新聞協会賞受賞「データの世紀」 連載を書籍化



2019年度の新聞協会賞を受賞した日本経済新聞の連載企画「データの世紀」(日本経済新聞データエコノミー取材班=編)が18日、日本経済新聞出版社から出版されました。2018年4月に掲載を開始した「データの世紀」と、ネット社会に関する一連の調査報道の記事を加筆修正し、再構成してまとめたものです。

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本書のもとになった一連の記事は、新聞協会賞受賞時に「データを巡る社会の諸相を海外事例を含め多角的に紹介したものです。記者自身がデジタル取引を体験取材し問題を提起するなど、難解なテーマを身近な問題として分かりやすく読者に伝えました」と、高い評価を受けました。

書籍化にあたっては、記事で取り上げた話題に関し最新の情報を加えました。取材班が2019年8月に報じた、大手就活サイト「リクナビ」を巡る就活生の内定辞退率予測データの不適切な販売の問題(リクナビ問題)についても、大幅に加筆しています。

個人や企業が、あらゆるデータを使って新しい富やビジネスを創出する「データエコノミー」は急速に世界に広がり、国家による規制の強まりなど、これらを取り巻く環境もめまぐるしく変化しています。本書は、そうした最新の動きを理解できる内容になっております。

日本経済新聞出版社のサイトはこちら 
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目次
第0章 「リクナビ問題」の衝撃
第1章 世界が実験室
第2章 「私」が奪われる
第3章 採点される人生
第4章 数字が語る
第5章 支配の実像
第6章 混沌の新ルール

連載「データの世紀」
2018年4月に日本経済新聞で掲載が始まり現在も連載中です。グーグルやフェイスブックなど「GAFA」と呼ばれる米IT大手によるデータの寡占の現状や、あらゆる事象がデータ化されることでの日常生活の変化、国による規制の動きなどのテーマを取り上げてきました。マクロ経済や企業経営、法務など各分野の取材経験がある専従メンバー7人のほか、米シリコンバレーや中国の支局を含めた国内外の記者やエンジニアらが担当しました。日本企業のデータ管理体制や、AI(人工知能)に詳しい人材分布の国際比較といった調査報道も随時掲載しています。

本件に対する問い合わせ
日本経済新聞社 広報室 TEL:(03)3270-0251 (代表)

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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