況を推察するにあたって重要なのは、CVという目標点へと到達する際の行動の流れであり、したがってユーザ行動に時間軸を加味して分析する「シーケンス分析」は行動データの有意性を高めるとビービットでは考えています。

さらに突き詰めると、実際には「CVへ到達する流れ」には様々なパターンが存在しており、パターンごとにユーザの観察ができれば、よりユーザの状況を理解しやすくなります。しかし、すべての種別を網羅することは現実的に極めて困難でした。そこで今回、パターン別の観察機能の第一弾として、「CVしたユーザ」の中からユーザ体験における課題発見につながりやすいと考えられる「手間取りながら時間と回数をかけてようやくCVしたユーザ」を抽出し、観察できるようにいたしました。

■本機能の詳細

過去1日、1週間、4週間にCVしたユーザのうち、CVに手間取ったユーザの一覧を表示する機能です。各期間にCVしたユーザの中で、相対的にCVに至るまでのサイト滞在時間が長く、ページビュー数が多いユーザの一覧を、ホーム画面からワンクリックで簡単に表示することが可能になります。
初回訪問から初回CVまでに複数の訪問がある場合、それらの訪問を跨いで集計します。そのため、CVに至るユーザの行動を、訪問単位に留まらずより広い帯で分析した上でユーザが抽出されます。


ホーム画面に「CVに手間取ったユーザ」というボックスが追加されます。
ボックスの中には「昨日」「過去1週間」「過去4週間」の3つのボタンと、該当期間の日付、CVに手間取ったとして抽出されたユーザの人数が表示されます。クリックすると、対象期間中にCVに手間取ったユーザの一覧が表示されます。
計測対象となっている全てのコンバージョンIDを対象として集計します。
上記の集計は日次で行います。
本機能はβ版です。今後予告なく機能やロジックの変更等を行う可能性があります。

※詳しい機能内容や利用方法については、直接お問い合わせください。

■「CVに手間取ったユーザ」に着目する意味

本機能により、USERGRAM利用企業の担当者様は、時間軸あるいは行動内容的に「手間取っているユーザ」をワンクリックで抽出することができます。CV数の裏側には、表面的な集計データ上には現れない、個々のユーザの異なる状況が存在するはずです。CVまでに手間取っているということは、「動線が分かりにくかった」「慎重に検討した」など、何らかの理由や障壁があることが想像できます。つまり「体験改善」という観点から見た時に、手間取ったユーザに絞って行動を観察することは、サービスの完成度を向上させるためにより意味があると言えます。

本機能をご活用いただくことで、ユーザが手間取った状況に想いを馳せ、より良い体験の改善につなげていただければと願っております。


                                              以上
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シーケンス分析クラウド USERGRAMは、ユーザ単位の時系列データ(シーケンスデータ)から、その行動の目的や、背景にある状況を把握し、マーケティング施策の企画立案に活かせるクラウドサービスです。

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■USERGRAM(ユーザグラム)について リンク
シーケンス分析クラウド「USERGRAM」は、顧客の行動の順序や流れ(シーケンス)を加味した行動データ分析によりユーザの『状況』を捉え、顧客体験(UX)の高速改善=UXグロースハックを実現するクラウドサービスです。従来高度なデータ解析技術が必要であったシーケンスの把握・分析を、専門外のスタッフでも簡単に行うことができます。USERGRAMは、真の意味でユーザ中心のデータドリブン・マーケティングを実現します。

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■株式会社ビービット リンク
設立 : 2000年3月
代表者 : 代表取締役 遠藤直紀
事業内容 : ビービットは、「エクスペリエンスデザインを実践できる組織への変革」を支援する企業です。2000年の創業以来、開発を続けてきた「ユーザ中心の方法論」に基づき、企業のエクスペリエンス運用業務を支援する「エクスペリエンス設計支援コンサルティング」および「シーケンス分析クラウド USERGRAM」を提供しています。2012年に台北、2013年に上海にて海外現地法人を設立。
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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