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世界初の乾電池を発明したのは、実は日本人だった!? 200年間のアイデアを一挙収録した『エネルギーの愉快な発明史』が発売!

河出書房新社 2019年10月11日 10時00分
From PR TIMES



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再生可能エネルギーの「埋もれた発明」が、今後のエネルギー問題を解決する!?
なんと、すべて実験が成功していた200年間の多種多彩なアイデアを一挙収録!

さまざまな理由から、結局は普及せず、長らく忘れられてきたアイデアを中心に80近くの多彩な発明を、これからのエネルギー活用に再び役立てる提案の書『エネルギーの愉快な発明史』発売! 240年前からのエネルギー発明史を図解で追いながら、普及しなかった奇想天外なアイデアや今後に生かせそうな具体例などを豊富に紹介する。日本の4例(屋井先蔵の世界初の乾電池、地熱発電、電気自動車「たま」、こたつ)、及び図版も多数収録。


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再生可能エネルギーとクリーンな技術の潜在的な力を証明すること。現代社会が化石燃料への依存度を減らすために取るべき唯一の方法が、そうした技術である。前世代のあらゆる研究者や発明家は、そうした技術の力を証明してきた。互いに協力し、クリーンで効率的なエネルギー供給方法を試みることは、環境に寄与するだけでなく、世代から世代へと受け継がれてきた自然な論理でもある。
ーー「まえがき」より

【日本の読者に向けてーー監修者セドリック・カルル、トマ・オルティーズからの推薦文】
イノベーションの国である日本は、数多くの新技術を生み出してきた。日本では伝統と新機軸、ローテクとハイテクが共存し、代々受け継がれてきた職人技と最先端のテクノロジーが補い合うように存在する。
私たちは、研究を始めたころからずっと、こうした新旧の共存から有益なヒントを得てきた。『エネルギーの愉快な発明史』の母体である「往年のエネルギー」研究計画をスタートさせたとき、私たちが目標に掲げたのは、なかば忘れられた過去のアイデアや特許を見つけだし、現在の必要に見合うものにすることだった。
研究を始めて2年目、日本の豊かなエネルギー史の探求につながることを期待して、私たちはホームページを日本語に翻訳した。言うまでもなく日本もまた、ほかの国々と同様、いま異常気象や化石燃料依存の問題に対してすみやかな対応を迫られている。
日本で実現したこの初めての翻訳は私たちにとって本当に喜ばしい。歴史の転換期にいつもめざましい適応ぶりを示してきた日本は、これからも他の国々に貴重なヒントを提供することだろう。
私たちの研究チームは自らの持つ知識すべてを本書の刊行に役立てた。本書を通じて多くの人が現在の課題を認識し、協力と研究のきっかけをつかみ、エネルギーの革新とローテクの積極的活用が補い合う独自のエネルギー史の発展に参加してくれることを願っている。


【目次】 *下線を引いてある項目=日本の例
まえがき/はじめに
貴重な史料
1780 ラヴォワジエの足温器
1792 ジョゼフ・モンゴルフィエの水撃ポンプ
1806 クロード、ニセフォールのニエプス兄弟によるピレオロフォール
1816 ロバート・スターリングのスターリングエンジン
1820 フランソワ・ド・ラルドレルの地熱炉
1826 スタニスラス・ボードリの乗合馬車
1839 ウィリアム・グローヴの水素燃料電池
技術の進歩にはどんな意味があるか
1850 モントルイユのモモ園の壁
1852 マグヌス効果とその応用
1859 エティエンヌ・ルノワールの馬なし馬車
1859 エムリック・ルシスの踏み車
1869 回転自転車
1869 シャルル・クラモンのサーモパイル
1873 ルイ・メカルスキーの圧縮空気トラム
1875 M・ユレの犬を動力とする三輪車
1875 ジュール・ヴェルヌの『神秘の島』
1879 ジュール・ヴェルヌの『インド王妃の遺産』
1880 アレクサンダー・グラハム・ベルのフォトフォン
1881 ギュスターヴ・トルーヴェの電気三輪車
1881 ギュスターヴ・トルーヴェの電気ボート
1882 オーギュスタン・ムーショの太陽炉を利用した印刷機
1884 ティサンディエ兄弟の飛行船
1887 屋井先蔵の世界初の乾電池
電気飛行機の歴史
1891 クラランス・ケンプの太陽熱を利用した湯沸かし器第一号
1894 ヘイゼン・ピングリーのジャガイモ畑計画
1897 ニコラ・テスラの無線送電
知的財産権は社会全体の利益を損なうのか
特許による保護か情報公開か
1898 電気エンジンによるポルシェ第一号
1899 カミーユ・ジェナッツィの魚雷型電気自動車
1900 生物発光による照明
1900 ヒマラヤ神父の太陽炉
1901 アドルフ・シャイエの100年電球
哲学者シモンドンとともに機械を開く
1901 生活用水を供給する風車
1901 エミール・ゾラの『労働』
デザインフィクションで未来を考える
1902 トーマス・エジソンの自動車用バッテリー
1903 イシドーロ・カバーニャスのソーラー・アップドラフト・タワー
1905 エンリコ・フォルラニーニの水中翼船
1906 フランクリン・スミスの電磁気移動装置
1913 フランク・シューマンの太陽熱発電所
1914-1918 シャルル・フリの電池
1919 日本の地熱発電
1920 石炭や薪で走る自動車
1920-1940 電気による最初の都市交通手段
1926 圧力鍋の誕生
1928 ハサン・カメル・アル=サバの太陽光ユートピア
1930 ビアリッツにあるポール・グラッセの吸上げポンプ
1939年以降 カーシェアリングの始まり
1941 マルセル・イスマンとジルベール・デュセリエのバイオガス
1945 ザウラーの水素燃料トラック
1947 石油を作るウェルシュ菌
1947 電気自動車「たま」
光合成する人間
1950 ジャイロバス
1960-1983 セネガルの太陽ポンプ
1963 ハロルド・ベイトのバイオガス自動車
1969 クローヴィス・ハンクスの流体による防寒服
現代美術に見られるエネルギー
1969 ジャン・パンの堆肥タンクによる給湯装置
1969 ジャン・ベルタンのホバートレイン
1970 こたつの最盛期
1970-1980 アブドゥ・ムムニの太陽エネルギー利用
1974 ルロワ氏が電気自動車に改造したシトロエン2CV
1974 トロンブ壁
1974 アムステルダムの電気自動車シェアリング
1977-2018 ペダル式飛行機
1979 ホワイトハウスの太陽光パネル
1979 電動アシスト自転車のレース参加疑惑
歩行——過去から未来への移動方法
1979 ジャン=リュック・ペリエの水素自動車
1980年代 ヒュー・ピゴットの風車
1980 カール・コルデッシュの充電式アルカリ電池
エネルギー貯蔵の監視機関は作れるか
1993 エミール・ルレの自家用車改造
訳者あとがき/著者紹介/図版出典


【書誌詳細】
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『エネルギーの愉快な発明史』
ベルトラン・ピカール 序文
セドリック・カルル/トマ・オルティーズ/エリック・デュセール 監修
岩澤雅利 訳

46判/256ページ
ISBN:978-4-309-25400-5
発売日:2019.10.15
本体2400円(税別)
河出書房新社刊
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【著者プロフィール】
序文/ベルトラン・ピカール
ソーラー・インパルス財団発起人兼会長

監修/セドリック・カルル
フランス人とスイス人の両親を持つデザイナーで、シンクタンク「アトリエ21」の創設者。気候とエネルギーの差し迫った問題を総合的に考察する。芸術・デザイン・先端テクノロジー・社会の刷新・持続的発展を組み合わせ、実験的でアカデミックな活動を展開。ソーラーサウンドシステムと参加型研究チーム「往年のエネルギー」を設立し、スイスでは教育プロジェクトも立ち上げている。

監修/トマ・オルティーズ
技術者、芸術家。フランス人とスペイン人を両親に持つ。研究の対象はエネルギー、生物、テクノロジーに及ぶ。技術の新たな選択肢と歴史に関心を寄せ、「往年のエネルギー」計画の創設メンバーでもある。アトリエ21ではアルカリ電池テストの試みである「レジェンボックス」を推進し、一般市民に参加を呼びかけている。

監修/エリック・デュセール
批評家、司書。出版社では双書の監修者を務める。フランス国立図書館で印刷物のデジタル化を担当。歴史に埋もれた書き手たちを20年ほど前から研究し、彼らのテクストの復刊にあたる。「ル・モンド・ディプロマティック」、「カンゼーヌ・リテレール」、「マトリキュル・デザンジュ」、「ルヴュ・デ・ルヴュ」に記事を書いている。

訳者/岩澤雅利(いわさわ・まさとし)
翻訳家。東京外国語大学ロマンス系言語専攻修士課程修了。訳書に、P・パソル『ルイ・ヴィトン 華麗なる歴史』、T・ピケティ『格差と再分配』(以上共訳)、S・ローラン『イスラム国』などがある。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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