日立システムズの「FutureStage 製造業向け生産管理システム」とRPAテクノロジーズの「BizRobo! mini」を連携

中堅・中小規模の製造業向けに、製造現場の働き方改革や生産性向上を支援するサービスを販売開始



■概要
 株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:北野 昌宏、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、中堅・中小規模の製造業向けに提供している基幹業務パッケージ「FutureStage 製造業向け生産管理システム」のオプションサービスとして、RPAホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 知道、以下、RPAホールディングス)子会社で、RPA*1のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大角 暢之、以下、RPAテクノロジーズ)のRPAソリューション「BizRobo! mini」を活用した製造現場の生産性向上を支援するサービスを本日から販売開始します。

■背景
 近年、企業はグローバル化の進展による競争の激化や少子高齢化による労働人口の減少、生産性の低さなど、多くの課題に直面しています。そのため、多くの製造業では統合型基幹システム導入による業務効率化を図っていますが、紙帳票からシステムへの入力・チェック作業、表計算ソフトウェアからシステムへの転記作業など、いまだに人手を介する業務が存在しており、生産性向上に向けた課題となっています。
 こうした課題に対し、RPAテクノロジーズは、業務の自動化をスモールスタートしたい中小企業やRPA導入を部署単位で検討したい大企業などを対象にRPAソリューション「BizRobo! mini」の提供を2018年11月から開始しています。また、日立システムズは昨年4月に販売開始した企業の業務効率化や生産性向上を支援する「業務効率化支援サービス」でも、RPA 製品の一つとして「BizRobo! mini」を活用しています。

■詳細
 こうした背景を踏まえ、日立システムズは、「FutureStage 製造業向け生産管理システム」とRPAテクノロジーズの「BizRobo! mini」を連携させ、RPAによる製造現場の生産性向上を支援するサービスを「FutureStage 製造業向け生産管理システム」のオプションサービスとして販売開始します。
 日立システムズの基幹業務システム「FutureStage」は、主に中堅・中小規模企業の製造業や流通業などに向けて、生産管理や販売管理などの機能を提供しており、これまで累積4,000システム以上の導入実績があります。
 今回、販売開始するオプションサービスでは、例えば、「FutureStage」に新たな製品情報を登録する際に、「BizRobo! mini」を活用することで、品目マスタ、単価マスタ、構成マスタなど複数のマスタ情報の整合性をとった状態で紙帳票や表計算ソフトウェアから自動的に登録することが可能となります。そのほかにも、受注時に必要な注文データなどを「FutureStage」へ自動登録することや、出荷や生産が遅れている品目、欠品が発生しそうなリストを自動で作成し、担当者にプッシュ型のアラートとして送信することが可能になります。
 これまで統合型基幹システムではカバーすることが難しかった人手を介したシステムへの入力・転記作業が自動化され、省力化および人為的ミスを防止することにより、製造現場の生産性向上を支援します。
 なお、今回自動化される部分はテンプレートとして部品化されており、「FutureStage 製造業向け生産管理システム」に簡単に導入することが可能です。

 今後、日立システムズは、機能強化した「FutureStage 製造業向け生産管理システム」を中堅・中小規模の製造業向けに拡販し、2020年度末までに累計約30億円の販売をめざします。
 さらに、「FutureStage 製造業向け生産管理システム」と、「業務効率化支援サービス」のRPA、OCR*2、AI-OCR製品や業務分析・可視化サービス、BPO*3サービスなどを連携させたサービスの提供を検討し、製造現場のさらなる働き方改革や生産性向上を支援していく予定です。

*1 RPA(Robotic Process Automation):ソフトウェアロボットを活用した業務の自動化手法。
*2 OCR(Optical Character Recognition/Reader):手書きや印刷された文字を、スキャナやカメラによって読みとり、データと照らし合わせ文字を判断し、電子テキストに変換する技術や装置。
*3 BPO(Business Process Outsourcing):業務の外部委託。

■今回、販売を開始する「FutureStage 製造業向け生産管理システム」のオプションサービス一覧
[画像1: リンク ]



■価格(税抜)
 個別見積もり

■今回、販売を開始する「FutureStage 製造業向け生産管理システム」のオプションサービスのWebサイト
 リンク

■受注業務における自動化の例
[画像2: リンク ]


■RPAソリューション「BizRobo! mini」について
 「BizRobo! mini」は、全画面表示される直観的なインターフェースで「BizRobo!」をよりお手頃な価格でご利用いただけるサービスです。RPAテクノロジーズのサーバーと認証するだけで、デスクトップ実行型として利用出来るため、短期間での導入が可能です。また、クライアント型RPAのため、費用を抑えた最小構成での利用が出来るため、全国あらゆる規模の企業でスモールスタートが実現出来ます。
 詳細は リンク をご覧ください。

■日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」について
 「FutureStage」は、株式会社日立製作所、株式会社日立ソリューションズ、日立システムズ、株式会社日立ソリューションズ西日本の4社が開発・販売してきた中堅・中小規模企業向けの基幹業務パッケージを統合し、業種・業務別に体系化して2013年4月より販売している製造・流通業向け基幹業務ソリューションのブランドです。

■日立システムズが提供する日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」について
 日立システムズが販売する「FutureStage」は、製造業や流通業などの生産管理や販売管理などを行う基幹業務システムのシリーズ製品で、主に中堅・中小規模企業のお客さまを対象に累積4,000システム以上の導入実績があります。特に、各業界特有の業務要件を満たした機能を標準で備えた特定業種向けシステムは、カスタマイズをせずに導入できるモデルとして多くのお客さまに採用されています。
 詳細はリンク をご覧ください。

■日立システムズの中小企業に対する取り組みについて
 日立システムズは、2018年から経済産業省が中小企業・小規模事業者の生産性向上を目的に実施している「IT導入補助金」のIT導入支援事業者として登録され、「FutureStage クラウド型製造業向け生産管理システム」をはじめとした、各種ITツールを提供しています。
 また、中小企業のIT活用を支援するITベンダー等を情報処理支援機関として認定する制度に申請し、2018年10月にスマートSMEサポーターとしても認定されるなど、中小企業が抱える経営課題の解決を多様なデジタルサービスを通じて支援する取り組みに注力しています。

■RPAテクノロジーズについて
 RPAテクノロジーズ株式会社は、クライアント企業の新規事業に対する投資及びコンサルティングサービスを手掛けるオープンアソシエイツ株式会社(現:RPAホールディングス株式会社、東証マザーズ証券コード6572)より、会社分割により100%子会社として2013年7月に設立しました。主に、コンピュータ、その周辺機器およびそのソフトウェアの開発、設計、製造、販売ならびに輸出入業務/情報処理サービス業およびコンサルタント業務/情報提供サービス業/マーケティングリサーチおよび各種情報の収集分析などを手掛けています。
 詳細は リンク をご覧ください。

■日立システムズについて
 株式会社日立システムズは、幅広い規模・業種システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みのITサービス企業です。多彩な「人財」と先進の情報技術を組み合わせた独自のサービスによってお客さまのデジタライゼーションに貢献し、新たな価値創造に共に取り組み、お客さまからすべてを任せていただけるグローバルサービスカンパニーをめざします。
 詳細は リンク をご覧ください。

■お客さまからのお問い合わせ先
 株式会社日立システムズ
 商品お問い合わせ窓口:TEL 0120-346-401(受付時間:9時~17時/土・日・祝日は除く)
 お問い合わせWebフォーム:リンク

以上

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]