ネックスピーカー型デバイスを使った対話音声取得システムを開発

オンキヨー株式会社では、ネックスピーカー型デバイスを使って対話の音声を取得してテキスト化するシステムを開発しましたのでお知らせします。



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オンキヨーでは、ウエアラブル端末を使用した、AIアプリケーションをより簡単に活用できるシステムのご提案として、ネックスピーカー型の音声入力デバイスの開発を進めてきました。

ネックスピーカーはハンズフリーで使用でき、耳を塞がないため、周囲の音を聞きながら音声の入力を行うような現場での活用に適しています。AIの進化により、音声を使ったデータ入力のニーズは今後大きく広がっていくと考えられており、チャットボットとの対話形式で音声入力を行うなど、様々な現場での応用が期待されています。

今回開発した対話音声取得システムでは、オンキヨーがAI対応スマートスピーカーの開発で培った音声取得技術を活かし、ネックスピーカーを装着した本人の音声だけでなく、話し相手の音声も取得して、会話をテキスト化します。

従来の音声取得機器やシステムの多くは装着者の声を取得することはできましたが、話し相手の音声を取得するのに適していませんでした。今回開発したシステムでは、装着者の音声に加え、相手の音声を取得するための専用のマイク設計と音声処理を行う事で、装着者と話し相手の両方の音声の取得が可能になっています。

また、複数のネックスピーカーを接続し、各ネックスピーカーで取得した対話音声のテキスト化と同時に、音声と位置情報をサーバーに記録出来るため、会話をデータ化して解析などに利用する事が可能です。

例えば複数の場所で話をされている対話データの解析から起きている事象のトレンドを把握したり、対話記録をもとにキーワードなどの紐付を行う事で指導者や熟練者などのナレッジをデータベース化するなどの応用が考えられます。

ウエアラブルでハンズフリー使用ができ、装着者と対話者の音声が取得できる本システムは、農業現場や製造現場での指導記録や作業記録、医療現場、介護現場での対話記録など、様々な分野で活用が可能と考えています。

【関連リンク】
・スマート農業推進に向け、ハンズフリーのデバイスを活用した音声入力システムの実証実験を実施(12月6日)
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以上

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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