勤怠管理の「KING OF TIME」とIT資産管理の「MaLionCloud」が連携!労働時間の適正な管理を支援

コンピューターソフトウェア開発の専門会社、株式会社インターコム(本社:東京都台東区、代表取締役会長兼社長 CEO:高橋 啓介)は、情報漏洩対策+IT資産管理 クラウドサービス「MaLionCloud」(読み: マリオンクラウド)を、株式会社ヒューマンテクノロジーズ様のクラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」(読み: キングオブタイム)と新たに連携させました。本連携機能は、現在提供中の「MaLionCloud」最新版(Ver.6.1)より対応します。

今回の連携により、両クラウドサービスを活用するユーザー企業は、打刻データを基にした勤怠管理、労働状況・残業状況の可視化、該当従業者への残業警告・PC強制終了など、36協定および働き方改革関連法を遵守した労務管理体制の実現に生かすことができます。

※「KING OF TIME」との連携による「MaLionCloud」労務管理支援機能の概要図
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2019年4月より施行された働き方改革関連法の目玉の1つである「時間外労働の上限規制」は、これまで大企業のみが適用の対象となっていました。2020年4月より、いよいよ中小企業についても本上限規制が適用開始となります。国内企業の約99%※1 を占める中小企業が規制の対象となることで、従業者の労働時間を適正に管理するための改善/改革が今まさにあらゆる企業にとっての最重要課題となっています。

「時間外労働の上限規制」への対応にあたり、まずは “労働時間の正確な現状把握” が欠かせません。「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」※2 によると、労働時間の確認/記録方法は、タイムカードやICカードによる記録、PCの使用時間の記録などの客観的な方法、あるいは使用者による現認を原則としています。さらに言えば、正確な現状把握を行うためにはこれらの手段を複合的に取り入れることが欠かせません。例えば、ICカードによる記録とPCの使用時間の記録を併用することで、ICカードによる記録上の労働時間とPCの使用時間に基づく実際の労働時間に乖離がないか把握することが可能となり、現場レベルで慣習的に行われているサービス残業などの実態をつかむことができます。

「MaLionCloud」では、このような労働時間の正確な現状把握を支援するべく、近年各種勤怠管理システムとの連携を進めてきました。今回新たに「KING OF TIME」と連携することで、働き方改革を志向する「MaLionCloud」ユーザーのニーズに、より広範囲に対応できるようになります。

今回の連携を含め、「MaLionCloud」が提供する労務管理支援機能の主な特長は次の3点です。

(1)収集ログを基に従業者の労働状況をレポート出力することで、サービス残業などの実態を一目で把握できる点。
(2)36協定上の時間外労働時間数を踏まえた警告表示やPC強制終了により、残業管理を徹底できる点。
(3)AIを活用した高度なレポート出力により、勤務時間の異常な従業者の傾向などを網羅的に発見できる点。

弊社では、今後も「MaLionCloud」の機能追加に加え、各種勤怠管理システムとの連携を積極的に進めることで、働き方改革を志向する「MaLionCloud」ユーザーに対し、高い利便性を提供し続けて参ります。


※1 中小企業庁 「中小企業・小規模事業者の数(2016年6月時点)の集計結果」より、国内全企業数は358.9万者、このうち中小企業・小規模事業者数は357.8万者(約99%)となっている。
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※2 労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン(2017年 厚生労働省)
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■株式会社ヒューマンテクノロジーズ様からのエンドースメント

今回のインターコム様による「KING OF TIME」との連携発表を心より歓迎いたします。近年産業界を通じて、長時間労働の是正をはじめとする働き方改革への取り組み意識が急速に高まっています。今回の連携により、「MaLionCloud」が管理するPCログと「KING OF TIME」が管理する勤怠ログを一元的に照らし合わせることが可能となります。より正確な実労働時間を把握できることが両サービスにとっての高付加価値となり、利用ユーザーに便益をもたらす要因になるものと確信しております。

株式会社ヒューマンテクノロジーズ チャネル開発部 藤澤 和香奈

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■「MaLionCloud」労務管理支援機能の主な特長

▼特長1:サービス残業をはじめ、従業者の労働状況を可視化する端末稼働状況レポート

「KING OF TIME」が管理する打刻データを「MaLionCloud」に集約し、「MaLionCloud」が管理するPC稼動データと合わせて従業者PC別に稼働状況をグラフレポートとして出力します。これにより、退勤処理後にサービス残業を行っている従業者がいないか、あるいは休憩時間帯に働いている従業者や就業時間内であるにも関わらず長時間に亘り働いていない従業者がいないかなどを確認できます。

※端末稼働状況レポート
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▼特長2:36協定上の時間外労働時間数を踏まえた警告表示とPC強制終了

従業者PCに対して、残業警告の表示や強制終了により残業を制御できます。まず、36協定および働き方改革関連法に対応した内容を「KING OF TIME」上に設定することで、設定に応じた警告が適宜実行され、管理者が長時間労働者の存在を把握します。次に「MaLionCloud」上で該当の従業者PCに対する警告表示の設定を行います。例えば業務終了時刻が迫ったタイミングで従業者PCに警告を表示して残業を抑制することができます。さらに終業時刻を経過してもなお稼動している従業者PCに対し、強制終了を実行できます。残業管理体制のシステム化により、長時間労働の是正を徹底できます。

※残業警告表示
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▼特長3:AIで高度なログ分析を行い、従業者の勤務時間の異常をレポート出力

「MaLionCloud」が従業者PCから収集した “OSログオン監視ログ” を基に、AIによるログの多次元分析を行い、積み上げグラフなどの統計図表としてレポート出力します。AIレポート上では、異常の度合いが高い順に従業者PCのログがリスト抽出され、統計グラフと “100” を最良とする総合スコアで分析結果が表示されます。各従業者PCのログオン/ログオフ状況をAIで分析することにより、従来のレポート機能と異なり、管理者があらかじめ想定していなかった収集ログの傾向を含め、過度な時間外労働の傾向などを網羅的に把握できます。なお、管理者は出力されたレポートから異常の傾向を把握し、その根拠となったログを確認した後、該当の従業者に対して注意を促すなどの対策を講じることが可能です。 

※AIレポート(ログオン監視ログ)
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■「KING OF TIME」との連携に対応した最新版「MaLionCloud」について

▼対応バージョン
MaLionCloud Ver.6.1以降
※オンプレミス型の「MaLion」も同様にVer.6.1以降で対応しています。

▼参考価格
月額 20,000円(従業者PC 20台の場合)より

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■関連URL

▼「MaLionCloud」Webサイト
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▼ニュースリリース・お知らせ
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▼画像データ
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■「MaLion シリーズ」 について

組織の情報漏洩対策やIT資産管理を総合的に支援するソフトウェアとしてインターコムが2006年に提供を開始。WindowsとMacの両端末の一元管理に対応し、外部デバイス(USBメモリ、スマホなど)接続監視、送受信メール監視、Webアクセス監視、印刷監視、アプリケーション起動監視、ファイルアクセス監視など、様々なPC操作監視機能を標準搭載しています。ユーザー企業の従業者数や組織体制、各種リソースなどを考慮した上でお選びいただけるよう、オンプレミス型の「MaLion」とクラウド型の「MaLionCloud」をラインアップしています。

最新版(Ver.6)の特長としては、従業者PCから収集した各種ログを基に、AIによるログの多次元分析を行い、積み上げグラフなどの統計図表としてレポート出力する機能を搭載。例えば、従業者PCのログオン/ログオフ時間の異常をAIが分析し、過度な時間外労働の是正に生かすことができます。また勤怠管理システムと連携し、従業者の労働状況や残業状況を可視化したり、残業警告および残業未承認の従業者に対するPC強制終了を実行したりできます。このように従来の情報漏洩対策機能やIT資産管理機能に加え、働き方改革を支援する機能の実装にも力を入れています。

※MaLionシリーズ Webサイト リンク

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■「KING OF TIME」 について

豊富な打刻手段でリアルタイムに勤怠集計ができ、「作業効率」と「コスト削減」の実現が可能となります。導入企業は19,000社以上、実利用者数は1,500,000人以上(2019年12月時点)と勤怠管理クラウド市場シェアNo.1※3 のサービスです。職種・業種を問わず幅広くお客様にご利用されています。

【KING OF TIMEの3つのポイント】
1.16年以上要望に応え続けた圧倒的信頼性!細かな要望に応えます!
2.導入から運用後も。豊富なノウハウと体制万全のサポート!
3.2019年4月からの「働き方改革関連法」にもバッチリ対応!

※KING OF TIME Webサイト リンク
※3 2019年 富士キメラ総研調べ:勤怠管理Saas市場 利用ID数より。

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■株式会社インターコムの会社概要

設立: 1982年6月8日
代表取締役会長兼社長 CEO: 高橋啓介
資本金: 8,400万円
本社所在地: 〒110-8654 東京都台東区台東1-3-5 反町ビル
TEL: 03-3839-6231(代表)
URL: リンク
事業内容: 1982年の創業以来、“通信のインターコム”として「まいと~く」 「FALCON」 「Biware」など、数々のヒット商品を生み出してきました。現在は「通信」 「リモートソリューション」 「運用管理」 「働き方改革」の4つの事業テーマで企業向けソフトウェアの企画・開発・販売を行っています。メガバンクなど金融機関で多数の導入実績を誇るリモートソリューションの「RemoteOperator」をはじめ、運用管理の「MaLionCloud」など、近年ではクラウドサービスによるソフトウェアの提供にも力を入れております。

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■商品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社インターコム
営業本部 クライアント管理グループ
TEL: 03-3839-6769
お問い合わせフォーム:
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■ニュースリリースに関する報道関係者からのお問い合わせ先

株式会社インターコム
営業本部 営業推進部 広報宣伝グループ 山中 弘重、澤田 季治
TEL: 03-3839-6775  
E-mail: market011@intercom.co.jp


※interCOM は、株式会社インターコムの登録商標です。
※その他、記載されている会社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。

このプレスリリースの付帯情報

「KING OF TIME」との連携による「MaLionCloud」労務管理支援機能の概要図

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