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はじめに
今回は、2007年に公開されたホワイトペーパー「Fleet management at scale: How Google manages a quarter million computers securely and efficiently」を紹介します。ここでは、Google社員が日常業務に使用する端末の管理を自動化するツールが紹介されており、興味深いことにその大部分がオープンソースを利用したものか、あるいは、Google自身が開発してオープンソース化したものになっています。実際にどのようなオープンソースが使われているのか具体例を紹介してみたいと思います。
業務用端末の管理項目
Googleでは、社員が日常業務に使用する標準端末として、Chromebookが採用されています。Chromebookの場合は、端末上に個人設定や個人ファイルを保存せずに利用できるクラウドネイティブな設計になっており、端末のさまざまな管理作業がはじめから自動化されています。しかしながら、業務上の必要性から、macOSやLinuxワークステーションなど、他の種類の端末も数多く使用されており、これらの管理を自動化するツールが必要となります。特にこのホワイトペーパーでは、次の5つの項目について、どのようなツールを使用しているのかが具体的に説明されています。
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