世界各地の通信事業者が自社の通信向けクラウド戦略の基盤として、VMwareの「5Gレディ」なNFVプラットフォームを採用

通信向けコア、エッジ、RAN製品の機能を強化し、通信向けクラウドポートフォリオを拡大

*本内容は、2020年2月26日(米国時間)に米国VMware, Inc.が発表した報道資料の翻訳版です。

【2020年2月26日(米国時間)パロアルト発】
VMware, Inc.(NYSE:VMW)は、通信/エッジ クラウドのポートフォリオの拡大、ならびに通信向けクラウドコア、エッジ、無線アクセスネットワーク(RAN)製品に関する機能強化について発表しました。VMwareの通信向けクラウドプラットフォームは、Millicom、Singtel、Telecom Italia、TeliVMware、TIM Brasilなど世界各地の通信事業者(CSP)に採用され、各社の収益化、サービスライフサイクル自動化、運用管理の簡素化に要する期間短縮に貢献しています。

VMwareのネットワーク機能仮想化(NFV)プラットフォームは、100社以上の事業者に採用され、その通信サービスを利用する加入者は世界で8億人に及んでいます。

通信/エッジ クラウドのポートフォリオを拡大するVMware

VMwareは、顧客の長期的な5Gの戦略的ビジョンと短期的な4Gビジネスゴールの達成を支援するために、コア、エッジ、RANを含む通信向けネットワークのあらゆる分野で通信向けクラウド製品群を継続的に強化しています。

昨年開催されたVMworld EuropeでProject Maestroとして発表されたVMware Telco Cloud Automationは、通信向けクラウド オーケストレーション/自動化のソフトウェア ソリューションです。VMwareは本日、このクラウド ファーストのソリューションの一般提供開始を発表しました。

VMware Telco Cloud Automationの主なメリット:
・収益化までの期間短縮: 仮想ネットワーク機能(VNF)、クラウドネイティブネットワーク機能(CNF)、またはネットワークサービスの設計やオンボーディングの実現にむけて、特定のベンダーに依存することなく標準に準拠したシンプルな手法で、サービスの収益化までの期間を短縮します。
俊敏なマルチクラウド運用の自動化: 包括的な意思決定エンジンを使用してポリシーを定義および適用することで、導入から実際の運用までを自動化します。

・顧客の利用体験の強化: 適応力と回復力を備えたサービスで、新しいレベルの顧客の利用体験を提供します。このソリューションは、リアルタイムの意思決定機能と包括的なテレコムクラウドの可視化機能を組み合わせ、最適なクローズドループ型の管理により、サービス品質を向上します。

・クラウドネイティブ ネットワークへの移行: 将来の変化に対応可能なサービスデリバリ基盤の実現にむけて、ネットワークアーキテクチャをOpenStackから、VMとコンテナベースのインフラストラクチャ上でシームレスなオンボーディングとオーケストレーションに対応する、クラウドネイティブ アプリケーションへと進化させます。そして、モダンかつ統合化されたネットワーク オーケストレーションの実現にむけて、コアとエッジ、そしてプライベートクラウドからパブリッククラウドへとワークロードを分散します。

・オーケストレーションの効率化: インフラのリソースを最大活用しつつ、一貫した運用と容易な導入の実現にむけて、VMwareのクラウドテクノロジとVirtualized Infrastructure Manager(VIM)へのネイティブ統合により、CSPオーケストレーションまでの時間を短縮します。

・相互運用の簡素化: モジュール方式およびモデルベース ソリューションとして構築された、Generic VNF Manager(G-VNFM)およびNFV Orchestrator(NFVO)コンポーネントにより、あらゆる規格に準拠したETSI MANOアーキテクチャを統合できます。また、Telco Cloud Automationは、ETSI準拠のインターフェースを介し、OSS / BSSシステムおよびService Orchestratorとの標準ベースでの統合を可能にします。さらに、VMware はVMware Ready(R) for NFV認定プログラムを通じて、インフラストラクチャとオーケストレーターの両方に パートナVNF認定を提供することにより、相互運用性を強化し、オンボーディングを容易にします。これまでTelco Cloud Automationは、Affirmed Networks、Altiostar、Altran、Avi Networks、Mavenir、Metaswitch、VeloCloudの各社のVNFとCNFとの間でテストや統合化が行われています。

さらに、VMware とMobiledgeX は本日、MobiledgeX Edge-Cloud R2.0 製品の、VMwareのTelco Cloud プラットフォーム上での実行が認証され、CSPとその顧客がサービスとアプリケーションをよりシームレスにエッジに展開可能になったと発表しました。クラウドをエッジに拡張し、セルラーインフラと統合することで、事業者とその顧客は同時に、新しく改良されたユーザ体験を創出できます。加えて、両社は主要なISVおよびチャネルパートナと協力し、業界をリードする業界別のアプリケーションをこのソリューションに統合します。

VMware Inc. 上席副社長 兼 通信/エッジ クラウド担当ゼネラル マネージャ
Shekar Ayyar(シェイカー・アイヤー)コメント
「CSPは、来る5G時代に向けて、新たなクラウドエコノミーに参加し、デジタルサービスプロバイダを目指し、進化する必要があります。世界中の通信事業者は、NFV上に構築された、ソフトウェア定義型で自動化された仮想化インフラを採用し、デジタル トランスフォーメーションを推進するためにVMwareを選んでいます。私たちは、現在の顧客の課題に対応するだけでなく、未来の商機に向けた準備となる包括的な通信/エッジ クラウドのポートフォリオを提供するために、引き続きイノベーションを推進します」

*US参考資料原文、および参考資料内コメントは下記URLよりご覧ください。(英語サイト)
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ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアのソフトウェアは、複雑化する世界中のデジタル インフラを支えています。ヴイエムウェアのクラウド、ネットワーキング、セキュリティ、デジタルワークスペースを、世界中のパートナ エコシステムを通じて顧客にダイナミックかつ効率性に優れたデジタル基盤として提供しています。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、ビジネスと社会に貢献するVMwareの革新的なイノベーションの提供からグローバル インパクトまで世界への貢献に努めています。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

VMware、VMware Telco Cloud Automation、VMworld、VMware Ready、VeloCloudは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。

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