AIの開発・実行環境と連携する維持管理ツールを提供開始 AIの精度や稼働状況をモニタリングし、継続的な活用を促進

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)と、ウイングアーク1st株式会社(代表取締役社長:田中 潤、本社:東京都港区、以下:ウイングアーク1st)、株式会社グリッド(代表取締役:曽我部 完、本社:東京都港区、以下:グリッド)の3社は、グリッドのAI開発プラットフォーム「ReNom」上で開発したAIについて、精度や稼働状況をモニタリングする維持管理ツールの提供を本日から開始します。製造業を中心にReNomやインフラ環境を含めて展開し、1年間で10社への販売を目指します。



 近年、企業におけるAI活用は実用の段階に入り、製造業や流通業などで様々な用途での利用が進んでいます。しかし、業務データや環境などの導入後の変化によりAIの解析精度が低下するケースもあり、AIを効果的に活用していくためには性能監視や再学習といったAIの維持管理が必要です。

 今回提供する維持管理ツールは、ReNom上で開発を行い稼働するAIについて、実行結果や解析精度をモニタリングし、スコアリングや再学習の推奨を通してAIの結果の可視化や維持管理を効率化するものです。精度低下の要因となったデータの選出や、インフラと連携して再学習に必要なコンピュータリソースも用意することができ、企業は、精度を保ちながらAIを継続的に活用することが可能です。
 データの前処理から解析を中心とする機能を備えているグリッドのAI開発プラットフォーム「ReNom」に加え、AIの可視化を行うダッシュボードツールとしては、様々なデータの可視化を実現し、データから新しい気づきにつなげるウイングアーク1stのBIダッシュボードツール「MotionBoard」を活用しています。また、CTCは、インフラ環境としてAIハイブリッドクラウド「CTC Integrated AI Platform Stack(CINAPS)」を提供するとともに、設定やお客様の既存システムとの連携などのシステムインテグレーションを担います。
 今回の提供にあたり、製造現場で完成品の品質チェックを行う画像解析AIについて、可視化テンプレートやモニタリングの仕組みも開発しており、複数の生産ラインでAIを多用するケースでも早期な環境の構築が可能です。
 今後、CTC、ウイングアーク1st、グリッドの3社は協業を強化し、流通やライフサイエンスなどの製造業以外への展開も行い、お客様企業のAI活用を支援していきます。

■モニタリング画面のイメージ

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以上

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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